IU、オリンピック競技場での単独コンサートが大成功!名曲からの卒業宣言も(総合)

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写真=EDAMエンターテインメント
“トップの中のトップ”のIU。これ以上の言葉は必要ないだろう。

IUが18日の午後7時、ソウル松坡(ソンパ)区蚕室(チャムシル)総合運動場オリンピック競技場で、単独コンサート「The Golden Hour:オレンジの太陽の下で」の2日目の公演を行い、オープニング曲として「eight」を選曲した。

公演のサブタイトルのように、オレンジ色の太陽が会場の空を黄色く染めた時、IUがステージ上に登場した。「私たちはオレンジ色の太陽の下 / 影もなく一緒に踊る」という歌詞が、空までセットの一部となる壮大な光景を披露した。

彼女は「Celebrity」まで歌った後、観客に最初の挨拶をした。客席を見ながら「今日も満席ですね」とにっこりと笑い、オープニング曲の選曲について「夕陽が沈む時『eight』を歌いたかったんです。以前から企画していたことだったので、空が綺麗で気に入りました」と満足げに話した。

彼女は韓国の女性ソロ歌手として初めて、オリンピック競技場で公演を行った。2日間で約8万人の観客と出会った彼女は、黄緑色の座布団をすべての座席に敷く真心で、ファンを感動させた。それと共に「私の母が発注し、約1ヶ月前から準備したものです」と説明した。

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この日は、IUのデビュー14周年の記念日でもあった。彼女は「完璧です。日曜日にコンサートをして、デビュー記念日まで祝うことができるなんて、私は本当にラッキーです」と幸せそうに語った。

「Every End of the Day」のステージ中には、イヤーモニターがしっかり作動しないハプニングが起きた。これに彼女は「会場に私一人取り残された気分でした」と、可愛く吐露した。

「Meaning of you」の合唱パートでは「とても上手です」とファンを励まして雰囲気を盛り上げ、「strawberry moom」の時はバルーンを浮かべて2、3階の観客にも近づいていった。また、「Friday」「Blueming」「Last Night Story」など、明るい雰囲気の歌が続き、雰囲気はさらに盛り上がった。

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IUは今回のコンサートを最後に、しばらく「Palette」と「Good Day」を披露しないと明かした。

「Palette」のステージを控えて「愛する曲の卒業式です」と切り出した彼女は、「25歳の時にこの歌を作ってから、本当に大切に思いながら歌ってきましたが、今は30代になりました。この歌は25歳のジウンに残して、これからは引き留めていなくてもいいような気がします」と話した。

「Good Day」は自身の出世曲だと紹介した後、「この歌を歌ったたくさんの日々を思い出します」とし、自身の専売特許である3段高音を見事に披露した。ファンの歓声は会場を揺らすほど大きかった。

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歌手のパク・ジェボムは、IUの2日目のコンサートにゲストとして出演した。予定されていたスケジュールも変更し、出演したという。

パク・ジェボムはIUがフィーチャリングに参加した「GANADARA」のステージで雰囲気を盛り上げた後、「光栄です」と感想を明かした。続けて「(IUは)僕よりも年下ですが、尊敬するアーティストです。約14年間、トップの座を維持し、自己管理もしっかりして、アルバムも演技も完璧にこなす姿がとても素敵です。同じ歌手なので、それがどれほど大変で、自身を犠牲にしならなければならないのか、よく知っています。皆さんはIUのファンで本当に幸せだと思います。彼女は“韓国のトップ”ではなく、“トップの中のトップ”です」と叫んだ。

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その後、IUは「Knees」「Winter Sleep」「Only I didn't know」「Through the Night」「above the time」など、清らかな歌声で会場の雰囲気を変え、皆が感傷に浸った時にドローンショーを繰り広げ、忘れられない感動的な光景を披露した。

コンサートの初日に両親を招待したというIUは、「父が泣いたそうです。普段は無愛想なのに、『うちの父も泣かせた公演なら、それでいいんだ』と言いました」と喜んだ。

彼女が最後の曲として「YOU&I」を歌った後、ステージの裏に退場すると、ファンはアンコールを叫ぶ代わりに「Love poem」を合唱し、IUを再びステージに呼び戻した。

本格的なアンコールステージに先立って、彼女は完璧でないコンディションに対する残念な気持ち、そしてファンに対する感謝の気持ちと、14周年を迎えた感想と誓いなどを明かした。

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「実は今日の公演は、率直に言って少し難しかったんです」と口を開いたIUは「私の耳に少し問題を抱えていて、ハラハラしながら今回の公演を準備しました。深刻なわけではないのですが、耳をうまくコントロールできない状況が1年前から続いています」と話した。

続けて「昨日の公演の終盤から耳が悪くなって、昨夜と今日、リハーサルをしながら、まるで地獄のような一日を過ごしました」と告白し「最初の曲を始めながらも、どうなるか分からないという気持ちでステージに立ちました。私がいつも言っている言葉でもありますが、今日の公演は皆さんが全てやってくれたと思います。皆さんが私を本当に応援してくださっていると、すごく感じました。厳しい状態で公演を行いましたが、幸せな気持ちを一緒に感じることができて、とても不思議でした」と打ち明けた。

また、「今日の公演を通じて、もっと謙虚な心で一生懸命歌を歌えると思います」と言ったIUは、「10代の時から挑戦して走ってきた道で、もしかしたらこのステージが本当に最後の執着地点かも知れないとたくさん思いました。まず、このように大きなステージに立つとは夢にも思っていなかった私が、ここまで来ることができました。これからもステージに立つ時、応援してくださるファンの皆さんの気持ちを振り返りながら、今後の14年ももっと一生懸命に活動します」と約束した。

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記者 : パク・ユンジン