「アスダル年代記2」シン・セギョン“キャラクターの気持ちに深く共感できた”

OSEN |

写真=EDAMエンターテインメント
女優のシン・セギョンが、「アラムンの剣:アスダル年代記」放送終了の感想を語った。

シン・セギョンは最近韓国で終了終了したtvN土日ドラマ「アラムンの剣:アスダル年代記」で、血と涙、これ以上の痛みや犠牲が生まれないアスダルを夢見たが、皆のために正しい選択をしたタンヤ役を務め、最後まで熱演を披露して有終の美を飾った。

彼女は、劇中でアスダルの大帝官として、階級に関係なくすべての民を平等に扱い、愛をもって温かく接する人物を演じた。8年という歳月の中で、王と王妃という強力な権力の構図の中で生き残るために外柔内剛型の人物に成長し、理想の世界を手に入れるために大きな絵を描きながら、一つひとつ実行に移す人物をリアルに表現した。

この過程でシン・セギョンは、安定した演技とキャラクターの表現力で視聴者を引き込んだ。視聴者も彼女の演技を高く評価した。

―― 「アラムンの剣:アスダル年代記」が終了しました。ドラマを終えた感想をお願いします。

シン・セギョン:「アラムンの剣:アスダル年代記」を視聴してくださった多くの方々に心から感謝申し上げます。今回の作品では私自身、多くのことを学ぶことができましたし、やりがいのある時間だったと思います。

――ドラマの最終話でのタンヤの行動は、とてもタンヤらしかったと思えるほど強烈で、印象的でしたが、演じてみていかがでしたか?もし自分がタンヤだったら、どのような選択をしたと思いますか?

シン・セギョン:戦わずに、苦しくない世界を作ろうとしたタンヤの気持ちに、私も深く共感しました。しかし、私だったらタンヤのように行動するのは難しかったと思います。多くのことに責任を持って、また耐えなければならないことであるので、怖がりな私は、大帝官の身分であるとしても、タンヤのように勇気を出せなかったと思います。

もし人間シン・セギョンがタンヤとして世の中を変える運命を持っていたとすれば、おそらく劇中で最高の神であるアイルズが、私が怖がりな人間であることに配慮して、別の方法で終着駅にたどり着くことができるように道を開いてくれたのでは? と想像してみます。そういった点で、撮影を通して登場する多くのキャラクターから多くのことを学び、感じることができました。また、普段生活をしながらなかなかできないことに、作品を通して思う存分挑むことができたと思います。

―― 「アラムンの剣:アスダル年代記」は、壮大な物語や映像で注目されました。シン・セギョンさんが撮影中に一番不思議に思ったことは何でしょうか?また同僚俳優たちとの共演はいかがでしたか?現場現場のビハインドを教えてください。

シン・セギョン:「アラムンの剣:アスダル年代記」は、私が参加した作品の中でCGの割合が高い方なので、時々私も現場での撮影方法がとても不思議に思いました。私も視聴者として、このシーンがどのように完成するだろうかと楽しみでした。もちろん、俳優たちとの相性も良かったです。膨大なスケールをカメラに収めなければならないので、時には撮影が大変な瞬間もありましたが、俳優やスタッフの皆さんが、尊重し合って、配慮し合う素敵な現場だったと思います。

―― シン・セギョンさんが選ぶ最も印象的な台詞やシーンは何ですか?また、印象に残っている視聴者の反応はありますか?

シン・セギョン:私が演じたシーンではありませんが、第6話でタゴン(チャン・ドンゴン)とヌンビョル(イ・シウ)が会話するシーンが本当に好きです。「血筋に神聖かどうかなどない。血はただの血です。どんな色であろうと」というヌンビョルのこの台詞は、ドラマを貫くとても重要な内容だと思います。同じように、第4話のエンディングでタンヤが皆の前でイグトの血が神聖だと宣言して知らせるシーンもとても印象に残っています。

台詞が簡単ではなかったので、どのように演じればいいのかすごく悩みました。人々の長年の偏見を覆すシーンなので、本当にうまくやり遂げたいというプレッシャーも大きかったので、余計に悩んだのだと思います。第4話のエンディングを見ながら、私も視聴者として本当にワクワクして楽しかったのですが、視聴者の皆さんも一緒に楽しんでいただいたようで、とても嬉しかった記憶があります。

―― タンヤは過去8年間、アスダルを手に入れるために激しい権力争いの中で賢くなったのはもちろん、内面もより強固になった大帝官のキャラクターでした。演じながら、タンヤを表現するために最も意識した部分は何でしたか?また、劇中の背景が上古時代であるため、キャラクターを表現することは容易ではなかったと思いますが、それをうまく活かすために悩んだことがあれば教えてください。

シン・セギョン:使う言葉自体が難しいので、セリフを十分理解することに力を入れました。作品が取り扱っている内容そのものが深くて立体的なので、キャラクターの言葉や行動に真心を込める方法をたくさん悩みました。また、人物間の葛藤の要素が、私たちの日常生活の中で簡単に接するものではないので、より一層そのような方向で悩んだと思います。

―― 最後にドラマの視聴者やファンの方々への挨拶と、今後の活動計画をお願いします。

シン・セギョン:「アラムンの剣:アスダル年代記」を視聴してくださった皆さんに、心から感謝申し上げます。ドラマと共にした時間が、皆さんの心の中に楽しい経験として残ることを願っています。私は最近、次回作を一生懸命に撮影していますが、まもなくお会いできるように最善を尽くします。いつも健康で幸せでありますように。ありがとうございます!

記者 : ヨン・フィソン