【REPORT】OMEGA X、1年ぶりの日本コンサートで涙「どんな困難があっても挑戦し続ける」
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純白の衣装でステージに現れた11人。待望の1曲目は、グループ名を堂々冠した「OMEGA X(JP ver.)」だ。11人の息がぴったりと合った歌、ダイナミックなダンス、とんでもない圧倒感。再会を待ちかねた11人は、1年前よりもパワーアップしている印象だ。


そんな和やかムードから一転、メンバーの「せーの」から、重厚なビートとラテンテイストが絡む「VAMOS」へ。メンバーの挑発的な表情やかけ声がよく映える。繊細な高音部、しなやかな動きでも魅了する「LOVE ME LIKE」にしても然り、どんなテイストの楽曲もOMEGA X色に染め上げて全力でパフォーマンスし、11人それぞれが輝きを放つのがOMEGA Xだ。

「初めて歌手の夢を持つようになったきっかけは?」「デビューの準備をしながら一番大変だったことは?」「初めて立ったステージを憶えていますか?」「あのときの自分と今の自分を比べて変わったところは?」「歌手の夢を後悔したことはありますか?」「大変でもこれまで走ってこられた理由は?」という数々の質問に個人インタビュー形式でメンバーが答えていったのは、幕間VCR。歌とダンス、OMEGA Xというグループとメンバー、ファンを心から愛し、愛するがゆえに苦悩したことも。偽らないありのままの気持ちを言葉にしていったメンバーは、やっぱりとても誠実だ。そんな11人のことが、FOR Xはよりいっそう愛おしくなったに違いない。「10年後もOMEGA Xは夢に向かって走っているのでしょうか?」という問いへの「はい」の即答、「11人全員で」という言葉にも、胸が熱くなった。

「みなさんのかけ声を聞きたいな、と思う曲です」とメンバーが前置きしたのは「PLAY DUMB」。弾むリズムに笑顔のメンバー、オーディエンスのHEY! コール。「僕たちに会いたかった? 僕たちは会いたかったよ?」と呼びかけ、軽やかなステップを踏みながらメンバーでジャレ合ったりハイタッチしたりしながら歌い、客席にハートマークを山ほどプレゼントしてくれた「#BRB」。「ドライブしに行きましょう」とオーディエンスを誘った「Drive」。躍動感たっぷり、軽快に駆け抜けた「luv ‘em」。楽しいがどんどん加速していく。本編ラストは、日本デビューアルバムに収録のサマーチューン「Stand up!」。メンバーもFOR Xも最強の笑顔になれる場所、それがOMEGA Xのライブだ。
「最後に自分へひと言」という質問を受け、メンバーそれぞれが自分自身へのメッセージを送った、再びの幕間VCR。常に向上心を失わず、自分自身を肯定できて、メンバーやファンを大事に想うことができる11人は、本当に凜として心清らかな人たちだ。

「この道を僕たちと歩んでくれて本当にありがとうございます。僕たちはみなさんの手を離しませんので、みなさんも僕たちの手を離さないでください」
最後に届けてくれたのは、スマホでの撮影がOKとなった「BINARY STAR」。また、会う日まで。ありったけの想いを込めた11人の歌声と表情は、FOR Xたちにとって特別な宝物となったはずだ。今回の公演をきっかけに本格的な日本活動を予定しているというOMEGA X。11人とFOR Xは、これからも手を取り合って進み続ける。
■公演概要
「2023 OMEGA X CONCERT in JAPAN
9月23日(土)Zepp Haneda
1. OMEGA X (JP ver.)
2. WHAT'S GOIN' ON
3. VAMOS
4. LOVE ME LIKE
5. i'm sorry
6. DRY FLOWER
7. Dream
8. LIAR
9. PLAY DUMB
10. #BRB
11. Drive
12. luv ‘em
13. Stand up!
ENCORE
14. FOR BABY
15. BINARY STAR
■関連リンク
OMEGA X日本オフィシャルサイト
記者 : Kstyle編集部