イ・ジフン、専属契約をめぐり…元所属事務所G-Tree Creativeとの裁判で勝訴

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俳優イ・ジフンが、元事務所との専属契約をめぐる民事訴訟で勝訴した。裁判部は元所属事務所がイ・ジフンの親に暴言を吐いたとして、プライバシー侵害に当たる行動をしたと認めた。

本日(2日)、現地メディアの取材の結果、イ・ジフンが元事務所G-Tree Creative(以下、元事務所)との専属契約効力の不存在確認訴訟で勝訴した。これでイ・ジフンと元事務所の専属契約の効力は無効となった。

裁判部は先月30日、イ・ジフンと元事務所と信頼関係が破綻したと判断し、イ・ジフンに軍配を上げた。裁判部は、元事務所が彼の親に低俗な表現を使い、マネージャーに彼が誰とどのような会話をしたか報告するように指示した行動が、プライバシー侵害にあたると認めた。

マネージャーに進行費用はもちろん、給料さえ正しく支払わず、美容院の代金も支払われなかった。しかし、精算や出演料の未支払いと関連して、元事務所が支払期日を守れなかったものの、未精算の期間が長期間ではないと判断された。

これに対し、元事務所は「彼の両親に低俗な言葉を伝えたことはなく、イ・ジフンが受ける状況について話したことはある」として「イ・ジフンに対する評判が良くないという話をする過程で、人々が話している低俗な表現を伝達したということを認めた」と釈明した。

また、遅延の支給は合意したことだったので、これと関連して控訴するという意思も示した。

さらに「彼にも過ちがある」と話し、「イ・ジフンの両親が偽りで伝貰保証金(賃貸契約時にまとまったお金を払うこと)を要求し、名誉毀損をして検察に起訴意見で送致された」と主張した。

先立って、イ・ジフンは2020年7月に専属契約の効力停止仮処分を裁判所に申請して、仮処分の引用を受けた。彼は「所属事務所がアサインしたスタッフが俳優に悪態をついたり、仕事をしないマネージャーをアサインして活動をサポートせず、精算もまともにしなかった」と主張した。

しかし、所属事務所はイ・ジフンの主張に反論した。当時、元事務所は「イ・ジフンの主張と一部の報道の内容とは異なり、プライバシー侵害や暴言はなく、当該事件の裁判部がその部分を認めたわけでもない」とし、「彼の主張は、大半が棄却された。ただ、裁判部は総合的に判断して、対立している当事者双方間で信頼が崩れたと見て、臨時的に効力を停止したのだ」と伝えていた。

彼は最近、韓国で放送が終了したiHQ&MBNドラマ「スポンサー」でイ・ソヌ役を務めた。

記者 : パク・パンソク