キム・テリ&オ・ジョンセ主演の新ドラマ「悪鬼」オープニングタイトル映像を公開

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写真=SBS「悪鬼」オープニングタイトル映像キャプチャー
SBS新金土ドラマ「悪鬼」(脚本:キム・ウニ、演出:イ・ジョンリム)が6月20日、墨で描かれた東洋風のオープニングタイトル映像を公開した。特に巨木から落ちる血など、うら寂しく奇怪な雰囲気は、まるで絵の中に吸い込まれてしまうような感覚を与える。

ここで注目すべきところは、影で表現された悪鬼の存在だ。演出を務めたイ・ジョンリム監督は、インタビューを通じて「作品中で悪鬼を象徴する“影”のように、我々がよく見られるもの、我々にとってなれているもので“鬼”と“神”の存在を具現化しようと思った」と言及したことがある。これは人間の欲望に食い込む悪鬼が、我々の生活の中に潜んでおり、いつどのようにその存在を現すか分からないという意味でもあり、見る人に恐怖を与える。

悪鬼がついたク・サニョン(キム・テリ)、長い間悪鬼を追ってきた民俗学者ヨム・ヘサン(オ・ジョンセ)、そして殺人事件を追うイ・ホンセ(ホン・ギョン)が解決しなければならない悪鬼のミステリーを暗示するような様々なイメージが、多様なストーリーを想像させる。巨木に首を吊った人、扉を開けようとする手、先が見えないほど長い廊下に沿って徐々に大きくなっていく奇怪な影、そして自分の力を見せるように長い髪を垂らしている存在などが、ストーリーへの好奇心を刺激する。

制作陣は「同作が民俗学に基づいた韓国型オカルトジャンルの作品であるだけに、オープニングタイトルを東洋風に表現し、そのイメージを具現化しようとした」と説明し、「この映像には伏線が多い。ドラマが進むにつれて、この映像に収められている意味を探し、再び考えてみる面白さがあると思う」とつけ加えた。

同作は悪鬼に憑かれた女性と、その悪鬼が見える男性が謎の死を暴いていく韓国型オカルトミステリースリラーで、韓国で6月23日の午後10時より放送が開始される。

記者 : オ・ユンジュ