DAY6のYoung K、米8軍の最高戦士大会で優勝「貴重な経験…自信にもなった」

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写真=Eighth Army 公式YouTubeチャンネル、2022 Eighth Army Best Warrior and Squad Winners映像キャプチャー
軍服務中のバンドDAY6のボーカル兼ベースのYoung Kが、米8軍(Eighth Army)の最高戦士大会の優勝者名簿に名を連ねた。

米8軍は最近、公式SNSとYouTubeチャンネルを通じて、Young Kが「2022 米8軍最高戦士大会(2022 Eighth Army Best Warrior Competition)」で優勝したと公式発表した。

米8軍によると、「最高戦士大会」は毎年所属兵士たちの身体的、精神的限界を試して優勝者を決める大会だ。行軍と障害走、水上生存技術試験、小型武器資格試験や軍事知識試験などが行われる。5月8日から13日まで全6日間にわたって行われた今年の大会には、米軍またKATUSA(Korean Augmentation Troops to the United States Army/在韓米軍管轄下に置かれた韓国陸軍兵士)所属の兵士49人が出場した。

参加者の1人であるYoung Kは、昨年10月12日にアイドル歌手として初めてKATUSAへ現役入隊した。その後、米8軍司令部及び本部大隊の人事担当として部隊に配置された。4月、副士官からの提案で「最高戦士大会」に応募したという。

19日(現地時間)、米軍側が発行する日刊軍事新聞「Stars and Stripes」の報道によると、Young Kは大会への出場を決心した理由について「軍隊での唯一の目標は、さらに健康な身体を作ることだ」と話した。

Young Kは、該当メディアとのインタビューで、「限界を乗り越えていく過程を通じて、どこでも得ることのできない貴重な経験をした」と明らかにした。「今回の大会出場と優勝のおかげで、自分自身に対する自信にもなった」と満足感を表した。

写真=JYPエンターテインメント
今回の戦士大会での優勝は、Young Kが入隊前にファンに約束した活躍とつながっている。Young Kは入隊を2日後に控えて出演したKBSクールFM「DAY6のKISS THE RADIO」で、「僕はとても元気だ。本当に強い体を持っていると思う。(入隊後も)健康にいられる」と話した。

入隊当日、所属会社JYPエンターテインメントを通じては「普段からも『今を充実させよう』とたくさん誓う。そのように積み重なった日々が集まって、今のYoung Kを作ったと思っている。同じように軍生活をする時も毎日を充実に過ごしたい。元気に軍服務を終えて帰ってきたら、観客の皆様と一緒に歌って楽しむコンサートができることを願っている」と語った。

入隊直前までも、自分を待ちながら恋しがる音楽ファンのために精力的に活動した。2020年1月から展開してきたカバープロジェクト「YOUNG ONE」の一環として、軍服務期間中に公開する計12本のカバー映像を事前に撮影しておいたのだ。1月から5月まで、毎月3日に計5本の多彩なカバー映像が公開され、韓国国内外の音楽ファンから関心を集めた。残りの7本は12月まで毎月3日に公開される予定だ。

Young Kは2015年9月、JYPエンターテインメント所属のバンドDAY6のボーカル兼ベースとして歌手活動を始めた。優れた作詞・作曲能力を発揮し、「Congratulations」をはじめ「Letting G」「You Were Beautiful」など、150曲(韓国音楽著作権協会登録基準)の自作曲を発売した。2020年、DAY6のユニットDAY6(Even of Day)で、昨年10月にソロ歌手でもデビューして、音楽的な成長も見せた。

Young Kは練習生や歌手としての活動期間にも学業も並行して取り組んだ。ソウルで生まれた韓国国籍のYoung Kは、中学校在学中にカナダにわたって4年余りの間、留学。カナダに滞在していた当時、現地で開催されたJYPグローバルオーディションに応募し、2010年JYPの練習生として抜擢された。2012年には、東国(トングク)大学経営学科に入学、2018年8月に卒業した。ファンの間では「昼は経営、夜はバンド」という愛称で呼ばれた。

軍服務期間も無駄に使うことのないYoung Kの除隊後の活躍も注目される。

記者 : ファン・ヘジン