フェンシング元韓国代表ナム・ヒョンヒ、詐欺幇助の疑いで告訴

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB、チャンネルA「ニュースA」放送画面キャプチャー
フェンシング元韓国代表のナム・ヒョンヒが、元恋人のチョン・チョンジョの詐関関与の疑いを強く否定している。しかし、これと関連して告訴状が追加で提出された。

警察によると、20代の男性A氏と知人B氏は16日、ソウル松坡(ソンパ)警察署にナム・ヒョンヒを詐欺幇助の疑いで告訴した。

A氏は今年7月、自己啓発のための集まりでチョン・チョンジョに出会い、アプリケーション開発への投資の提案を受けた。A氏はチョン・チョンジョに約2億ウォン(約2,300万円)を投資したが、その後回収はできなかったという。

これに対し、A氏は「アプリケーション開発のためのオンライン会議の時、ナム・ヒョンヒが一緒に参加し、会議内容を聞いて称賛までしていた」とナム・ヒョンヒを告訴した理由を明かした。また、A氏は彼女が運営するフェンシングアカデミーで200万ウォン(約23万円)を超える費用を決済したこともあるという。

これと関連してナム・ヒョンヒは「ナム・ヒョンヒはすでにチョン・チョンジョがアプリケーションの開発とコンサルティングを通じて大金を儲けていると騙されている状態だった」とし「会議には2回程度姿を見せただけだ」と釈明した。

写真=マイデイリー DB
今回の告訴で3件だったナム・ヒョンヒに対する告訴と告発は、計5件となった。警察は提出された告訴・告発の内容をもとに、彼女の関与有無について調査を続けていく方針だ。

これに先立って先月28日、ソウル江西(カンソ)区のキム・ミンソク議員がソウル警察庁にナム・ヒョンヒの共犯の可能性を提起し、これを捜査してほしいという内容の陳情書を提出した。ナム・ヒョンヒが名誉毀損で告訴するとこれに反訴し、7日にはナム・ヒョンヒを窃盗および情報通信網法違反の疑いで告発した。

現在、ナム・ヒョンヒはチョン・チョンジョに11億ウォン(約1億2,800万円)以上の被害を受けたとされるフェンシングアカデミー受講生の保護者に共犯として訴えられた。しかし、彼女は自身のInstagramを通じて「何のためにこれまで積み上げてきた名誉を失墜させてまで詐欺を犯すだろうか」とし「私が一番の被害者だ」という長文のコメントを掲載するなど、自身をめぐる疑惑を強く否定している。

また、チョン・チョンジョからプレゼントされた高価外車、ブランドバッグ、衣類、アクセサリー、貴金属類など、計48点を警察に自ら押収申請し、所有権放棄書も一緒に提出した。

チョン・チョンジョは、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺などの疑い)で拘束され、取り調べを受けている。23人の被害者から投資金の名目で約28億ウォン(約3億2,500万円)を騙し取った疑いが持たれている。

記者 : カン・ダユン