放送終了「青春ウォルダム」パク・ヒョンシク&チョン・ソニ、2人が迎えた結末は?【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「青春ウォルダム」画面キャプチャー
パク・ヒョンシクとチョン・ソニが運命の塀を越えて互いに触れ合い、ハッピーエンドを迎えた。

韓国で11日に放送が終了したtvN月火ドラマ「青春ウォルダム」の最終回の視聴率は首都圏世帯平均5.6%、最高6.5%を記録し、全国世帯基準も平均4.9%、最高5.8%で自己最高視聴率を更新。そして首都圏と全国共に、ケーブルおよび総合編成を含む同時間帯視聴率1位を獲得した(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ニールセン・コリア)。

同日の放送では、イ・ファン(パク・ヒョンシク)とミン・ジェイ(チョン・ソニ)が嘘に隠された真実を明らかにし、長年の恨みを晴らした。さらに現実の壁に遮られ繋がらなかった2人の気持ちが通じ合い、深い余韻を残した。

2人をはじめとした捜査団は、ついにピョクチョンの人々が集まって暮らしているというネワンゴルに着いた。10年前、ピョクチョンのことが知りたいというイ・ファンの切実な願いを聞いた人々は、歴史に記録されていない過去のことをすべて打ち明けた。反逆者に仕立て上げられただけでなく、人々の偏見に苦しんでいたピョクチョンの民の悲しみが胸を痛めた。これに対し、イ・ファンはピョクチョンの人々を故郷に戻らせることはもちろん、差別までなくすことを約束し、彼らを安心させた。

これと共に、ネワンゴルに押し寄せたチョ・ウォンボ(チョン・ウンイン)の勢力まで制圧し、誤った歴史を正す準備を終えた。イ・ファンの計画通り、ピョクチョンの乱についての真実を知った王(イ・ジョンヒョク)とキム・アンジク(ソン・ビョンホ)、そしてハン・ジュンオン(チョ・ソンハ)が朝廷を翻弄したチョ・ウォンボを逮捕する支援軍を送ってくれたのだ。反逆者だと後ろ指を指されたピョクチョンの民の悔しい事情も明らかになった。

すべての事件を解決し、イ・ファンとミン・ジェイ、チャン・ガラム(ピョ・イェジン)とキム・ミョンジン(イ・テソン)、ハン・ソンオン(ユン・ジョンソク)とチェ・テガン(ホ・ウォンソ)は平穏な人生を取り戻した。呪いと濡れ衣から解放されたイ・ファンとミン・ジェイの恋も、遠回りしながら実現した。長い間待って、気持ちを抑えてきた2人はやっと「愛してる」と告白してキスし、視聴者の胸をときめかせた。

このように「青春ウォルダム」は、運命を変えた緻密なミステリーと徐々に進んでいく恋愛模様で見どころ満載のドラマになった。それぞれの事件が緊密に繋がって巨大な謎の手がかりになると共に、どんでん返しの連続で緊張感を与えた。また、互いを救うため危機に立ち向かうイ・ファンとミン・ジェイの姿が切ない気持ちを抱かせた。

1人の過ちと人々の偏見で犠牲になったピョクチョンの民たちの叫び、家族を失った復讐心でまた別の悲劇を招いた継妃(ケビ:王の後妻)チョ氏(ホン・スヒョン)の悲惨な結末は重苦しい気持ちにさせた。恨みが恨みを呼ぶ悪循環の中でも、これを防ぐため努力するイ・ファンとミン・ジェイの姿は、見る人たちに真の許しの意味について考えさせた。

ここに身分と性別を気にせず、真実を明らかにするという同じ目標に向かって息を合わせるイ・ファンとミン・ジェイ、チャン・ガラムとハン・ソンオン、キム・ミョンジンの友情が心を温めた。特にキャラクターに完全に入り込んだパク・ヒョンシク(イ・ファン役)、チョン・ソニ(ミン・ジェイ役)、ピョ・イェジン(チャン・ガラム役)、ユン・ジョンソク(ハン・ソンオン役)、イ・テソン(キム・ミョンジン役)など俳優たちのケミストリー(相手との相性)と演技への情熱が相乗効果を発揮し、没入感を高めた。

記者 : カン・ソジョン