キム・ボム、ドラマ「九尾狐伝1938」放送終了の感想を語る“初日からすべての日を思い出す”

MYDAILY |

写真=キム・ボム SNS
俳優のキム・ボムが、ケーブルチャンネルtvNドラマ「九尾狐伝1938」への愛情を込めた感想を伝えた。

彼は6月12日、自身のSNSに「こんにちは。イ・ランを演じた、いや、イ・ランとして生きた俳優キム・ボムです」から始まる長文を投稿した。

「今書いているこの文は、最後の撮影日である2022年12月21日に書かれたんです。この日の気持ちを記録して伝えたくて、このように文を書きます」とし、「僕は今日、イ・ランと別れの挨拶をしました。まるで兄と別れる時のように、いや、それよりも悲しかったです。二度と会えないかもしれない大好きな友人と挨拶したからです」と告白した。イ・ランは「九尾狐伝1938」で彼が務めたキャラクターだ。

そして彼は「もちろん、これからもイ・ランとして挨拶するイベントがあるかもしれません。制作発表会や別の場所でたまに挨拶するイベントはあるかもしれませんが、1938年度での、いや『九尾狐伝1938』でのイ・ランは最後であるかもしれません」と伝えた。

また彼は「本能的に分かったんです。シーズン1の撮影が終わった時には、漠然と最後じゃないかも、という希望がありましたが、今日はなんだか、最後という感じが強かったんです」と告白した。

そして彼は「僕はよく考えてみると、イ・ランよりも人間のことが嫌いな性格でした」とし、「分別なく、一人で自ら傷つけられたと思って、寂しいなと感じました。だから最初に、もっとイ・ランというキャラクターに惹かれたのかもしれません。傷が多くて人を拒否する彼に近づいていった初日から、すべての日を思い出します。だけど、その後からイ・ランとして生きていったすべての日、彼のおかげで人の温かさと大切さを感じることができて、一瞬も寂しくなかったです」と正直に告白した。

「それはシーズン1からイ・ランというキャラクターを好きになってくださって、共感してくださって、僕の味方になってくださった、因縁になってくださった皆さんのおかげだと思います。大きな力になりました。ありがとうございます」と、感謝の気持ちを伝えた彼は、「人間の温かさを教えてくださった皆さん。ありがとうございます。僕も皆さんに愉快さと感動と、自分が持っていて感じたすべてを届けるため約9ヶ月間、いや、シーズン1から3年間、一瞬もイ・ランの手を放したことがないです。どうかその気持ちがよく伝わりますように」と願いを伝えた。

最後に彼は「僕が感情表現が下手なのですが、直接伝えられる人々には、この気持ちを必ず直接伝えます。幸せでした。これからもこの作品を思い出して、幸せになります。本放送を見る時にも、再放送を見る時にも、九尾狐がふと思い出す時にも幸せになります。イ・ランと縁になってくださったすべての方々に感謝します。ありがとうございました」と伝えた。

【キム・ボム SNSコメント全文】

こんにちは。
イ・ランを演じた、いや、イ・ランとして生きた俳優キム・ボムです。今、書いているこの文は、最後の撮影日である2022年12月21日に書かれたんです。この日の気持ちを記録して伝えたくて、このように文を書きます。

僕は今日、イ・ランと別れの挨拶をしました。まるで兄と別れる時のように、いや、それよりも悲しかったです。二度と会えないかもしれない大好きな友人と挨拶したからです。もちろん、これからもイ・ランとして挨拶するイベントがあるかもしれません。制作発表会や別の場所でたまに挨拶するイベントはあるかもしれませんが、1938年度での、いや「九尾狐伝1938」でのイ・ランは最後かもしれません。本能的に分かったんです。シーズン1の撮影が終わった時には、漠然と最後じゃないかも、という希望がありましたが、今日はなんか、最後という感じが強かったんです。

僕はよく考えてみると、イ・ランよりも人間のことが嫌いな性格でした。
分別なく、一人で自ら傷つけられたと思って、寂しいなと感じました。だから最初に、もっとイ・ランというキャラクターに惹かれたのかもしれません。傷が多くて人を拒否する彼に近づいていった初日から、すべての日を思い出します。だけど、その後からイ・ランとして生きていったすべての日、彼のおかげで人の温かさと大切さを感じることができて、一瞬も寂しくなかったです。
それはシーズン1からイ・ランというキャラクターを好きになってくださって、共感してくださって、僕の味方になってくださった、因縁になってくださった皆さんのおかげだと思います。大きな力になりました。ありがとうございます。
人間の温かさを教えてくださった皆さん。ありがとうございます。
僕も皆さんに愉快さと感動と、自分が持っていて感じたすべてを届けるため約9ヶ月間、いや、シーズン1から3年間、一瞬もイ・ランの手を放したことがないです。どうかその気持ちがよく伝わりますように。

僕は感情表現が下手なのですが、
直接伝えられる人々には、この気持ちを必ず直接伝えます。
幸せでした。これからもこの作品を思い出して、幸せになります。本放送を見る時にも、再放送を見る時にも、九尾狐がふと思い出す時にも幸せになります。
イ・ランと縁になってくださったすべての方々に感謝します。
ありがとうございました。

記者 : イ・スンロク