俳優のチョ・ウジンが、キム・ドンリュルの新曲のミュージックビデオに出演した。

キム・ドンリュルは5月11日に「黄金の仮面（Golden Mask）」でカムバックした。

音源とともに公開されたミュージックビデオの主人公は、チョ・ウジンが務めた。

キム・ドンリュルの所属事務所Music Farmによると、チョ・ウジンはキム・ドンリュルが「黄金の仮面」の歌詞を書いてからミュージックビデオの主人公として真っ先に思い浮かんだ俳優だという。

チョ・ウジンもキム・ドンリュルのファンであり、オファーに快く応じた。ミュージックビデオの監督よりも、主人公が先に内定した。

チョ・ウジンは繊細な演技と情熱溢れる姿でミュージックビデオを完成させた。作品のダンスシーンは元々代役が予定されていたが、チョ・ウジンの意志と素晴らしいダンスの実力で代役無しで演じられたという。

キム・ドンリュルのニューシングル「黄金の仮面」は早いBPMのファンキーな雰囲気を生かした、これまでの曲とは違う大胆なスタイルのナンバーだ。今年アコースティックバンドでレコーディングされ、ビンテージなサウンド、グルーヴを正攻法で再現したメロディーが印象的だ。

キム・ドンリュルの漫画的な想像力が見える歌詞も注目を集めた。幼い頃、誰もが一度は夢見る「英雄になりたい」という想像に着目した歌詞は、ありきたりになりそうなストーリーを曲に完璧に溶け込ませ、リスナーを惹きつけた。

壮大で華やかな楽器の伴奏とキム・ドンリュルの歌、歌詞が相まって「黄金の仮面」という仮想のヒーローの主題歌が誕生した。