イ・ジョンジェ&イム・シワン&イ・ジョンウン、10月19日に開幕する「ロンドンアジア映画祭」に出席へ

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写真=映画「ハント」「非常宣言」「オマージュ」スチールカット
イ・ジョンジェ、イム・シワン、イ・ジョンウンが「ロンドンアジア映画祭」に出席する。

「第7回ロンドンアジア映画祭」は10月19日に開幕し、30日まで計12日間にわたり、ロンドンのランドマークであるオデオン・ラックス・レスター・スクエアを中心に、市内5ヶ所の主要映画館で行われる。11本の韓国映画と、アジア映画の流れをリードする中国、日本、台湾、香港の作品50本ほどを披露する。

開幕作「ハント」の監督で主人公であるイ・ジョンジェが開幕式のレッドカーペットを皮切りに観客との特別な出会いを計画した中、「非常宣言」(監督:ハン・ジェリム)のイム・シワン、「オマージュ」(監督:シン・スウォン)のイ・ジョンウンもロンドンを訪れる。

「第7回ロンドンアジア映画祭」は、韓国の文化を現地に紹介する“3大K-カルチャー企画”を設け、競争力を高めている。韓国映画を通じて魅力的なK-カルチャーに間接的に接したヨーロッパの観客に直接的な体験の機会を提供する参加型企画だ。ヨーロッパや北米地域など、どの映画祭でも試みたことのない特別なセクションとして注目されている。

ロンドンアジア映画祭がソウル観光財団と手を組んで今年初めて披露する「ソウルナイト」は、ロンドンでソウルを旅行するというコンセプトのイベントだ。ロンドンの中心にあるレスタースクエアが一望できる映画館の内部をソウルのように飾り、映画を観覧した観客にソウルにいるような気持ちのいい錯覚を呼び起こすとみられる。

海外のファンが最も興味を持つコンビニが経験できる「映画の中のコンビニ体験」も関心を引く。これに先立ってポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」の人気に合わせ、“チャパグリ(韓国のインスタントラーメン「チャパゲティ」と「ノグリ」を掛け合わせたもの)キャンペーン”を行い、反響を呼んだ。今回はコンビニで購入できる製品で映画の中の韓国料理メニューを真似してみる企画で観客の参加を誘導する。

OTT(動画配信サービス)プラットフォームでK-コンテンツに夢中になった観客にKフードを紹介する「ポップアップキッチン」は、「ロンドンアジア映画祭」が毎年心血を注ぐ部分だ。イギリスの韓国人ミシュランヘッドシェフであるウォン・ジュヒョンが、映画祭の後援会社の製品であるブルダック炒め麺(三養)、餃子(bibigo)、チキン(bbq)、焼酎(Hite、真露)を活用して、自ら開発した新しい韓国料理を提供する。誰でも家で簡単に作って食べられるようにレシピを構成し、K-フードを広げようとしていることも特徴だ。

「ロンドンアジア映画祭」の執行委員長チョン・へジョンは、K-カルチャーを体験する3大企画を用意した理由について「今は国家間の外交より都市間の交流がより一層重要になるコミュニティ中心の世界に変化している」とし「新型コロナウイルスの流行以降、人々はより一層実質的な経験を求めるようになった」と伝えた。続けて「映画を観覧する間、ロンドンの観客にソウルを経験してもらいたいと思った」とし「特に2023年は韓英国交正常化140周年になる年であるだけに、今年ソウルを皮切りに毎月映画を通じた都市シリーズも企画している」と付け加えた。

記者 : ペ・ヒョジュ