KBS 2TV新月火ドラマ「純情ボクサー」（脚本：キム・ミンジュ、演出：チェ・サンヨル、ホン・ウンミ）は、予告映像を公開して関心を集めた。

同作は、教宝（キョボ）文庫ストーリー公募展第2回受賞作であるチュ・ジョンナム作家の小説「純情ボクサー」を原作にしたドラマで、消えた天才ボクサーのイ・グォンスク（I․O․I出身のキム・ソへ）と、冷血なエージェントのキム・テヨン（イ・サンヨプ）の人生をかけた“勝負捏造脱出記”だ。

13日に公開された予告映像第1弾では、韓国ボクシングの歴代レジェンドのパク・チョンパル選手、ユ・ミョンウ選手、チャン・ジョング選手から女子ボクシングのシン・ボミリ選手が総動員し、人々の視線を一気に捉えた。

続いて、20日に公開された予告映像2弾では、生きるために天才ボクサーを見つけなければならなかったスポーツエージェントテヨンと、人々から忘れられるために必死に隠れて生きたイ・グォンスクの姿が盛り込まれており、視聴者たちの好奇心を増幅させる。

また、27日に公開された予告映像3弾では、グランドスラムを控えて姿を消した天才ボクサーのイ・グォンスクの悲しい告白で始まる。

若くして“ボクシングの伝説”エストマタを相手取ってKO勝ちし、―気にボクシングスターとして浮上した彼女の、激しかった選手時代のシーンとともに、誤った父性愛で娘グォンスクを追い詰めた父親イ・チョリョン（キム・ヒョンムク）の姿が描かれており、目を引く。

また、勝負捏造ブローカーのキム・オボク（パク・ジファン）は「勝負捏造は、ボクシングのように人気のない種目に最適です」という悪魔のささやきで、テヨンを勝負捏造の世界へ引き込み、予測不能な展開を予告する。

母を亡くし、ボクシングを辞めると決心したグォンスクに対し、死活をかけたテヨンはしつこく説得して彼女の気持ちを変えるのに成功し、雰囲気は急変する。決心した彼女は、テヨンに「あなたを信じてみようと思います。裏切ったらぶっ殺すよ」と、復帰を暗示して注目を集める。

一方、リングへ復帰した彼女は、初恋のハン・ジェミン（WINNERのキム・ジヌ）とのロマンスを予告し、ときめきを刺激した。特に、キスする2人を見守るテヨンの意味深な表情は、妙な緊張感を与え、絡み合った3人の関係への好奇心を刺激する。

映像後半、テヨンはグォンスクに「どんな願いでも聞いてあげる」と約束し、グォンスクは「今日は勝利するよ」とテヨンに勝利を約束した。2人の勝負捏造脱出記は、果たして成功するのか本放送への期待を高めた。

「純情ボクサー」は、韓国で8月21日午後9時45分に初放送される。