OMEGA X、専属契約の解除に関する訴訟結果を公開

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写真=TVレポート DB
強制わいせつ行為などの議論で元所属事務所と対立しているOMEGA Xが、専属契約の解除に関する訴訟結果を公開した。

IPQは本日(1日)、公式コメントを通じて「大韓商社仲裁院はSPIREエンターテインメントのファン・ソンウ代表の妻で、社内理事だったカン・ソンヒ氏からの暴行、暴言、強制わいせつ、脅迫などを認め、SPIREエンターテインメントの専属契約内の『人格権保障義務』違反による専属契約効力の喪失、および契約解除を最終的に判決しました」と明かした。

そして「カン・ソンヒ氏の契約違反行為、及び不法行為によってメンバーたちが被った相当な精神的被害が認められ、損害賠償請求が正当だという判決を受けました」と説明した。

2021年にデビューしたOMEGA Xは昨年、記者会見を開いて前代表のパワハラを暴露し、所属事務所のSPIREエンターテインメントを相手に専属契約の効力停止に関する仮処分訴訟を提起した。しかしSPIREエンターテインメントは相変わらず専属契約の効力があると主張しており、パワハラ及び強制わいせつ疑惑も否認している。

【IPQ 公式コメント全文】

こんにちは。IPQです。

弊社が行ったOMEGA XとSPIREエンターテインメントの専属契約解除本案訴訟に対する結果を案内します。

弊社はOMEGA Xが2023年1月、SPIREエンターテインメントとの専属契約効力停止仮処分訴訟で勝訴し、専属契約解除およびIP譲渡に対する三者合意を行ったにも関わらず、SPIREエンターテインメントが虚偽事実流布などで三者合意に帰責事由を発生させました。そのため本案訴訟が必要だと判断し、直ちに大韓商社仲裁院を通じて専属契約の解除に関する本案訴訟を行いました。

2024年3月27日、大韓商社仲裁院はSPIREエンターテインメントのファン・ソンウ代表の妻で、社内理事だったカン・ソンヒ氏からの暴行、暴言、強制わいせつ、脅迫などを認め、SPIREエンターテインメントの専属契約内の「人格権保障の義務」違反による専属契約効力の喪失、および契約解除を最終的に判決しました。

また、SPIREエンターテインメントの前理事カン・ソンヒ氏の契約違反行為、及び不法行為によってOMEGA Xのメンバーたちが被った相当な精神的被害が認められ、損害賠償請求が正当だという判決を受けました。

判決に先立ち、SPIREエンターテインメントは三者合意がテンパリングに起因したという理由などで仲裁決定を延期することと、審理再開を申請しましたが、仲裁人は「テンパリングの件は本契約の効力を判断することにおいて、直接的な関係があるとは見難く、他の事案も終結した審理を再開する理由としては不足している」とし、SPIREエンターテインメントの審理再開申請は受け入れないと明示しました。

これに対する弊社の立場と、後ほど行う予定の措置について申し上げます。

OMEGA Xは専属契約効力停止の仮処分で勝訴した後、2023年3月に元マネージャーを代理人としてDanalエンターテインメント、SPIREエンターテインメントと専属契約の解除およびIP譲渡に対する三者合意を締結しました。SPIREエンターテインメントは三者合意を締結したにも関わらず専属契約の解除に関する合意書を作成してなかったため、OMEGA Xの専属契約の権利はSPIREエンターテインメントにあると主張してきました。また、SPIREエンターテインメントがDanalエンターテインメントから支給してもらった50億ウォン(約5億円)の流通前渡金は三者合意に従って、OMEGA Xのメンバーたちに返還する義務が与えられたにも関わらず、メンバーたちが借金を返さなかったという主張を含め、多数の虚偽事実を持続的に流布しました。

そのため、弊社はSPIREエンターテインメントが三者合意に対する帰責事由を発生させたため、三者合意無効化のための手順を踏んでおり、三者合意無効によってDanalエンターテインメントが支給した50億ウォンの流通前渡金は、SPIREエンターテインメントが返還しなければいけません。

テンパリングという虚偽事実を流布し、OMEGA Xメンバーたちの人格、名誉を毀損させたYouTubeチャンネル「イン・ジウンK-pop idol trainer」のイン・ジウンに対して申請した映像削除び仮処分決定によると、イン・ジウンがYouTube映像を通じて主張したテンパリングの根拠事実の大半が虚偽と認められました。これによってイン・ジウンは映像の削除をしなければならず、同一内容の映像を掲載することを禁じられました。これを違反した際には、違反日数に対する移行強制金が付加されます。にも関わらずイン・ジウンはこのような裁判所の命令を無視して映像を掲載し続けており、弊社はこれに対する全ての証拠資料を確保して、違反日数による移行強制金を裁判所に請求する予定です。

11人のメンバーたちは最後のチャンスだと思ってSPIREエンターテインメントでの2回目のデビューと夢のために暴言、暴行、強制わいせつ、および洗脳を2年間耐えました。やっと手に入れた機会であるため、芸能界活動を持続するために、数多くの不合理な瞬間を耐えてきた中で、偶然にも暴行被害に遭っている瞬間が目撃されて世の中に広まり、勇気を出して戦っています。にもかからず、最近までSPIREエンターテインメントは不法が乱舞した記者会見まで強行しながらメンバーたちに2次、3次加害を犯しています。

現在、SPIREエンターテインメントの前理事カン・ソンヒ氏の暴行事件は検察に送致され、補完捜査が行われており、強制わいせつ事件も警察で捜査が行われています。またSPIREエンターテインメントのファン・ソンウ代表とカン・ソンヒ氏及び関係者、YouTuberイン・ジウンの虚偽事実流布による名誉毀損、および営業妨害件も調査中です。

弊社、IPQは進行中の訴訟と捜査で必ず真実を明かし、今後続く法的措置と協力に最善を尽くします。若き青春たちの夢を正しくない方法で利用する不当な現実を改善するため、同じ状況で苦しんでいる人のためにも、慰労と希望になれるように努力します。どのような危機の中でも、弊社と11人のメンバーたちは限りない愛と応援を送ってくれるファンの皆さんともっと深い関係になって、変わらず精力的な活動を続けていきます。

最後に、これ以上虚偽事実を流布したり、根拠のない誹謗中傷は止めてください。弊社はSPIREエンターテインメントをはじめ、本事案と関連した全ての人々が行った不合理かつ不法な行為が、正当な処罰を受けるように法的措置と善処のない対応を続けることをお知らせします。ありがとうございます。

記者 : キム・ヨンジュ