クォン・サンウ&ソン・ドンイルら、新ドラマ「おっさんずX」キャラクターポスターを公開

OSEN |

写真=「おっさんずX」
「おっさんずX」のクォン・サンウ、イム・セミ、ソン・ドンイル、イ・イギョン、シン・ヒョンス、パク・ジンジュが、最強のハイテンションの笑いと激しい共感を呼ぶ。

9月2日に公開されるwavveオリジナルドラマ「おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~」は30日、尋常ではないオーラを放つ6人6色のキャラクターポスターを公開した。おじさん(クォン・サンウ)の波乱万丈な人生第2幕を共にする彼らの姿は、好奇心を刺激する。

同作は希望退職、株式暴落、住宅価格の暴騰など、“人生の下落相場”に陥ったおじさんが、“人生急騰”まで持ちこたえるコメディドラマだ。「パイレーツ:失われた王家の秘宝」「探偵なふたり」「くだらないロマンス」などを通じて、ウィットに富んだ演出を披露したキム・ジョンフン監督と、「SNL KOREA」シリーズ、ドラマ「恋愛革命」「愛と笑いの大林洞-ビッグ・フォレスト-」でセンセーションを巻き起こした脚本家のクァク・ギョンユンがタッグを組み、共感を呼ぶ現実密着型のコメディを完成させる。ここにクォン・サンウ、イム・セミ、ソン・ドンイル、シン・ヒョンス、パク・ジンジュ、そしてイ・イギョンという実力派俳優が総出演する。

公開されたキャラクターポスターには、人生の下落相場に陥った、かつてのエリートおじさんをはじめ、彼の妻ミジン(イム・セミ)、町の名医ホ・ジュン(ソン・ドンイル)そしてルシドファミリーの愉快でハツラツとした姿が一気に視線を奪う。まず、迫ってくる危機を全身で防ぎ止めると言わんばかりに大きなXを描いているおじさんのあがきが笑いを誘う。悲壮感が漂う顔に加えられた「俺が潰れると思う?!」というフレーズは、彼の尋常ではない人生第2幕を予告する。

おじさんが再び返り咲くことができるか好奇心がくすぐられる中、“人生急騰”に向けた挑戦を共にする個性溢れる面々も興味深い。おじさんの魂のパートナーであり、甘く殺伐とした妻のミジンは、「しないのが問題であって、できないのは問題?」というカリスマ性溢れるコメントをする。情熱溢れるウェブ小説家であるだけに、手にノートパソコンを持っているミジン。いかなる状況でも夫であるおじさんの味方になってあげるミジンは、彼を人生の下落相場から救出することができるだろうか。

一方で、“ファクト暴力”(反論できない事実によって相手にダメージを与えること)専門家らしく、何でもダメと言わんばかりに指でX字を描く町の名医ホ・ジュンも目を引く。真剣な顔で「率直なのが罪ではないだろう」とし、断固とした態度のホ・ジュン。彼の眼差しからは、ほのかな狂気さえも感じられる。けんかを売っているのか治療なのか分からないが、おじさんの心まで診断する主治医で人生のメンターホ・ジュンの活躍が期待されている。

既存の生き方を拒否するMZ世代(ミレニアル世代+Z世代)の若者たちに会って再起を夢見るおじさんの成長記は、重要な一軸だ。カーディテイリングのスタートアップ“ルシド”で新たな挑戦を始めたおじさん。彼の人生第2幕にサプライズ登場した若者たちとのドタバタケミストリー(相手との相性)は、欠かせない観覧ポイントだ。

まず自由なイタリア留学派のウジン(イ・イギョン)の情熱的で虚勢に満ちた眼差しが視線を圧倒する。「社長であれば何をしてもいいわけ?!」というフレーズからは、CEOと胸倉をつかむこともできる営業取締役ウジンの尋常ではない変人ぶりを実感させる。ジョブズキッドことCEOのアンディ・チョン(シン・ヒョンス)の軽やかな身振りも笑いを誘う。第2のスティーブ・ジョブズを夢見るが、現実はトラブルメーカーである彼が、ルシドを安全に導くことができるか気になる。キム係長(パク・ジンジュ)も彼らに負けない。20代に引退の計画を終えたキム係長の通帳プチェチュム(扇子を持って踊る韓国の伝統舞踊)に続く、「私、来月退社します」というフレーズが斬新だ。彼らの間で、おじさんは生き残ることができるか、またルシドファミリーと人生逆転に成功できるかも気になる。

「おっさんずX」の演出を務めたキム・ジョンフン監督は、「キャラクターは、彼が瀕している状況で嘘偽りのない率直な感情を出さなければならないと思う。笑いを取るばかりのコメディではなく、誰もが共感できる現実の問題が、笑えるけど悲しく表現されてほしいと思った。そのためには俳優たちもキャラクターに心から共感することが優先だ」とし、「魅力的で激しい共感を呼ぶキャラクターのために俳優たちとたくさん工夫して会話を交わした」とし、期待を高めた。

wavveオリジナルドラマ「おっさんずX」は、9月2日(金)に公開される。

記者 : パク・ソヨン