※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「青春ウォルダム」でパク・ヒョンシクのチョン・ソニへの信頼に亀裂が生じた。

韓国で21日に放送されたtvN月火ドラマ「青春ウォルダム」第6話では、イ・ファン（パク・ヒョンシク）が開城（ケソン）殺人事件の容疑者ミン・ジェイ（チョン・ソニ）の潔白を覆す新しい証拠を見て混乱に陥った。容疑者と目撃者の供述の内容が分かれると、イ・ファンが冷たい顔でミン・ジェイを召喚し、2人の間に不安な雰囲気が漂い始めた。

イ・ファンは「都城殺人事件を解決し、能力を立証せよ」という自身が出した試験に臨んで負傷したミン・ジェイを世話し、彼女に心を開いたことを表した。ついにイ・ファンの試験に合格したミン・ジェイは、彼の信頼を得たことに安心しながらも、女性である自身に配慮し、自ら看護してくれた彼の優しさに妙な感情を感じた。

傷を治療する過程で2人は、学問を教えてくれた師匠で人生を教えてくれた父親の開城府尹（ソ・テファ）についての思い出を共有した。事件の後、家族を懐かしんでいたミン・ジェイは、イ・ファンの話で父親との幸せだった記憶を思い出し、一人で我慢してきた感情を取り出した。いつも彼女に慰められていたイ・ファンが初めてミン・ジェイの痛みを慰める姿は、2人の若者の関係が前よりぐっと近づいたことを実感させた。

それからイ・ファンは約束した通り、開城殺人事件に対するミン・ジェイの話も聞いてあげた。婚姻を控え、恋人のシム・ヨン（キム・ウソク）と離れるため家族を毒殺したという記録を読み、悔しさと怒りで涙を流したミン・ジェイは、記録に書かれていないその日の話を一つ一つ告白した。また、シム・ヨンが婚約者なのかという質問には「血縁に他ならない」と答え、疑惑を晴らそうとした。

しかし、その日に対するミン・ジェイの記憶も完全ではなかった。イ・ファンの推理通り、幽霊の書と開城殺人事件、都城殺人事件が全てつながっているなら、ミン・ジェイの記憶が最も重要な手がかりになるため、イ・ファンはその日を思い出せるよう彼女を励ました。呪いを怖がるイ・ファンの本音を聞いたミン・ジェイも、必ず記憶のかけらを探すと誓った。

イ・ファンは、この全ての計略を企てた犯人が、自身を引きずり下ろし、また別の大君を王座に就かせようとする外戚勢力の代表、チョ・ウォンボ（チョン・ウンイン）だと思った。これに先立ってチョ・ウォンボは、継妃チョ氏（ホン・スヒョン）に支えられ、王に向けた野心を表した。同じ時間、チョ・ウォンボも東宮殿に新しく入ってきた内官コ・スンドル、すなわちミン・ジェイの正体を疑い始め、彼らの間にまた別の危機が迫ることを予感させた。

こうした中、開城殺人事件の流れを変える新しい事件が発生した。ミン・ジェイの婚約者だと知られたシム・ヨンが、彼女に遺書を残して自殺したのだ。「ミン・ジェイとシム・ヨンは婚約関係であることが事実だ」という官員の言葉とシム・ヨンの遺書を読んで混乱していたイ・ファンは、ミン・ジェイの口から出たすべての言葉が嘘のように感じられた。

ミン・ジェイの証言に正面から反論する多くの証拠に、イ・ファンは事実関係を把握するため有力な容疑者であるミン・ジェイを呼ぶことを命令した。ミン・ジェイの一言で慰められただけに、裏切りに怒りの感情を爆発させるイ・ファンの姿を最後に第6話が終わった。数回の試験を経て積み上げた信頼に亀裂が生じてしまった状況で、イ・ファンがミン・ジェイにどんな処分を下すのだろうか。