ATEEZ&PENTAGONからNewJeansまで「KCON 2022 SAUDI ARABIA」多彩なステージに2万人のファンが熱狂!(総合)

OSEN |

写真=CJ ENM
9月30日(金)、10月1日(土)の2日間、サウジアラビアで初開催された「KCON 2022 SAUDI ARABIA」が、現場に集まった2万人余りのファンの熱烈な呼応の中で盛況のうちに終了した。

「KCON」は集客効果が大きいK-POPショーに韓国のライフスタイルを直接体験できるコンベンションを融合したフェスティバルだ。2012年から110万人以上の観客を集め、K-カルチャー伝播の先鋒の役割を担ってきた。「KCON」のサウジアラビア開催は今回が初めてであり、中東地域では2016年アラブ首長国連邦(UAE)で行われた「KCON 2016 AbuDhabi」に続き2回目だ。今回の「KCON」は、6月にCJ ENMとサウジアラビア文化部が締結した文化交流増進業務協約(MOU)に伴う最初の結果でもある。

2日間にわたり行われた今回のイベントには、サウジアラビアだけでなくアラブ首長国連邦、エジプト、クウェートなど周辺地域のK-POPファン2万人余りが会場を埋め尽くし、公演が生中継されたTVING、YouTubeチャンネル「KCON official」、Mnet K-POPなどのチャンネルにも全世界213ヶ国820万人のファンが集まり、サウジアラビアの夜空に鳴り響いたK-POPフェスティバルに共に熱狂した。

今回の「KCON」は、レジェンド級のアーティストから第4世代アイドルまで、グローバルK-POPファンが熱狂するショーラインナップで注目された。イベント前から盛り上がっていた雰囲気は、公演開始を知らせる映像が始まると、ファンの歓声と調和し、会場を沸かせた。初日は、PENTAGONがKCONシグネチャーソング「POPPIA」のロックバージョンを披露し、華麗な幕を開けた。「POPPIA」は、「KCON 2022 LA」で初めて公開した曲で、毎回他の歌手たちが自分たちのカラーに合うようにアレンジして歌いながらKCONだけのアイデンティティを作っていくコーナーだ。その後、ステージのバトンを受け継いだSECRET NUMBER、P1Harmony、THE BOYZも相次いで華麗なパフォーマンスを披露してファンを魅了した。

続いて、元Wonder Girlsのソンミは、「Heart Burn」「pporappippam」「Gashina」で魅力溢れるパフォーマンスを披露し、その後登場したRAIN(ピ)が「GANG」「Love Song」「30 SEXY」で爆発的な呼応を引き出して、会場の熱気を最高潮に引き上げた。

2日目は、元SISTARのヒョリンが強烈なパフォーマンスでステージを掌握し、スタートを開いた。続いて、第4世代アイドルグループNewJeansが感覚的なスタイルの公演で初の中東進出ステージを終えた。TO1とONEUSは、合同ステージを通じてドラマ「二十五、二十一」のOST(挿入歌)を歌い、サウジアラビアファンを熱狂させた。TO1のリーダーであるジェユンは「K-POP、K-ドラマなどK-コンテンツが人種と国境を越えて皆を一つにできるという事実に胸がいっぱいです」とし「サウジアラビアで進行した初の『KCON』で共に過ごすことができて光栄です」とステージに上がった感想を伝えた。

続いてSTAYCが、リレーパフォーマンス曲でSUPER JUNIORの「SORRY SORRY」を披露し、ファンの郷愁を刺激すると同時に、現場のすべてのファンが一つの声で歌を一緒に歌う珍しい光景を演出したりもした。2日目の公演の最後は、莫大なグローバルファンダムを保有したATEEZが飾った。ATEEZは「Guerilla」「THANXX」「The Rea」などヒット曲を相次いで歌い、“K-POP強者”の面貌を堂々と誇示した。

コンサートに先立ち行われたコンベンションでも、K-コンテンツの熱気を実感することができた。韓国ドラマ、韓国映画、韓国ウェブ漫画、韓国ファッションなど、K-カルチャーを体験できる多様な空間で構成されたコンベンションには、韓国文化に関心の高いファンでにぎわった。コンベンションは、大きく「KCON SQUARE」「WE ARE K-POP」「FAN SQUARE」の3つの区域に分けて行われた。まず「KCONSQUARE」には韓国の代表コンテンツを体験できる韓国コンテンツ振興院ブースをはじめ、韓国とサウジアラビア両国の料理を経験し文化を交流するKCON CAFÉ、アーティストにファンが直接メッセージを作成できる「MESSAGE WALL」等、多様な空間で構成された。

「KCON 2022 SAUDI ARABIA」の成功的な開催のために中東地域の特性を細心に反映したCJ ENM音楽コンベンション事業チームの老練さも目立った。ファンと直接交流するアーティストやイベントスタッフの服装に気を使い、ムスリム祈祷時間を考慮してコンベンションやコンサート開始時間も遅い午後に調整した。

CJ ENMの音楽コンテンツ本部のキム・ヒョンス本部長は「名実共に世界最高のKカルチャーフェスティバルとして位置づけられた『KCON』が書き下ろしている壮大な旅程にサウジアラビアという新しいページを追加できた非常に意味深い機会だった」とし「サウジアラビアに韓国文化を知らせ両国が交流できる踏み台を固めたようで嬉しい」と感想を述べた。 また「CJ ENMの超格差製作力量を基に、今後も成長し続けるKカルチャーコンベンションを作っていきたい」と付け加えた。

CJ ENMは今回成功した「K CON 2022 SAUDI ARABIA」の熱気を引継ぎ、14日から東京で「KCON 2022 JAPAN」を開催する予定だ。

記者 : キム・ボラ