ONF、韓国人メンバーの兵役終了後初のカムバック“除隊したら怖いものがなくなって自信がついた”

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写真=WMエンターテインメント
ONFが、韓国人メンバーの除隊後、カムバックを果たした感想を明かした。彼らは10月4日、7thミニアルバム「LOVE EFFECT」をリリースした。

今回のアルバムは、ONFが新しく迎えた季節の中で始まった愛について歌ったアルバムだ。タイトル曲である「Love Effect」は、愛を感じる瞬間の告白をONF特有の爽やかさで表現した歌であり、さまざまな感情のトンネルを過ぎてきたメンバーたちがより深くなった感性で再会した恋を語る楽曲だ。

「LOVE EFFECT」は韓国人メンバーが全員除隊した後、初めて披露したアルバムという点で大きな関心を集めた。日本人メンバーのUを除いた5人のメンバーは2021年12月に入隊し、軍白期に突入した。

ONFはニューアルバムを通じて初動売上(実物アルバム発売直後、初めての週の売上)の自己最高記録を更新した。初動売上だけでなく、音楽配信サイトのリアルタイムチャート1位、ミュージックビデオの再生回数1,000万回突破など、快挙を達成した。これは1年6ヶ月という空白期にも多くのファンがONFの傍を守りながら彼らの新しい音楽とステージを待っていたという証拠だ。

2017年にデビューしたONFは、今年で6周年を迎えた。K-POPのヒットメーカーに挙げられるMonoTreeのファン・ヒョンのサポートにより、多数の楽曲をヒットさせ、韓国国内外のK-POPファンに愛された。中毒性の強い音楽としっかりとした構成のステージ、歌唱力、独創的なコンセプトなどが彼らの成長の土台になった。

―― 除隊から4ヶ月ほどたちましたが、単独ファンミーティングやファミリーコンサート、ニューアルバムの準備、イベントなどのスケジュールで忙しい日々を過ごしたと思います。カムバック前はどのように過ごしましたか?

ヒョジン:除隊後、本当に一生懸命に走ってきました。以前とは異なる姿を見せるために休まず熱心に練習したと思います。最初は適応する時間が必要でしたが、すぐに勘を取り戻して、カムバックの準備に力を注ぎました。

J-US:カムバックの準備で本当に忙しく過ごしてきました。アルバムの準備をしながら自己管理もして、活動中に放送されるウェブバラエティも撮影しながら楽しい時間を過ごしました。

―― カムバックショーケースで「除隊してから世の中を見つめる視覚や感情の幅がもっと広くなった」と話されていましたが、入隊前後を比べた時、具体的にどのような変化がありましたか?

ヒョジン:除隊してから怖いものがなくなりましたし、何でもできそうな気分になりました。そのためか、前より余裕や自信がありました。

ワイアット:僕はアイドルとしての人生しか生きてこなかったので、他の仕事をする誰かに共感したり、その人を理解する能力が足りなかったのかもしれません。でも入隊して多くの人々に出会い、他の人たちが生きてきた話を聞きながら世の中を見つめ、理解する視覚が変わった気がします。また、ある状況に迅速に対処できる瞬発力もついたと思います。

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―― 久しぶりに音楽番組でファンと会ってステージを披露した感想、またどんなエネルギーや話をやりとりしたのか気になります。

E-TION:ファンのおかげでよりかっこいいステージを披露することができたと思います。イヤモニに入ってくる応援の声に支えられ、僕らのエネルギーをさらに出すことができたと思います。おかげでよりカッコいいステージに仕上がりました。ステージは言葉でのコミュニケーションではなく、音楽と眼差しでするものだということをもう一度感じました。

U:これまで新型コロナウイルスのためファンがいない状態でステージに立つ度に、ファンの皆さんに本当に会いたいと思いました。今回のアルバム活動はファンの方々に応援してもらって、僕たちもすごく力が出ました。ファンの皆さんがいるだけで本当に幸せですし、毎回ステージjに上がることが楽しいです!

―― 今回のアルバムで初動売上のキャリアハイを達成しました。自己最高記録を更新すると予想していましたか?

