「マイ・ハート・パピー」チャ・テヒョン、試写会後の出来事を明かす“ユ・ヨンソクが大泣きした”

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写真=KIDARI STUDIO
毎週、バラエティ番組「動物農場」を欠かさずに見ているというチャ・テヒョンが、映画「マイ・ハート・パピー」の公開を控えて、動物虐待について語った。

映画「マイ・ハート・パピー」(監督:キム・ジュファン)に出演したチャ・テヒョンは、ソウル鍾路(チョンノ)の某所で行われたインタビューを通じて、「愛犬は家族」というメッセージが込められた今回の作品に出演しながら感じたことを明らかにした。

韓国で3月1日に公開された映画「マイ・ハート・パピー」は、“飼い主人生”ログアウトの危機に直面したミンス(ユ・ヨンソク)と、人生そのものが危機であるジングク(チャ・テヒョン)、2人が愛犬ルニーの完璧な執事を探すために面接を始め、思いがけない出会いを続けていく物語だ。

チャ・テヒョンは、野心を持ってオープンしたカフェが潰れ、お金に困っているが、義理だけは最高なジングク役を演じ、映画「神と共に」シリーズ以来、久しぶりにスクリーンに復帰する。大人げがないように見えるが、誰よりも情け深く、心が強いキャラクターを熱演している。

この日のインタビューで彼は、「1年前から、公開日が決まっては中止になることを繰り返した作品です」とし、「『もしかしたら公開できないかもしれない』と思っていたところ、3月1日に公開が確定して嬉しいです」と語った。

試写会の後、ユ・ヨンソクは大泣きしたという。ユ・ヨンソクは幼少期から常に愛犬を飼ってきた愛犬家である。チャ・テヒョンは「僕も、ミンスがルニーなしで1人で泣くシーンが悲しかったです」としながらも、「でもそのシーンの他は、そこまで泣くことはないと思っていました」と冗談を言った。

そして「確かに愛犬家たちは、映画を見て感じることが違うようです。ある方は、犬が横になっている最初のシーンから感情が湧き上がってくる方もいたみたいです。僕も結婚するまでは犬を飼っていました。ユ・ヨンソクのように、使命感を持って選んだ作品ではないですが、僕もシナリオ自体に共感できました」と語った。

最後に、犬を飼ったのが16年前だと言うチャ・テヒョンは「僕が犬を飼った時と今では、考え方自体があまりにも違います。昔は犬を売買する文化でした。僕の場合は、犬を3匹飼いました」とし、「今は『最後まで責任を取れなかったら飼わないほうがいい』という認識があります。子供たちが『子犬を飼おう』と言うと、『うちは子供が多すぎて飼えない』と言います。また、『君たちが最後まで責任を取れないのなら飼えない』と言っています」と話した。

「動物農場」を毎週欠かさず見ているという彼は、「動物をモノとして取り扱う法律が早く変わり、動物虐待に対する罰則が厳しくなってほしいです」とし、「この映画にも、捨て犬の保護所が登場します。映画の撮影のために確保した場所なので、わりと環境は良かったと思いますが、しばらくそこにいると、めまいがするほど臭いがひどかったです。そうすると、実際の場所はどうなのだろうと思いました。ここで働いている人々は、本当にすごいと思いました」と話した。

捨て犬ボランティアをしてきたイ・ヒョリが、海外に養子縁組した犬たちに会いに行く番組tvN「カナダチェックイン」については、「ヒョリのようなマインドを持っている人々が行いそうな、とてもよく企画された番組だと思います」と、感想を明かした。

記者 : ペ・ヒョジュ