ユ・インス「今日もあなたに太陽を」でパク・ボヨンと再会“感慨深かった”

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写真=ユ・インス SNS
俳優のユ・インスが「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」に関する一問一答を行った。

Netflixシリーズ「今日もあなたに太陽を」で、パニック障害を患っている実習生のチ・スンジェ役を演じたユ・インスは、所属事務所を通じて作品に対する愛情を伝えた。

ユ・インスが出演した「今日もあなたに太陽を」は、Netflixで視聴することができる。また彼は、昨年12月15日に公開されたTVINGオリジナルシリーズ「もうすぐ死にます」を通じてイメージチェンジを図った。

――「今日もあなたに太陽を」放送終了の感想をお聞かせください。

ユ・インス:愛情をもち努力して撮影した作品なので、心配も期待も大きかったです。実際に作品を見ると、とても幸せな気持ちになります。

――「今日もあなたに太陽を」への出演を決めたきっかけは?

ユ・インス: イ・ジェギュ監督が作品を準備しているという話を聞いた時から、出演したいという気持ちが大きかったです。そんなある日、監督が直接「スンジェという人物がいるが、やってもらえる?」と連絡してくださり、喜んで参加することに決めました。

――スンジェを演じたときのポイントや見どころはありますか?

ユ・インス:彼が持っている痛みを表現するより、その痛みと一緒に生きていく彼の人生を表現しようと努力しました。

――イ・ジェギュ監督と「今、私たちの学校は…」以来の再会でしたが、記憶に残る演出やディレクティングはありますか?

ユ・インス:監督はいつも僕を信じてくださり、何でもできるという気持ちでディレクティングをしてくださいました。期待に応えたいというプレッシャーもありますが、監督と一緒の時は、自信をもって演技をすることができると思います。

――デビュー作品の「力の強い女ト・ボンスン」で共演した、パク・ボヨンさんとの再会はいかがでしたか?

ユ・インス:すべての瞬間が、不思議でした。先輩と再び共演する機会をいただけて、「力の強い女ト・ボンスン」以降、本当に頑張ってきたなと感慨深かったです。しかも僕を覚えていてくださり、僕の作品も見てくださったと聞いた時は、世界のすべてが自分のもののように思えました。

――パニック障害の体験をするとき、水の中に入ったような演出がありましたが、どのように演じましたか?

ユ・インス:大きな水槽に水を入れて、実際に入りながら撮影し、その部分と実際に演じた部分を合わせた場面です。パニック障害を経験している方々のもどかしさを表現するために努力しました。

――撮影現場の裏話を教えてください。

ユ・インス:スンジェという人物の不安が現れる習慣を、僕は手のひらのたこをつぶすことにしましたが、撮影中にずっとつぶしていたら血が出てしまい、痛かったです。

――一番記憶に残るシーンはどこですか?

ユ・インス:第3話のパニック障害に関する話をするシーンで、僕は不安な状態で呼吸を不安定にして演技をしていたのですが、「スンジェさん、薬飲んでください」というセリフを聞いて、自然に呼吸が安定し、本当に慰められたような気持ちになりました。撮影が終わった後も、その時の気持ちがとても不思議で幸せでした。パク・ボヨン先輩の力をとても大きく経験した瞬間でした。

――スンジェや、スンジェと同じ痛みを経験している方々に伝えたいことはありますか?

ユ・インス:きっとまた晴れた朝が来て、幸せが訪れます。「スンジェ、幸せになろう!」

――作品をご覧になった視聴者の方々と、これからご覧になる方々に一言お願いします。

ユ・インス:スンジェと同じ痛みを経験している方々の気持ちを、ほんの少しでも感じてみようとたくさん努力しました。それでも僕の演技が、失礼になるのではないかという心配を抱えて演技をしました。しかし、そのような方々の苦痛よりも、その苦痛を抱えて生きていく気持ちに共感して、演じてみようと努力したので、その気持ちを一緒に感じていただければと思います。

記者 : パク・スイン