PENOMECO、ニューアルバムでカムバック!音楽で達成したい最終的な目標は「誰かの一番になりたい」

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写真=P NATION
プロデューサー兼アーティストのPENOMECOがカムバックした。

最近、各音楽配信サイトを通じてニューアルバム「PENOMECO Rorschach Part2」が発売された。

ニューアルバムにはタイトル曲「X」をはじめ、「Ghost(Feat.Dynamic DuoのGAEKO、viceversa)」と「YAK YAK」「Quick Fast」「Bangers(Feat.Loopy)」「23 PT.2」の全6曲が収録されている。GAEKOとviceversaが「Ghost」、Loopyが「Bangers」のフィーチャリングに参加し、多彩なラインナップを披露した。

PENOMECOは今回の新譜を通じて自分だけのメッセージを伝えることはもちろん、より一層グレードアップした音楽を聴かせた。

――ニューアルバム「PENOMECO Rorschach Part2」を発売した感想はいかがですか?

PENOMECO:ついに「Rorschach」というアルバムを締めくくる感じがします。長い間準備したアルバムであるだけに、本当に愛情を持っていますが、もうその終わりとも言えるパート2が出ることになりました。「果たしてアルバムを完成させて発売できるだろうか?」と心配していましたが、実際に発売したら今はとてもすっきりしているのに、何か寂しい妙な気分です。

――「Rorschach Part1」と「Rorschach Part2」には、それぞれどんな意味が込められていますか?

PENOMECO:Part1は「存在価値の証明」を伝えることにフォーカスを当てています。Part2は「代替できない唯一無二の存在」と認識されたい気持ちを込めました。

――Part1以降、速くカムバックすることにプレッシャーはなかったですか?

PENOMECO:パートを1と2に分けただけで、すでに頭の中で完成している構想をそのまま実行する過程だったので、負担よりはむしろ強迫に近いほど、ディテールに気を使う時間が長かったです。発売してからは短いですが、休暇が楽しみです。

――音楽しながら最も影響を受けるもの、インスピレーションを受けるものは何ですか?

PENOMECO:「これをやりながらインスピレーションを受けなければならない」というモーメントはありません。友達と普通に会話したり、好きな映画を見たりすることが全て積み重なって、インスピレーションとして戻ってきます。それでたまに疲れますが、いつもスイッチを入れて生きていると感じる時もあります。

――音楽で達成したい最終的な目標はありますか?

PENOMECO:音楽をする今も、過去の目標をきちんと達成したと思います。目標よりは多くの目標の中で、誰かの一番になりたいと最近よく思っています。

――GAEKO、viceversa、Loopyさんは、どうやってフィーチャリングに参加することになりましたか?

PENOMECO:GAEKOさんはその前から僕がとても尊敬する兄さんで、今回のアルバムの制作においては、本当になくてはならない人だと思いました。とても快くフィーチャリングの提案を受け入れてくれて本当に感謝するだけです。僕が音楽する上で最も大きな影響を与えたくださった方の1人で、光栄にもGAEKOさんとこのように作業できるアーティストに成長したことが、僕には一番大きなやりがいの1つです。

viceversaというアーティストは、前から「この方と作業したい」といつも思っていました。ちょうど今回のアルバム「Rorschach」に、viceversaさんとよく似合う楽曲が出たと思ってすぐ連絡しましたが、とても快くOKしてくださって、楽しく作業することになりました。

Loopyさんは今まで「Rorschach」にフィーチャリングしてくださったアーティストの方々の中で、一番クールに作業した方です。最初の連絡から作業の仕上げまでクールに進めました。Loopyさんだけのユニークな音楽が、僕のアルバムをもっと際立たせてくれました。

――音楽をしながら、一番幸せな瞬間はいつですか?

PENOMECO:曲を作っていく過程が一番楽しいです。特に僕の気に入った楽曲を作ったら、それほどワクワクする瞬間もありません。「この曲を早く完成させて人々に聴かせたい」という思いで、1日中幸せです。

――PENOMECOにとって音楽が持つ意味とは何ですか?

PENOMECO:僕は今年デビュー10年目です。「幼い頃の夢を今、ずっと叶えているんだ」と思います。音楽は「チョン・ドンウク(PENOMECOの本名)」という人間の人生を、正しく完成させてくれる要素だと思います。

記者 : ソ・スンア