元GFRIEND ユジュ、ニューシングル「DALALA」でカムバック“グループの再結成はいつか必ずする”

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写真=KONNECTエンターテインメント
元GFRIENDのユジュが、グループ活動に対する意志と共に、メンバーに対する変わらない愛情をアピールした。

ユジュは先月、ソウル江南(カンナム)区にあるKONNECTエンターテインメントの社屋で、ニューシングル「DALALA」に関するインタビューを行った。

彼女は前作に続き今回も作詞・作曲に参加した。外部から曲をもらうより自作曲を選ぶ理由について彼女は、「私の曲でみんなを満足させたいという過大な願いはありませんが、私を経由したことによって“私のもの”という確信が持てます。その確信が生まれたら、不安も少なくなりますし、その部分が魅力的で着実に(作詞、作曲に)挑戦しています」とし「『DALALA』は“空にする”ための曲であるだけに、この曲を聴く3分だけは自由を感じてほしいです。歌が終わった瞬間、現実に戻っても、少しの間その気持ちを感じてもらえれば満足です」と話した。

考え事が多い時は、江南(カンナム)駅など人が多い場所に行くというユジュは、今回も道を歩きながら思い浮かんだことを音楽に反映させた。彼女は「最近、街ではどんな音楽が流れていて、人々がどんな姿や表情で歩いているのか観察するのが好きなんです。この曲を書こうと思って行ったわけではありませんが、江南駅の周辺を歩いていた時にアイデアが浮かびました」とし「江南駅はよく歩き回るのですが、最初は華やかなホットプレイスという感じですが、何度も行くとその中にもの寂しさが感じられました。新鮮な音楽が流れているのではなく、いつも同じ曲が流れていて、自由に見えていながら縛られている感じもしました。そのような風景からインスピレーションを得ました」と説明した。

今回の曲を制作しながら、制服が思い浮かんだというユジュ。GFRIENDの活動以降、久しぶりの制服だ。彼女は「普通は曲が完成した後、衣装のコンセプトを決めますが、今回は曲の制作をしながらスタイルも決めました。GFRIENDの時、私を活動的にしてくれた衣装なので、久しぶりにやってみたいと思いました。数年ぶりにやった時、どのように見えるか私自身も気になりました」とし、「そしてこの曲はあまりにもキラキラしていて華やかな衣装を着たら、イメージしていたミニマルな魅力が半減すると思いました」と制服をコンセプトに選んだ理由を明かした。

ユジュは元所属事務所との専属契約を終えた後、2021年にカン・ダニエルを主軸に設立されたKONNECTエンターテインメントに合流した。ソロアルバムの制作をしながらスタッフと息は合っていたかという質問に彼女は、「会社に入ってから2年ほどになりますが、私と一番近い距離でコミュニケーションをとるA&Rチームとお互いによく理解することができたと思います。私が何かを書いたり、アイデアを出した時に私を信じてくれるので、その部分に感謝しています」と話した。

彼女は、グループGFRIENDの活動を経て、昨年1月にソロ歌手としてデビューを果たした。ソロ歌手になって、音楽的カラーも変化した。ユジュは「グループ活動の時は、ボーカルとしての自分の役割がはっきりしていたと思います。パワフルなパートや、曲の起承転結の中でクライマックスを務めることがほとんどで、その役割に最善を尽くすことが目標でした」とし、「今は起承転結を1人で全て表現しなければなりません。個人的に重要だと考えていることは、歌詞の表現です。聞く人にきちんと伝わるよう、気を使っています」と答えた。

グループ活動時ほどの成績はすぐにあげられなくても、ユジュは着実に自分の道を歩んでいくと覚悟している。彼女は「ソロとしての道を選んだ時、早く進むことはできない道だと思いました。デビューして何年か経ちますが、ソロ歌手としては新人同然の状態なのに、早くにGFRIENDの時の一番良かった成績までいくのは欲張りだと思いました」とし、「少し時間がかかっても、真摯な時間を作っていくことが重要だと思います。今はこの道が正しい道だと考え、着実にやっていくつもりです」と説明した。

役割やカラーは大きく変わったが、グループ活動の時と今を無理に分けようとは思っていない。ユジュは「グループ活動の時もソロ活動の時も、全て私です。あえてそれを分けたくはありません。図書館に行くと、様々な本があるじゃないですか。もちろん昔とは色が違うけれど、様々な本のように、いずれも自分の音楽だと考えています。GFRIENDの時はグループが中心なので、曲のアイデアを出すことはほとんどありませんでしたが、今は自分が主体になるので、当然色が変わってきます。しかし、どちらの時期の音楽も愛しています」と話した。

8月、ニューアルバムを発売したメンバーのイェリンは、ショーケースでGFRIENDの活動に対する意志を表した。ユジュもインタビューで「メンバーたちがそれぞれの場所で最善を尽くしているだけに、いつか一緒にステージに立つ日が来ると思います。それについてはメンバー全員が同じ考えを持っています。私たち同士ではいつか一緒にやらなければならないし、そのような日が必ず来ると言っていますが、時期までお伝えするのは難しいです」と答えた。

イェリンはインタビューを通じて、ユジュとのユニットに対する期待も示していた。これに対してユジュは「(質問に対するイェリンの)回答も見ましたが、イェリン姉さんが『そんな話があるんですか?』と言って笑っていましたね。メンバー同士のケミストリー(相手との相性)は良いですが、その中でイェリン姉さんと2人きりで何かをしたことはないので、そのような姿を見てみたいという話があったようです」とし、「もちろんそういった可能性はあるでしょうし、イェリン姉さんだけでなく、メンバーたちと一緒にステージに立つ日も来るのではないでしょうか」と伝えた。

GFRIENDは、女優に転身したキム・ソウォンを除いて、ユジュとイェリンはソロ歌手として、ウナ&シンビ&オムジはVIVIZとしてグループ活動を展開している。他のメンバーの音楽活動から刺激を受けているかという質問にユジュは、「長い間活動してきたので、お互いのことをよく知っているけれど、VIVIZというグループ活動とソロ活動をする時、また別の姿が見えるじゃないですか。成長する姿を見るとすごいと思います。同じチームのメンバーとして褒めてあげたいです。指摘してほしいと言うメンバーもいますが、私の目にはきれいな姿しか見えません。実際に上手くやっていますし」とメンバーを応援した。

GFRIENDから現在までの歌手活動は、ユジュにとってどのような記憶として残っているのだろうか。彼女は「いまだに足りないところが見えるけれど、それでも頼もしい部分が出てきたように思います。今回は1曲だけのリリースですが、1曲だからといっていつもより努力が必要でないというわけではありません。何かを作り続けているということ自体、エネルギーが必要なことですが、エネルギーが出てこない日は、自分で何とか作ろうとしてみました。今回の曲を準備しながら、もっとしっかりとした自分になった気分です」と満足感を示した。

記者 : イ・ハナ