P NATIONとJYPが共同で開催した大型オーディション番組「LOUD」から誕生した今注目のボーイズグループTHE NEW SIX（TNX）が、3rdミニアルバム「BOYHOOD」の発売を記念し、日本でイベントを実施。Kstyleはそんな彼らにインタビューを敢行！ 後編では、番組やデビュー後の活動の振り返り、さらにはP NATIONに所属する先輩アーティストとのエピソードまで、たっぷりと語ってもらった。

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「LOUD」を振り返り！アイドルを目指したきっかけも

――皆さんはオーディション番組「LOUD」から誕生したグループですが、改めてオーディションを振り返って印象的だったことは？

フィ：第2ラウンドの時です。初めてチームのみんなと音楽を作るという経験をしましたし、自分たちがやりたい音楽をステージで楽しみながらできたので記憶に残っています。

ギョンジュン：ファイナルラウンドだと思います。涙の海という感じで皆ものすごく泣いたので記憶に残っています。

ヒョンス：僕はどれか一つではなく、全てのステージです。デビュー前にお見せできる貴重なステージだったので、全てが記憶に残っています。

テフン：最初の撮影が記憶に残っています。僕がこの職業を選んで披露した最初のステージだからです。

ソンジュン：「LOUD」を思い出して一番感じることは、あの時、本当に歌手になることを切実に願っていたなということです。今でも番組を見返したりしますし、初心を思い出させてくれます。

――皆さんがアイドルを目指したきっかけを教えてください。

フィ：K-POPの先輩たちの歌を聞いたり、ステージを見て、自分も歌手になりたいと思いました。そして自分が歌手になって、人々に良い影響を与えたいという目標ができました。特にBlock Bのジコ先輩に憧れていました。

ギョンジュン：僕は最初、好奇心で始めたことだったのですが、段々とダンスに対する関心が高まって、ここまで一生懸命やってきました。

ヒョンス：ダンスと歌が好きだったので、両方ができる職業を考えた時、アイドルになろうと思いました。

テフン：僕は元々ダンスが好きで、そこからスタートして歌手という職業を知り、目指すようになりました。

ソンジュン：僕は修学旅行に行った時、特技を披露する時間があったのですが、ステージで歌を歌いました。その時の歓声と、胸にグッとくるような感覚を一生感じたいと思ったので、アイドルを目指しました。

デビューから1年で変化「身長が20cm伸びた（笑）」

――デビューしてから1年が経ちましたが、これまでの活動で一番印象に残っていることは何ですか？

フィ：デビューを果たしたショーケースの時です。登場する前にLEDの裏にいる時、心臓がドキドキしていた感覚は今でもはっきりと覚えています。

ギョンジュン：僕も同じでデビューショーケースです。初めて抱く感情がいっぱいあったので、絶対に忘れられない日です。

テフン：僕もデビューショーケースと、新人賞をもらった時が一番記憶に残っています。

ヒョンス：僕は今回の3rdミニアルバムの活動です。ファンの皆さんがすごく大きい声で応援をしてくれたので、記憶に残っています。

ソンジュン：僕たちは最初のアルバムと2ndミニアルバムを出すまでの間がけっこう空いたんです。空白期が長かったので、その長い期間を待っていてくれたファンの皆さんと再会した2ndミニアルバムのショーケースが一番緊張しました。でも上手くできるという自信は持っていたので、そのショーケースが一番緊張したし、一番よくできたステージだと思っています。

――「LOUD」に参加した時の印象と、グループが結成されてから知ったメンバーの性格でギャップが大きかったメンバーは？ またデビュー後1年が経過して、特に変化が大きかったメンバーは誰だと思いますか？

フィ：ギョンジュン兄さんです。番組の時はまだ仲が深まっていない状態で一緒にいたので、兄さんが少し冷たい感じに見えたかもしれません。けれど、親しくなってみたら全くそんな人ではなかったので、驚いた記憶があります。1年で変化が大きかったのは僕だと思います。僕は練習生期間がほとんどなく、デビュー前よりも後の方が練習した時間がずっと長いので、たくさん成長したと思います。

ギョンジュン：僕はメンバーのギャップはあまり感じませんでしたが、1年活動してきて、一番変化が大きかったのは僕だと思います。僕は人見知りをする性格なのですが、1年でファンの皆さんとも親しくなって、距離も近くなったと思うのですごく幸せです。

ヒョンス：僕はフィの雰囲気が変わったと思います。最初は親しみやすい印象でしたが、今は音楽に本気で、学ぶところが多い弟だと思っています。活動を始めてから一番変わったのはギョンジュン兄さんです。ファンの皆さんとすごく親しくなって、ファンに対して表現をたくさんするようになったなと思うからです。

テフン：そこまでギャップのあるメンバーはいなかったのですが、変化が大きかったメンバーは僕だと思います。デビューしてから様々な活動を通して、内面的にたくさん成長したと感じているからです。

