SMエンターテインメント（以下SM）が新しいアーティストを紹介した。HYBEと経営権をめぐる紛争の中、SMだけの道を構築するという意志を改めて表したとみられる。

23日、「SMTOWN」チャンネルには「SM 3.0：グローバル拡張及び投資戦略」というタイトルで映像が掲載された。映像には、いわゆる“イ・スマン退陣”を軸とする革新案「SM 3.0」の4大主要成長戦略を完成させるという内容が盛り込まれている。

特に、映像の後半には、SMが新しく公開するバーチャルアーティストのnævis（ナイビス）が登場し、注目を集めた。これに先立ち、aespaの世界観と繋がる彼女たちのサポーターであるバーチャルアーティストのnævisのデビューを準備していると明かしていた。nævisの公開とともに、SMはバーチャルアーティストとVR、XRなどのコンテンツ制作に心血を注ぐと伝えた。

他にもSMは「グローバル事業拡大の3段階モデル」「日本、アメリカ、東南アジア地域別の拡張戦略」「2025年に7つの国内マルチ制作センター」「3つのグローバル制作センター体系構築を通じて売上2600億ウォン（約260億円）を達成すること」「IP制作力量の拡充及びファンプラットフォームの高度化」「持続的な成長動力の発掘のための新規地域、及び技術への投資」「202年連結売上高基準4800億ウォン（約480億円）、営業利益800億ウォン（約80億円）の追加創出」「株主全体との利害関係一致」「徹底した責任経営の実施」などを「SM 3.0」の最終戦略案として発表した。

一方、SMは3月31日に予定されている定期株主総会を控え、新しい取締役の候補を発表した。SMが公開した候補はチャン・チョルヒョクCFO（最高財務責任者）、キム・ジウォンマーケティングセンター長などで、現在の社内取締役陣は辞退するという。

・aespa、初の単独コンサートを控えて心境明かす「新しいパフォーマンス＆ビジュアルを準備中」

・aespaのMVに登場する“nævis”にそっくり！？ELRISのBELLA、まるでCGのような美しさに驚き