EXO ディオ、映画「THE MOON」を観たメンバーの反応は?インスタを始めた理由も語る

OSEN |

写真=SMエンターテインメント
EXOのディオが、映画「THE MOON」やメンバーについて語った。

ディオが出演した映画「THE MOON」(監督:キム・ヨンファ)は、事故によって宇宙に1人残された宇宙飛行士のソヌ(ディオ)と、必死に彼を助けようとする元宇宙センター長のジェグク(ソル・ギョング)、アメリカ航空宇宙局(NASA)の総括ディレクターのムニョン(キム・ヒエ)の死闘を描いた。ディオは孤立した韓国の宇宙隊員ファン・ソヌを演じた。

先月、ソウル昭格洞(ソギョクドン)のカフェで行われたOSENとのインタビューで彼は、「メンバーたちは、細かく『君の演技はここではこうだったし、あそこではこうだった』などのコメントはしませんが、『映画を観たよ。面白かった』と言ってくれました」と明かした。

ベクヒョン、シウミン、セフン、チャンヨル、チェンらEXOのメンバーたちは、先月永登浦(ヨンドゥンポ)タイムスクエアで開かれた映画「THE MOON」のVIP試写会に出席して友情をアピールした。

ディオは“宇宙人”を演じた感想について、「最初に宇宙服を着た時、『うわ~、これを着て演技ができるかな?』と思いました。動きの制限が多かったからです」とし、「服も重かったですし、ブーツを履いていて大変だった記憶があります。予想していたよりも動きが制限されて大変な部分はありました」と打ち明けた。

続いて、ディオはソヌというキャラクターについて「自分が考えたことを突き通す点は僕と似ていますが、僕は彼ほどの勇気はありません。ソヌは1人で月に飛び込みますが、僕だったらできなかったと思います。ソヌと人間ディオは違います」と比較した。

宇宙で漂流したソヌは、映像を通じて地球の宇宙センターとコミュニケーションを取る。これについて彼は「映画の中の状況に合わせて、宇宙船の中で僕1人で演技しました。そのためすぐに没入できたんです。目の前で撮るカメラもなかったですし、宇宙船が揺れますし、イヤモニをつけていた状態だったので、まるで自分が宇宙船にいるようでした。相手が目の前にいなかったにもかかわらず、状況的にリアルだったので、演じやすかったです」とし、空間が与える力のおかげでキャラクターに没頭できたと打ち明けた。

先輩ソル・ギョングとの共演については、「最高の先輩です。先輩の周りにいるスタッフはもちろん、誰にでも気兼ねなく接してくれるんです。簡単に表現すれば、近所の気取らないおじさんのような感じです」とし、「大先輩だということを感じさせないほど気が楽です。舞台挨拶でも、自分から冗談を言ってくれて、和やかな雰囲気にしてくれました」と感謝の気持ちを伝えた。

「『THE MOON』は、SF映画というより、韓国型の宇宙サバイバルドラマです」と定義した彼は、「この映画がどのように出来上がるか気になっていました。(CGやVFXが多く使われたが)制作費を抑えることができたのは、宇宙にいる瞬間を表現する時、無重力の状態に置かれたようにゆっくり歩いたからです(笑)。その時はCGの力を借りていない状況でした。でも、重い宇宙服を着てゆっくり歩くのは本当に大変でした。振り付けをする時にそういう動きもありましたが(笑)。体感的に宇宙服の重さは10kgだったのですが、聞いてみたら実際には5~6kgくらいでした」とエピソードを語った。

宇宙用語を覚えるのは大変ではなかったかと尋ねると、「EXOの活動でも、韓国語バージョンと共に中国語(&日本語)のアルバムを出したことがあります。だから今回宇宙用語を覚える時も、意味は分からないけれど、キャラクターが感じる気持ちが重要だと思いました。ただ、分からない状態で覚えました」と話して笑いを誘った。

2012年、アイドルグループEXOのメンバーとしてデビューしたディオは、ドラマ「大丈夫、愛だ」と映画「明日へ」を通じて俳優としての才能も披露した。その後、「純情」や「あの日、兄貴が灯した光」を通じて、次世代主演俳優として存在感を見せた。

「神と共に」や「スウィング・キッズ」では、初々しくキュートな魅力でファンはもちろん観客の心を掴んだ。

彼は今後の作品活動について、「これから何をするかは決めていません。でも、挑戦することが好きなので、ものすごいアクション、最初から最後まで荒っぽいアクションジャンルに挑戦してみたいです」と希望を明かした。そして「本当に難易度の高い、かっこいいアクションをやってみたいです」とし、笑顔を見せた。

また彼は、「日常に溶け込むことができる作品がいいと思います。人間らしさが溶け込んでいる話や、共感できる感情がたくさん入っている作品が好きなので、そういう作品もやりたいです」とし、「僕は演技でも歌でも、一生、できるまでやるのが目標です」と強調した。

さらに彼は最近、Instagramを開設してファンと交流している。これに関してディオは「いつもファンとコミュニケーションすることは考えていました。しかし、僕が普段、写真をほとんど撮らないので、アップするものがなかったんです。頻繁にアップできなければ申し訳ないので、これまでやらなかったんです。僕が共有したいタイミングでやりたかったんです」と説明した。

記者 : キム・ボラ