“違法撮影”ラッパーBassagong、第一審で懲役1年の実刑判決…身柄を拘束

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写真=BassagongのInstagram
女性の身体を撮影し、流布した容疑が持たれているラッパーのBassagongが第一審で実刑を言い渡され、身柄を拘束された。

12日、ソウル西部地方裁判所刑事6単独(判事:キム・ユミ)は、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(カメラなどを使った撮影・頒布など)の容疑で起訴されたBassagongに懲役1年を言い渡した。

裁判部は「犯行の顛末を自白して反省し、2回の飲酒運転以外は刑事的な処罰を受けた前歴がないとしても、この事件の重大性や回復できない被害者の苦痛を考えると、それに相応する実刑の宣告が欠かせない」と述べた。

Bassagongには2018年7月に交際中だった被害者のA氏を違法撮影し、グループチャットに流布した容疑が持たれている。

検察は先月15日に開かれた公判で「被害者の意思に反して撮影し、さらにグループチャットに掲載して嘲弄するような会話をした。和解も成立していない」とし、Bassagongに懲役1年6ヶ月を求刑した。また児童・青少年関連機関への3年間の就職制限、2年間の個人情報の公開・告知命令などを求めた。

1月の最初の裁判でBassagongは、公訴事実をすべて認めた。彼は「二度と過ちを犯さない。被害者に改めて謝罪し、今回のことをきっかけにより良い人になれるように努力する」と善処を訴えた。

しかし、被害者のA氏はBassagongが反省していないと主張した。被害者側は「被告人は私に取り調べに出席しないように脅迫し、それが通じないと被害者が私であることを暴露した」と明かした。

A氏は自身のSNSで「被害者である私が怖くて知人の結婚式場に行くこともできず、加害者が堂々と出席するのが悔しい」「被害者には和解書を書くことを求め、こっそり自首した人間、海外に逃げればいいと被害者の個人情報を暴露し、元気に暮らしている人間たちより上手く生きたい」と苦痛を訴えた。

記者 : シン・ウンジュ