イ・ジョンウン「私たちのブルース」で共演したイ・ソビョルとのグラビアが話題“彼女の言語を理解するため手話を学んでいる”

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写真=「COSMOPOLITAN」
イ・ジョンウンとイ・ソビョルが、グラビアで再び出会った。

tvNの土日ドラマ「私たちのブルース」で共演したイ・ジョンウンとイ・ソビョルのグラビアが「COSMOPOLITAN」に掲載され、話題となっている。

今回のグラビアには、2人の女優が手話を表現する姿が盛り込まれた。イ・ジョンウンは耳が不自由な女優のイ・ソビョルと「私たちのブルース」で縁を結んだ後、彼女から手話を学んでいるという。「脚本家のノ・ヒギョンさんが耳が不自由な人をドラマに登場させたことが嬉しくて、関心を持っていた。現場で見たら笑顔がとても素敵だった。先輩の立場からいろいろと紹介したいと思ったけれど、手話が分からないということは、ソビョルの言語も分からないということだから」と手話を学ぶようになったきっかけを説明した。

今回の作品でドラマデビューを果たしたイ・ソビョルは「私たちのブルース」に出演することになったきっかけについて「もともとノ・ヒギョンさんのファンだった。 昨年の冬、家で一人で作家さんが書いたドラマ『ディア・マイ・フレンズ』を見ていたところ、本人から電話が来て本当に不思議だった」と伝えた。イ・ソビョルは耳が不自由な人たちが通う学校に通っていた頃、多様な芸術に接したという。「韓国舞踊を6年、現代舞踊を1年半ほど、NANTAを3年間やった。手話で歌を作ったこともある。形はすべて違うが、芸術として感情を表現することは同じだ。(そうしながら)自然に女優という職業にも興味を持つようになった。映画やドラマに時々耳が不自由な人が出るが、それを健常者が演じるとよく分からなくてたくさんミスしたりもする。実際に手話を使う耳の不自由な人が演じてほしいと思う」と話した。

イ・ジョンウンは手話の他にも、今回の作品を通じて済州島(チェジュド)の方言を本格的に身につけた過程に言及した。「済州に本当にありがたい方が何人かいる。エウォルMBCで活動するイム・ソヨンさんに台本を見せて、初めて方言を学んだ。コオロギ農場を営む、故郷に戻ってきた方に頼んで海女のおじさんたちにもたくさん会った。イントネーションまで生かすことはできなかったが、済州の東側と西側を行き来しながら最大限努力した」とし「脚本家さんは台詞がよく伝わらないのではないかと心配してソウルの言葉で語尾だけを変えてもいいとおっしゃったが、私は学んでおいたのがもったいなくてたくさん残そうとした。2、3回違うバージョンで繰り返したらどうかと提案した」とビハインドを伝えた。

また、イ・ジョンウンはたくましい水産市場の商人ウニをリアルに演じ、好評を博した。「イム・ソヨンさんについて済州東門(トンムン)市場に通い、商人たちと仲良くなった。その後、市場で約2週間バイトもした。社長と一緒に、一日に太刀魚を100匹さばいた。手首に包帯を巻いて漢方の病院で治療も受けた。それなのに私のさばき方があまりにも下手で売れなかった太刀魚もあった。社長が私の面倒をとてもよく見てくれた」とエピソードを語り、笑顔を見せた。

「私たちのブルース」は様々な事情を持つ人物の切なく、人間味溢れる話を描いたオムニバス形式のドラマで、ノ・ヒギョンは済州を背景にした理由について「最も韓国的な要素が多く残っている地域」と説明した。イ・ソビョルは「以前、1ヶ月ほど一人で済州を旅したことがあるが、石垣や海女のおばあさんたちを見て懐かしい感じがした。『私たちのブルース』の台本を読みながら、他人事ではないような気がした。幼い頃から家に大変なことがいろいろあって、工場で働いていた時期もあった。真心が感じられる先輩たちの演技を見ていると胸が熱くなる」と言及した。

今回の手話のグラビアはイ・ソビョルが参加した演劇「ブレイク」の台詞である「私が選択しなくても人生は自らそのように導いていく」を骨子に、これを応用した動作で構成された。「人生が長いのか、短いのか」に対する問いにイ・ジョンウンは「通り過ぎたから短い」とし、イ・ソビョルは「長く感じられる」という正反対の答えを出した。

記者 : パク·アルム