放送終了「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」キム・レウォン、放火犯を捕まえることはできるか…シーズン2にも注目【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」のキャプチャー
「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」がシーズン1のエンディングを迎えた。

30日に韓国で放送されたSBS金土ドラマ「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」の最終回は、ニールセン・コリア全国世帯基準で10.3%、最高12.3%を記録した。

この日の放送では、謎のカステラ男の登場と同時に連続放火犯を追跡する警察と消防の共助が描かれた。ポン・ドジン(ソン・ホジュン)は、火災現場に共通して刻まれていた“星模様”が放火犯のシグナルだと推測し、3時間ごとに武営洞で正確に起きた3件の放火が「連鎖放火事件」だと主張した。しかし、最後に火災ではなく野良猫死亡事件が起き、警察が証拠がないとして事件は「放火」ではなく「失火(故意ではない理由で火災が起きたこと)」と処理しようとすると、彼はかっとなって事件の移管を要請した後、国立科学捜査研究院のユン・ホン(ソン・ジユン)に助けを頼んだ。またチン・ホゲ(キム・レウォン)の元を訪ねて「お前は犯罪者たちに怒り、その子供たちを捕まえるのが似合う」と挑発した後、警察と消防の意見が交錯する事件ファイルを渡し、チン・ホゲの捜査意志を煽った。

これに対し「野良猫死亡事件」を調べていたチン・ホゲは、誰かが野良猫たちが出入りした地下室の中のトイレットペーパーの紙くずを火災に使おうとしたことに気づき、ポン・ドジンは地下室の壁で星模様を発見。2人は国立科学捜査研究院の鑑識結果、放火犯がカステラに引火物質である“トルエン”を入れて火をつけたことを確認し、ポン・ドジンはホットドッグトラックに火を出させた曲面鏡の光反射まで捜し出し、証拠確保に乗り出した。チン・ホゲは放火犯は火事の見物をしなければならないため、絶対現場を早く離れないことを強調し、有力な容疑者であるチョ・イルジュンの位置を突き止めた。そして「クァンヨン洞カルメ駐車タワー」の火災出動のニュースと共に、チョ・イルジュンのスマートフォンの位置情報が同じであることが確認され、緊張感を高めた。

結局、ポン・ドジンは進入のために隣の建物から駐車タワー換気口に移動し、防火服を着たチン・ホゲも「お前は電気を消して。俺は中にいるやつを捕まるから」と同行した。しかし、危険にさらされて駐車タワーの換気口に入った2人が炎の中に入った後、後発隊がはしごで入ろうとした瞬間、爆発音と同時に炎が上がった。駐車タワーの中の2人の姿が現れない中で、はしごまで落ちる一触即発の危機が繰り広げられ、シーズン2に対する好奇心を急増させた。

そうかと思えば、駐車タワーに行く前に指輪を買ったポン・ドジンがソン・ソル(コン・スンヨン)に「明日話すよ」という言葉を残し、チン・ホゲはソン・ソルに「心臓が止まった瞬間、そばにいて良かった」という言葉を伝えたことが明らかになり、シーズン2に現れる3人の運命に帰趨が注目された。この他にもマ・ジュンド(チョン・グクファン)の突然死によって世の中に出てきたマ・テファ(イ・ドヨプ)、マ・ジュンドも死に至ると激怒したチン・チョルジュン(チョ・スンヨン)、ポン・ドジンの火災調査を見ながら、彼に国立科学捜査研究院の火災調査官の座を提案したユン・ホンの姿まで、シーズン2に続くストーリーに対する無限の想像力を引き出した。

制作陣は「これまで『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム』に送って下さった視聴者の方々の熱い愛と応援に感謝申し上げる」とし、「シーズン1で着実に積もった警察と消防の共助がシーズン2でより一層爆発的に火がつく予定だ。2023年下半期に放送されるシーズン2を待ちながら、一層緻密になる警察と消防の協力を期待してほしい」と最後の感想を伝えた。

記者 : パク・スイン