イ・ジナ、5年ぶりにフルアルバムを発売「スランプを克服…夫にもたくさん頼っている」

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写真=アンテナ
歌手イ・ジナが3rdフルアルバム「Hearts of the City」を発売。フルアルバムの発表は実に5年ぶりとなる。

ソウル瑞草(ソチョ)区のあるカフェでTVレポートのチョン・ヒョンテ記者に会ったイ・ジナは「全てのミュージシャンが同じだと思いますが、アルバムを早く出したいと思うみたいです。私も同じ気持ちで一生懸命にやりました。昨年、シングル『Rum Pum Pum』をリリースして、早く出したいという気持ちがもっと強くなりました。昨年末にフルアルバムを発表するのが目標だったのですが、不本意ながらスランプに陥って、休息期間がかなり長くなりました。少しヒーリングの時間を作って、再び自信を得て、最大限早く出そうとして今年の9月になりました。レコーディングを始めてから4、5ヶ月たっていましたし、この曲を作り始めてからは1年半くらいたちました」と話した。

彼女はスランプについて「音楽は私がやりたいと思って始めたことなのに、ずっとやっていたらあまり勇気が出ず、全部同じような気がしました。今私が書いた曲も全部良くないような気がしたり、自分の理想は高いのに、実力はずっと下にいるような気がしたりして。自信がなくなっていました」と打ち明けた。

そして「私は独創的なものがすごく好きで、いつも新しいものをやりたがる性格なので、新しいことをやりたいのに材料がなくなったような感じがしたんです。もう限界だと思いましたし、どうしたら発展できるんだろうとも思いました」と話した。

イ・ジナは「でもその考え、時間を経てみたら、今は私がプレッシャーを感じる必要はないと思いました。私たちが生きているこの一日が本当にプレゼントのようなものなのに、なぜそれをプレッシャーと感じたのか。私が歌える材料で歌い続ければ、それがプレゼントであり、良いことなのに、どうしてそのように考えてしまったのかと思いながら、私が投げ出した歌をまた持ってきて完成させたアルバムが今回の『Hearts of the City』です」と明かした。

彼女は「去年の秋、一人で50日間アメリカを旅行しました。それほど長く海外にいたことは初めてで、公演も見ました。旅行中に音楽を愛しながらかっこよく演奏する方々を見て再び力を得て、もう遊ぶのはやめよう、一生懸命に音楽をやりたいと思うようになりました。エネルギーをいっぱいもらって、今年は熱心に曲を書きました」とつけ加えた。

また「私は周りの人たちを通じて勇気を再びもらいました。旅行にも行ってきましたし。またやってもいいなと。私という人間に対して再び勇気を得て、自分が作った曲をまた聴いてみたら、どうしてこれを嫌だと言っていたんだろう、良いよねと思いながら気持ちが変わり、また曲を好きになりました。見る目が変わったからそうなったんだと思います」と伝えた。

さらにイ・ジナは「私は友人や家族など、私を大切に思ってくれる人が周りに多いと思っています。悩みを両親に打ち明けるタイプではなく、友人にたくさん打ち明けます。結婚もしましたので、夫(ピアニストのシン・ソンジン)にもたくさん頼ったり。そして私は信仰もあります。辛い時や自信がなくなった時は祈りに頼っています」と明かした。

記者 : チョン・ヒョンテ