ソンジュン：最初にフィ兄さんに会った時は、責任感が強くてクールな感じに見えたのですが、一緒のチームになってデビューしたら、いたずらっ子ですし、温かいお兄さんだなと思っています。変化が大きかったメンバーは僕だと思います。デビュー前より身長が20cm伸びたので（笑）。

宿舎ではいたずらも？「シャワー中に電気を消すと…」

――宿舎生活について、ルームメイトや共同生活のルール、おもしろエピソード、メンバーの変わった習慣などがあれば教えてください。

テフン：ルールは特にないですが、ごみの分別は絶対に守ってやっています（笑）。宿舎でやることと言えば、スケジュールが終わった後、みんなで映画を観ることが時々あるのですが、だいたいジャンルはホラーかスリラーです。

ソンジュン：僕はギョンジュン兄さんと同じ部屋を使って2年くらいになります。

テフン：そして僕はジュニョクと同じ部屋で、フィとヒョンスが同じ部屋です。僕たちは今までほとんどけんかをしたことがなくて、大きな問題なく過ごしています。時々注意するくらいかな？

ソンジュン：ごみを片付けてとか、そういう感じですね。でもそうやって仲良くなっていくと思います。

フィ：ご飯を一緒に食べた後、じゃんけんをして負けた人が全部片づけるとか、そういうゲームをやる時が時々あります。

ソンジュン：あとギョンジュン兄さんがちょっと怖がりなんですけど、ギョンジュン兄さんがシャワーを浴びている時、たまにフィ兄さんが電気を消します（笑）。

メンバー一同：（笑）

ソンジュン：そしたらギョンジュン兄さんが叫びます（笑）。

ギョンジュン：前が見えないのが怖くて（笑）。

フィ：そういういたずらはよくしますね（笑）。

P NATIONの先輩は「あまりにも好きで…現実か信じられない」

――所属事務所P NATIONには、設立者のPSYさんを筆頭にそうそうたる先輩アーティストがいらっしゃいますが、先輩たちから言われた言葉で印象的だった言葉やエピソードがあれば教えてください。

ソンジュン：僕はCRUSH先輩が大好きなんですけど、レコーディングしていた時に先輩が来てくださったことがありました。僕の歌声を聴いて、澄んでいて良い声だと言ってくださってすごく嬉しかったです。ディレクティングをしてサポートもしてくださいました。

テフン：CRUSH先輩、Swings先輩、PENOMECO先輩、Heize先輩、MAMAMOOのファサ先輩まで、みんな僕が好きだった先輩たちなんです。ですので、同じ事務所に所属して活動ができるということがまず本当に光栄なことだと思います。そして皆さんが事務所で偶然会う度に優しくしてくださるのですが、あまりにも好きな先輩方なので、時々現実なのか信じられない時があります。

フィ：一番深い会話を交わしたのはPENOMECO先輩です。先輩が僕たちメンバー一人ひとりに励ましのメッセージを伝えてくれたことがありました。また会社で偶然会った時、僕が生配信で先輩について話したのを知っていて、見たよと言ってくれて驚いたこともあります。

ヒョンス：CRUSH先輩は偶然会えばすごく明るく接してくださいます。Heize先輩は僕たちに香水やハンドクリームをプレゼントしてくださいました。またフィが言ったように、PENOMECO先輩は真心のこもったアドバイスやフィードバックをしてくださるありがたい先輩です。

ギョンジュン：PENOMECO先輩とレコーディング室で話をした時、すごく励まされて、一番記憶に残っています。

――これからどのようなグループとして人々に記憶されたいですか？ 今後の目標をお聞かせください。

フィ：僕はTHE NEW SIXだけの音楽を聴かせるグループだと記憶されたいです。音楽とステージを通じて良い影響を与えることが目標です。

ヒョンス：「THE NEW SIXというグループはかっこいい」と言われるようになりたいです。

ソンジュン：僕はステージで歌とダンスを披露することが好きなので、グループとしてファンの皆さんの隣に長くいたいです。素敵な音楽をずっとお届けします！

ギョンジュン：これからも一生懸命に努力して、たくさんの人に素敵な音楽をお聴かせできるグループになりたいです。

テフン：僕もメンバーと長く活動したいという願いを持っていて、多くの方々に好まれる音楽ができるよう、一生懸命に頑張ります！

（撮影：朝岡英輔）

【THE NEW SIX （TNX） プロフィール】
TAE HUN（テフン）KYUNG JUN（ギョンジュン）HYUN SOO（ヒョンス）JUN HYEOK （ジュニョク） HWI（フィ）SUNG JUN（ソンジュン）から成る6人組ボーイズグループ。

オーディション番組「LOUD」から誕生。PSYが代表を務め、PSY、Crush、Heize等、実力派のヒップホップアーティストが所属する2019年設立の事務所「P NATION」初のボーイズグループとして、2022年5月17日にデビュー。

グループ名の「THE NEW SIX」は、感性と強さが共存するパフォーマンスで同世代と共に勇気を出して挑戦と克服を続け成長していく“新しい6人”という意味が込められている。

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