元Secret ヒョソン、Netflix「セレブリティ」の出演を決めた理由は?“インフルエンサーの世界を扱っているのが興味深かった”

OSEN |

写真=Netflix
Netflixシリーズ「セレブリティ」に出演した元Secretのヒョソンが、作品への愛情を表した。

同作は、有名になることで稼げる世界に入ったソ・アリ(パク・ギュヨン)が対面した、セレブたちの華やかで熾烈な素顔を描く作品だ。最近、Netflixグローバルトップ10TV(非英語)部門で1位になり、人気を博した。

劇中、売れっ子インフルエンサーでソ・アリの幼い頃の友人オ・ミネに扮したヒョソンは、見た目は華やかで綺麗な羨望の的だが、実は心の奥に過去の劣等感を秘めた人物の二面性をリアルに描き、熱演した。時々刻々と変わる人物の感情をリアルに表現したことはもちろん、躍動感あふれる演技でオ・ミネそのものになって没入感を高め、視聴者から賛辞を受けた。

これに対し、彼女がグローバルランキング1位になった感想から作品を選んだ理由、そしてオ・ミネの第一印象、ファッションスタイルなど、「セレブリティ」に関する好奇心を解消するビハインドを伝えた。

――「セレブリティ」がNetflixグローバルトップ10TV(非英語)部門で1位になりましたね。

ヒョソン:グローバルランキング1位になったという話を聞いて、最初はただ不思議に思っていたんですが、だんだん時間が経つほど全世界で愛されて共感されたことが実感できてとても嬉しかったです。一緒に苦労したスタッフの方々、俳優の方々を一人一人思い出しましたし、おかげで意味がある良い作品に出演して、ミネとして演技できたことがとても幸せでありがたかったです。

――「セレブリティ」への出演を決めた理由は何ですか?

ヒョソン:初めて台本を読んだ時、とても面白くて止めることができなくて、そのまま全部読みました。すでに私たちの人生から切り離せないインフルエンサーの世界を扱っていることも興味深かったですし、SNSの世界がメインなんですが、人間の最も原初的な本能、欲望、欲求のようなものを赤裸々に見せられる、ある意味すっきりした作品になる気がしました。視聴者の立場でも、非常に興味深い作品になりそうだなと思いました。

――オ・ミネの第一印象はどうでしたか?

ヒョソン:「私は上手くやり遂げられそうだ」 「必ずやりたい」と思いました。ミネは自身の劣等感を土台にし、頑張って自身を作り上げた賢くてしっかりした人物です。前だけを見て走って最終的に成し遂げたという部分では、私の20代の時の姿と似ていると感じました。でも、私には足りない大胆で緻密な部分もあって魅力的に感じられました。

――オ・ミネのファッションポイントを教えてください。

ヒョソン:ミネは「私は義理もあって、優しい夫に愛されて、成功したブランドを持っている完璧な人だ」とアピールしたがる人物で、そのようなイメージメイキングすることに自ら成功しました。それで外貌は愛らしいピンクのようですが、内面は真っ黒に焼けてしまったブラックに近いバーガンディーのようだと思いました。なので、髪色もバーガンディに決め、スタイルは主に愛らしいですが、色は強烈でビビッドにしようとしました。その中で本当に多様なスタイルを試みました。

――オ・ミネ役を演じる時、一番重点を置いた部分はありますか?

ヒョソン:序盤は減らすことに集中しました。ミネが幼い頃に持っていた劣等感は消えて、今は自分が成し遂げて享受するものがいつの間にか当たり前になってしまった態度を持った人の話し方と表情。ミネは自身の目標のためなら、人々のレベルを分けて差別することは悪いことではないと思っているので、全く罪悪感なく無視する言葉を吐き出しますが、カメラの前では徹底して愛らしいイメージをアピールするので、可愛らしく見えるようにトーンを区別することにも気を使いました。

――自分から見てもオ・ミネが行き過ぎたと思ったシーンはありますか?

ヒョソン:第12話でユラン(チョン・ユミン)に言う態度と考えは本当に・・・…最後の瞬間まで自分自身とブランド品、お金だけを考えるミネの姿がとてもよく表れていて、演技しながらも「ミネは本当に最後までこうなんだ」と思いましたし、スタッフの方々もひどいと言っていた記憶があります。

――役作りのため、監督と長い間一緒にいたと聞きました。

ヒョソン:ただ感謝するばかりです。「セレブリティ」でミネがしなければならない部分を、監督さんがはっきり言ってくださりました。序盤にドラマをリードしていく上で非常に重要な人物で、劇中人物の中で一番多様な感情を見せる人物だったので、トーンや演技が非常に重要でしたし、その部分をちゃんとしなければならないと話してくださったんです。なので、そのトーンを掴んでいくため本当に数え切れないほど台本を一緒に読んでくださりましたし、私が映像を撮って送ったりしました。もう少し軽く、あるいは重くこのようなディレクションを確実に与えてくださったおかげで、ミネが完成したと思います。

――他の俳優さんたちとの撮影はどうでしたか?

ヒョソン:一緒に演技した全ての俳優の方々が、ミネのリアクションをよく受け入れてくださり、とても楽しく撮影しました。特に、よく一緒に撮影した夫役のチョン・ウクジンさんとユラン役のチョン・ユミンさんには感謝しています。ミネがいつも怒ってイライラして無視することを受け入れてくれる方々なので、いくら演技だとしても毎回ちゃんと受け入れることが体力的にも容易ではなかったはずですが、とてもよく受け入れてくださってより気楽に、面白く演じることができたと思います。

――これから挑戦してみたいキャラクターが気になります。

ヒョソン:これからやってみたいキャラクターは、愛らしいが自分だけのはっきりした世界がある人物や、ラブコメディに出演したいです。あるいは、ミネよりもっと悪い人物も演じてみたいです(笑)。

記者 : パク・ソヨン