放送開始「カーテンコール」ソン・ドンイル、演劇俳優のカン・ハヌルをスカウト?【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「カーテンコール」放送画面キャプチャー
ソン・ドンイルがコ・ドゥシムの偽の孫としてカン・ハヌルをスカウトした。

韓国で10月31日に放送がスタートしたKBS 2TVの新月火ドラマ「カーテンコール」第1話で、チョン・サンチョル(ソン・ドンイル)がユ・ジェホン(カン・ハヌル)に芝居を提案した。

1950年12月23日、興南(フンナム)の埠頭で物語は始まった。若い頃のチャ・グムスン(コ・ドゥシム)は避難していた途中、夫と別れた。グムスンの夫は息子を自身の体に縛ってグムスンを先に船に乗せた後、他の子供を助けていたが、船から離れ、グムスンは北朝鮮に夫と息子を置いて1人で韓国に来て商売を始めた。

時間が経ってグムスンの事業は「楽園グループ」になり、孫娘のパク・セヨン(ハ・ジウォン)はグムスンの夢だった楽園ホテルをオープンした。彼女はホテルをきちんと運営しようとしたが、兄のパク・セジュン(チ・スンヒョン)はホテルのオープンと同時に売却を推進した。グムスンが癌により病院で長い闘病生活に入ると、セジュンが勝手にホテルを売却しようとしたのだ。

グムスンが余命3ヶ月を言い渡されたことで売却は保留になったが、セジュンはタイミングを狙い、妹のセヨンと後継をめぐって対立を始めた。グムスンは死を控え、北朝鮮に置いてきた息子と孫を懐かしんだ。彼女の夫はずっと前に死亡し、彼女は家族再会の時、息子のヨンフンと孫のムンソンに会った。

ヨンフンは父親が再婚せず、グムスンを思いながら亡くなったとし、彼女が韓国で再婚した事実を非難した。これに対し、グムスンが韓国で出会った夫も早くに亡くなり、1人だけだった息子も孫だけを残して死んでしまったと話すと、孫のムンソンが彼女の手を握って慰めた。

グムスンは次の家族再会の際、息子のヨンフンの死亡通知を受け取った。サンチョル(ソン・ドンイル)はグムスンのためにムンソンを探した。グムスンは孫のムンソンが亡くなった夫に似て善良な青年になっていると期待していたが、実は彼は麻薬組織の一員になっていた。サンチョルはムンソンについて「ごみのような人間」という言葉を聞いた。

ジェホン(カン・ハヌル)は午前は自転車で配達のバイトをし、夕方には舞台に立って人民軍役を演じる演劇俳優だ。ジェホンは流暢な北朝鮮語で熱演したが、残念ながら観客は多くなく、その中の1人がサンチョルだった。

サンチョルはジェホンに名刺を渡しながら「僕と一度演劇をやってみませんか? 人生を変えられる大きくて美しい舞台で」と提案し、ジェホンをグムスンの偽の孫ムンソンにすることを暗示した。

記者 : ユ・ギョンサン