撮影中に馬の死亡事故が発生…ドラマ「太宗イ・バンウォン」制作陣、動物保護法違反の疑いで在宅起訴

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写真=KBS
KBS 1TVドラマ「太宗イ・バンウォン」の制作陣が動物保護法違反の疑いで在宅起訴された。

ソウル南部地方裁判所刑事2単独(部長検事:クォン・バンムン)は6日、撮影で馬を虐待したと批判されたKBS 1TVドラマ「太宗イ・バンウォン」の制作陣3人を、動物保護法違反の疑いで在宅起訴したと明かした。放送局のKBSには両罰規定を適用し、同じ疑いで起訴した。

制作陣3人は落馬シーンの撮影の際、馬の足にワイヤーを結んで引っ張り、故意に転ばせ、1週間後に亡くなっていたことが明らかになり、動物虐待だと非難の声があがった。動物保護法では、正当な理由なしに動物に身体的な苦痛を与えたり、傷害を負わせる行為を虐待とみなし、禁じている。

このシーンはドラマの第7話を通じて韓国で放送された。放送後、動物保護団体「動物権行動KARA」「動物自由連帯」など動物保護団体は動物虐待だと主張し、「動物権行動KARA」は故意による虐待だとし、制作陣を動物保護法違反の疑いで告発した。

これに対しKBSは公式コメントを発表し「ドラマ『太宗イ・バンウォン』の撮影中に、不幸な事故が発生した。KBSは動物の生命を保護できなかった責任を痛感し、視聴者と国民の皆様に心からお詫び申し上げる」とし「二度とこのような事故が発生しないよう、速やかに動物の安全と福祉のための規定を設ける。視聴者の皆様と関連団体からの苦言と叱責を重く受け止める」と謝罪した。

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記者 : パク・ソヨン