ワイアット:予想できませんでした。その話を聞いて、とても幸せでありがたいという気持ちばかりでした。いつも僕たちを待ってくれて、愛してくれるFUSE(ファンの名称)に感謝し、いつも素敵な曲でONFを満たしてくれるMonoTreeのファン・ヒョンプロデューサーとWMエンターテインメントの皆さんにも感謝します。それからいつも傍で応援してくれるB1A4先輩にも感謝を伝えたいです!

MK:除隊後のアルバムだったので、少し心配していました。でも、いつもそうであったようにFUSEの皆さんがたくさんの愛と応援を送ってくれたので、良い結果が生まれたと思います。本当に幸せで嬉しくて、ありがたかったです。

―― 数字的な成果をおさめたアルバムでもありますが、音楽的にも好評を得ているアルバムです。「さすが信頼できるONF」「今回の新曲もONFらしい」「プレイリストに追加できる曲が増えて嬉しい」などの反応が続きましたが、一番印象的で嬉しかったファンの評価は何でしたか?

U:“階段ドル”という修飾語が好きなのですが、今回のアルバムも階段ドルらしく、さらに成長したと言われて幸せでした。

MK:“さすがONFは信じて聴く歌手だ”という評価が一番印象的で嬉しかったです。

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―― メロディー、ボーカルだけでなく、音楽に対する情熱、そしてファンに対する真心、ONFとFUSEだけのストーリーがそのまま感じられる歌詞が胸を打つアルバムです。収録曲「Be Here Now」で「考えてみたらとても無謀なことを / たくさん繰り広げたりもしたね / 活動できないアルバムを出してお互いに悲しんだこともあったでしょう」という歌詞のように、服務期間中だった昨年8月にスペシャルアルバム「Storage of ONF」をサプライズで発売し、話題になりました。どのようなきっかけで、どのような気持ちで準備したアルバムでしたか?

ワイアット:入隊してグループ活動に空白が生まれましたが、その間僕たちを待っていてくれるFUSEが感じる空白が少しでも小さくなったらと思いました。そのため僕たちの声が入った新しい歌を残して行ってこようという気持ちで準備しました。

J-US:「Storage of ONF」は空白期に僕たちを待っているFUSEを考えながら準備したアルバムです。「僕たちはここで元気にしているから心配しないで、もうすぐ会おう」という気持ちで、FUSEへのサプライズプレゼントになればと思い、準備しました。

―― 「Be Here Now」で「毎週の金曜日に時間旅行をしなくてもいいから心配しないで」という歌詞がありますが、どのような意味があるのでしょうか?服務中に最も力になったことは何だったのかも気になります。

ヒョジン:入隊前は毎週金曜日の夕方、映像コンテンツをアップしていましたが、入隊してからはアップできませんでした。そのようなことを思い出しながら恋しく思いました。そして服務中に最も力になった記憶は、僕たちが集まってステージを披露しましたが、ファンの方々が本当にたくさんの応援を送ってくれました。その時が一番力になりました。

E-TION:最も力になった記憶は、鶏竜(ケリョン)郡の文化EXPOの時、遠くまで僕たちを見にきてくれたFUSEたちの姿と応援の声です。軍生活において本当に大きな力になりました。そして忘れていたステージのエネルギーをもう一度感じ、またファンと再会できる日を期待させてくれた希望の時間でした。

―― 入隊前、メンバーたちの願いは「ONFのストーリーはFUSEと一緒に書いてきたと思っている。一緒にこの話を作ったので、完結も一緒にしたい。力を大切に残しておいて、素敵な2幕を作っていきたい」というものでした。今回のアルバムを起点に、本格的に始まった2幕は、どのようなストーリーで満たしていきたいですか?

J-US:また会ったFUSEとONF、僕たちの永遠を約束しながらときめいています。ファンの方々も僕たちと同じ気持ちだと思います。このようなときめきを長く持ちながら、ゆっくり満たしていきたいです!

ヒョジン:入隊前には軍隊という心の大きな荷物がありましたが、今は僕たちもファンの皆さんも最大の心の荷物を置くことができたと思います。だから今は、気楽に二度と離れることなく、いつも一緒に楽しい思い出を作りたいです。これからは絶対に止まらず、ファンの方々と一緒に行きますので、僕たちと一緒に手を握って、一段ずつ上がりながら、FUSEとONFの話をハッピーエンドにします!

記者 : ファン・ヘジン