イ・ミンホ、そっくりのデジタルヒューマン誕生?韓国俳優初のクリエイティブ・ディレクターとして活動開始(動画あり)

OSEN |



俳優のイ・ミンホが、韓国の俳優としては初めてデジタルヒューマンを活用したデジタルアートを公開し、クリエイティブ・ディレクターとしての第一歩を踏み出した。

最近、イ・ミンホのYouTubeチャンネル「イ・ミンホフィルム(leeminho film)」を通じて「Project M」の映像が公開された。この映像は「New World, New meta」をテーマに、イ・ミンホのそっくりのデジタルヒューマン“M”が登場するデジタルアートだ。

「New World, New meta」は、厳しい社会階級と国の統制システムの腐敗、環境汚染などで社会不安が広がった仮想の2143年のソウルを背景にしている。注目すべきは、食べ物に対する「Project M」の想像力だ。食べるという行為を人間の基本的な欲求以上の、高いレベルの娯楽と趣味として扱い、様々な食べ物の形をサイバースタイルで提供し、見る人々の好奇心を刺激する。また、サイバーパンク風のCGで完成した今回の映像は、魅力的な表現力で圧倒的なビジュアルを誇っている。3分ほどのショートフィルムでも感じられる圧倒的なスケールに、幻想的で神秘的な音楽、独特の雰囲気まで合わさって、視線を釘付けにした。

今回のプロジェクトは、イ・ミンホがコラボのためのアーティスト選定から企画、ストーリーの開発、制作などに全面的に参加した。彼とのコラボプロジェクトに参加した最初の主人公は、世界的に注目されるデジタルアーティストのAXL LEだ。中国・上海出身のAXL LEは、2018年と2019年に3部作で公開されたKiyomi Kobayashiシリーズで名を知らせた。

写真=MYMエンターテインメント
AI技術を取り入れた様々な映像作品を制作・発表してきたAXL LEは、実写よりも実写のような細かい表現とユニークなストーリー構成で、披露する作品ごとに“天才アーティスト”という絶賛を受けたことはもちろん、CGアートの新しいビジョンを提示するビジュアルディレクターとして注目されている。現在、ギャラリーチョソンで展示会「FMK's Q1_Axle Le」が5月5日から28日まで開かれ、彼のこれまでの作品と新しい作品「The First meta human」を楽しむことが出来る。

AXL LEの他にも、サウンドデザインと音楽のミキシングはイギリスのBox of toysスタジオが参加し、モーションキャプチャとCGアニメはスウェーデンのNMBRSスタジオプロダクションが参加。異なるバックグラウンドを持つクリエイターと様々な観点で、新しい挑戦に挑んだ。

イ・ミンホは「普段から様々な分野のアートワークを見ていたが、AXL LEの作品の強烈なビジュアルに魅了されて、コラボを提案した」とし、「やったことのない分野に挑戦して、演技活動と異なる形でコラボする過程が面白かった。今回のプロジェクトを皮切りに、様々なジャンルのアーティストとコラボしていきたい」と伝えた。

これは、イ・ミンホの全世界のファンにとっても、様々な形で彼に会うことができる、嬉しいニュースになりそうだ。イ・ミンホは、俳優としての演技活動だけでなく、メディアやコンテンツを通じて、国籍やジャンルを問わずにコラボを展開する予定だ。また、演技・企画・制作に至るまで、活動の領域を広げて彼の影響力を拡大していく予定だ。

イ・ミンホは現在、Apple TV+「パチンコ」シーズン2の撮影に取り組んでいる。

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記者 : チェ・ナヨン