SMイ・スマン統括PD、サウジアラビアと観光産業活性化のための業務協約を締結…現地でのMV撮影&番組制作などを計画

OSEN |

イ・スマン総括プロデューサーとSMエンターテインメントが、文化技術(Culture Technology)でサウジアラビアの観光産業を活性化させ、韓国文化の影響力を中東まで拡大していく。

先月29日(現地時間)、サウジアラビアのリヤドにあるキングアブドゥルアズィーズ カンファレンスセンター(King Abdulaziz Conference Center)で行われた業務協約締結式には、イ・スマン総括プロデューサーとSMのイ・ソンス代表、SM SEA & MENAのハン・ギョンジン支社長、ハイファ・ビンティ・アブドラ・サウード(Hayfa bint Abdullah al-Saud)王女で観光部次官、サウジアラビア観光局のCEOであるFahd Hamidaddinなどが出席した。

今回の業務協約は、イ・スマン総括プロデューサーの文化技術(Culture Technology)と呼ばれる独自のプロデュースノウハウ及びSMのコンテンツIPとサウジアラビアの文化遺産を融合させ、サウジアラビアの観光を全世界にPRする多様なコンテンツの制作及びマーケティングに関する戦略的パートナーシップを結ぶことを目標としている。

イ・スマン総括プロデューサーとSM、サウジアラビアの観光庁は、SM所属アーティストのサウジアラビアの観光広報大使任命、サウジアラビアの観光地でのミュージックビデオおよび旅行リアリティ番組などのコンテンツ制作、サウジアラビア観光をPRするためのプロモーションなどを共に展開していく計画だ。

イ・スマン総括プロデューサーは、ハイファ王女との会談でサウジアラビアの観光産業の活性化に関するビジョンに言及し、「地球の持続可能性のためのネットゼロ(Net Zero)のロードマップを具体的に実行しなければならない時だ。未来の都市は地球の持続可能性を実現し、砂漠化を防ぐ努力が必要だ」と伝えた。また「カーボンニュートラル、砂漠化を防ぐ方法のうち、重要である植樹を通じて、より良い地球を作っていけるよう、サウジアラビアを含め、砂漠のある地域に木を植えるキャンペーンに誰もが楽しく参加できるようにしたいと思う。最近、モンゴルの政府関係者と会い、モンゴルにスマートエンターテインメントシティをつくることについて話し合い、『木を植えるK-POPフェスティバル』を開催することにした。公演を見に来た観客が1本でも木を植えるキャンペーンを展開していけば、砂漠化を防ぎ、環境保護に役立つと思う」と話した。

さらに「2023年に中東、モンゴルで『木を植えて地球を救う』ミュージックフェスティバルとキャンペーンが同時に行われるようにしたいと思う。サウジアラビアがK-POPと共にすれば、全世界のK-POPファンと若者たちが訪れることになると思う。これが全世界的な『Sustainability Movement』になり、誰もが参加したいと思うミュージックフェスティバルと共に植樹を実現したい。砂漠化する場所で、そして砂漠でむしろ地球を青くするプロジェクトを始めれば、全世界の都市のいたるところに拡大すると思う」と伝えた。

さらに、ディルイーヤ遺跡の新都市プロジェクトについては「ユネスコの世界遺産に登録されているディルイーヤの歴史博物館に、バーチャルと現実をミラーリングし、構築する『ディルイーヤメタバース(ミュージアム)プロジェクト』を提案している。現実の都市ディルイーヤをミラーリングしてバーチャルメタバースに先にシミュレーションで作り、これを再びミラーリングして現実世界であるフィジカルメタバースに具現するのだ。こうすればディルイーヤは世界で初めてバーチャルとフィジカルメタバースで創造された博物館を保有した都市になるだろう」と説明した。

特にハイファ王女はイ・スマン総括プロデューサーが示した「木を植えて地球を生かす」ミュージックフェスティバルとキャンペーンに積極的に参加する意思を示し、「K-POPコンサートを見るためにサウジアラビアを訪れた全世界の若者と観光客が宿舎を予約した場合、予約者名で一本の木を植えるならさらに参加者が増えて効果的だと思う」と共感し、早いうちにこれと関連した具体的な議論をすると話した。また「サウジアラビアの観光産業についてのイ・スマンプロデューサーの優れたビジョンと具体的な推進戦略にインスピレーションを受けた。必ず一緒に仕事がしたいと思った。イ・スマンプロデューサー、SMと長期的に持続可能な発展を共にしていきたい」と話した。

SMのイ・ソンス代表も「SMが保有しているIPとコンテンツ制作および事業の力量を基に、サウジアラビアの観光庁と意味のある結果を生み出すことができると思う。サウジアラビアの観光産業を発展させるだけでなく、SMのコンテンツ、さらに韓国の文化もさらに広く知らせるきっかけになるだろう」と伝えた。

イ・スマン総括プロデューサーとハイファ王女の出会いは今回が3回目で、これまで双方はサウジアラビアの制作会社とのコラボで映像およびイベントの制作など、共に行う文化産業プロジェクトについて意見を交わし、協力することとした。

記者 : チャン·ウヨン