俳優のクァク・シヤンが、ドラマ出演を終えた感想を伝えた。

彼は、最近韓国で放送終了となったKBS 2TV月火ドラマ「美男堂の事件手帳」で、美男堂のバリスタであり、男巫になったナム・ハンジュン（ソ・イングク扮）と共に事件を暴いていくコン・スチョル役を演じた。

これまで、時代とジャンルを問わず、強烈で都会的な雰囲気のキャラクターを主に演じてきたクァク・シヤンは、今作を通じて純粋で愛らしいキャラクターの魅力を思う存分アピールした。デビュー後初めてコミカルな演技に挑戦した彼は、力が抜けた自然な姿で自身の演技力の幅を広げ、視聴者の注目を集めた。

毎週温かい笑いを届けてくれた彼が、一問一答を通じてドラマ放送終了の感想を伝えた。

――放送終了の感想を教えてください。

クァク・シヤン：今作を通じて、本当に楽しんだような気がします。初めて挑戦するコミカルジャンルでしたが、撮影中に研究もたくさんしましたし、本当に「楽しく演じた」という感じがして、すっきりとした気分です。

――コン・スチョルは、これまでクァク・シヤンさんが見せたことのないキャラクターですが、出演を決めたきっかけは何ですか？

クァク・シヤン：台本がすらすらと読めて、内容が本当に面白かったです。自分がコン・スチョル役を演じることになったら、上手くやる自信がありました。何か挑戦するということで、浮かれていました。

――デビュー後初めてコミカルな演技に挑戦しましたが、コン・スチョルを演じる際、重点を置いた部分はどこですか？

クァク・シヤン：方言で演じなければならなかったので、話し方に1番気を遣いました。もちろん100％完璧ではないと思いますが、聞いたときに自然な話し方でないと視聴者の方々もぎこちないと思いました。ドラマをどうすれば面白くすることができるのか、リハーサルもたくさんしました。

――コン・スチョルは情が深くて純粋な一面を持つ人物です。実際、ご自身とのシンクロ率はどのくらいですか？

クァク・シヤン：演技で一瞬にして別の人物になることは不可能だと思います。どんな役でも、ある程度は自分が投影されるのではないかと思います。僕も、ある面では純朴な近所のお馬鹿さんみたいな時もありますす。しかし、仕事をする時はとても慎重にアプローチしようと努力します。

――ドラマを観て「自分が観ても面白かった」と思うシーンを教えてください。

クァク・シヤン：僕は……僕が出るシーンは全部面白かったです。100％ではないけれど、僕が演じたコン・スチョルを見ていると、何でこんなに面白いのか……（笑）。

――共演した美男堂のメンバーたちとのケミ（ケミストリー、相手との相性）はいかがでしたか？

クァク・シヤン：多くの俳優さんたちが出演されましたが、本当に楽しく撮影することができました。美男堂のメンバーたちと演じる時、ポイントになるシーンはたくさん準備をしていました。特に、コミカルなシーンを撮影する時は、まるでお互いバトルをしているようでした。ソ・イングクさんとは以前から友達だったので息が合いましたし、元gugudanのミナさんとは初めての共演でしたが、とても愉快でクールな方でした。ペク・ソフさんも新人さんですが、演技に情熱がありました。そのため現場がさらに楽しかったような気がします。

――毎年休まずに活動を続けてきましたが、今後の活動計画を教えてください。

クァク・シヤン：今後も早いうちに皆さんに挨拶できることを楽しみにしています。僕に与えられる役割があれば何でも楽しく演じてみたいです。撮影が終わった今もまだ、スチョルのことが懐かしいです。

――最後に、ドラマ「美男堂の事件手帳」を愛してくださった視聴者の皆さんに一言お願いします。

クァク・シヤン：ドラマを大切にして愛してくださった視聴者の皆さん、楽しくご覧いただけたら、それだけで僕はとても幸せで、満足です。これからも良い作品、役割に挑戦しながら、面白さを届けられるように頑張ります。これまで「美男堂の事件手帳」を観ていただき、心から感謝します。また別の作品で会いましょう！