「いつかの君に」チョン・ヨビン、アン・ヒョソプとのキスシーンに言及“観光客の歓声の中で撮影”

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写真=Netflix
女優チョン・ヨビンが、俳優アン・ヒョソプ、カン・フンとロマンスを披露した感想を明かした。

チョン・ヨビンは最近、ソウル鐘路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェでNetflixシリーズ「いつかの君に」(脚本:チェ・ヒョビ、演出:キム・ジンウォン)に関するインタビューを行った。彼女は2023年の会社員ジュニと、1998年の内向的な高校生ミンジュ役を演じ、ヨンジュン、シホン役のアン・ヒョソプ、インギュ役のカン・フンと三角関係を描いた。

彼女は「アン・ヒョソプさん、カン・フンさんは二人とも本当にナイスな方たちです。フンさんは顔だけ見たら静かな人だと思われますが、最近バラエティに出演し、面白い人であることが明らかになったと思います。二人のシナジーがとてもよかったです。行ったり来たりしながら現場のムードメーカーになってくれました。また監督が柔らかい方で、俳優たちの意見も細かく聞いてくれたんです。スタッフ一人ひとり人の話にも耳を傾けようとしてくれる方です。とがっている人もいなかったので、心を開ける現場になったのだと思います」と伝えた。

ドラマで40代になったナム・シホンの長髪、ひげなど、話題を集めたスタイリングについては「私は実物を見たじゃないですか。身長がすごく高いので、何をやってもかっこいいんです。何をやっても素敵です。40代のシホンに対する多少否定的な反応があったのは知っていますが、(そのような反応が出るということを)まったく想像できませんでした。私はヒョソプさんと監督がなぜそのルックを選んだのか、理由を聞いていました。(シホンが)本当に疲れていて、寂しさや辛さがダンディな姿で表現されず、歳月の痕跡として見せることを認知していた状態だったので、異論はありませんでした。異なる時間の中で(アン・ヒョソプが)とてもかっこよく表現しているのを目撃したため、40代のシホンの変奏を自然に受け入れられたのだと思います」と話した。

演技をしながら記憶に残っている瞬間も思い出した。エンディングが一番幸せだったというチョン・ヨビンは、「ミンジュが自分の夢を話しながら希望と勇気の心を正す時、すぐそばにいる存在に、一緒にいてほしいと告白するわけじゃないですか。その時が好きでした。すべての記憶が消えて、運命という力が働くバスから降りた後、ジュニとシホンが出会う場面も好きです。今回の作品を準備しながら、『タイムスリップしたらいつに戻りたいか』という質問をたくさん受けました。私は今が大事だと考える人ですが、あのシーンを撮影しながら、より今が大事な人なんだと思いました。今をしっかりと生きていきたいです」と理由を説明した。

記憶に残っているシーンとしては「ミンジュが学校に戻った時、もともとは学校の屋上で撮っていたのですが、天気が良くなかったんです。雷が落ちてきそうなくらい風がすごく強くて、このシーンを撮るのに雰囲気は合っているのだろうかと悩みました。後になって監督が運動場に場所を変えてもう一度撮影できるようにしてくださいましたが、それがとても幸せでした。改めて撮影した時は日差しが降り注ぎ、以前の撮影の時とは違ってそよ風が吹いていて、喜んだことを覚えています。また、レコードショップの前でジュニが叔父に走っていくところがありますよね。私がハグをしながら話すシーンがありますが、そのシーンを撮る時、とても気持ちがよかったです。また思い出すのは、ジュニとシホンが最後の旅行をした時に撮影した場所は済州島(チェジュド)だったんです。キレイな空を背景にしなければならなかったので、時間との闘いでした。お互いに集中した魔法のような瞬間でした。済州島だっただけに、観光客の方々がすごく多くて、キスシーンを撮っていると“あらあら”“きゃあ”と叫ばれました。あの時はしっかりと集中しなければなりませんでした」と当時を回想した。

OST(挿入歌)に対する満足感も示した。チョン・ヨビンは「学生の頃に好きだった曲がOSTとして使われました。小さい頃によく聞いていた曲でした。その中でもプファル(復活)の『Never Ending Story』が大好きでした。あの時はどういった内容の歌詞なのかよく分からないけれど、漠然と美しいと思っていました。あの曲が私たちのシリーズで使われると聞いて、とても喜んだことを思い出しますね」とし、「小学校の低学年の時はウォークマンも使いましたし、テープも使っていたと思います。持っていたカセットテープはS․E․S․、Fin.K.L、キム・ヒョンジョンさんのものだったと思います。S․E․S․のテープを一番大切にしていたように思います」と付つけ加えた。

記者 : パク・スイン