iKON、4thミニアルバム「FLASHBACK」で待望のカムバック!新たな音楽への挑戦&YGとの再契約に言及(総合)

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写真=YG ENTERTAINMENT
iKONがレトロな感性で、新しい挑戦に乗り出す。

5月3日の午前、ソウル市麻浦(マポ)区合井洞(ハッチョンドン)にあるYG ENTERTAINMENTの新社屋でiKONの4thミニアルバム「FLASHBACK」の発売記念記者懇談会が行われた。

「FLASHBACK」は、デジタルシングル「Why Why Why」以来、約1年2ヶ月ぶりの新曲だ。アルバムとしては2020年の3rdミニアルバム「i DECIDE」以来、約2年ぶりとなる。これまで見せてこなかった彼らの新しい挑戦が予告され、注目を集めている。

この日、ジナンは「アルバムの発売自体が久しぶりなので、ドキドキしている。今日だけを心待ちにしていたが、ファンの皆さんも僕たちと同じくらい待ってくださったようだ。素敵な活動をお見せしたいし、アルバムにも注目していただきたい」と緊張した表情で伝えた。

続いてチャヌは「僕たちも長い間待っていたが、これまで待ってくださったファンの皆さん、iKONIC(ファンの名称)に心より感謝する」と、活発な活動を予告した。

タイトル曲「君という理由(BUT YOU)」は、1980年代のポップ音楽を現代的なサウンドにアレンジしたシンセウェーブジャンルの曲だ。これまでiKONが挑戦してこなかったレトロな雰囲気と、別れた恋人への恋しさを語る歌詞が印象的な楽曲だ。

チャヌは「最初にタイトル曲を聞いた時、メンバーたちをはじめ事務所のスタッフの方々も、とても個性的でこれまで挑戦してこなかったスタイルだと言っていた。とても反応がよくて、すぐタイトル曲に決めた」と第一印象を伝えた。

「君という理由(BUT YOU)」は、これまで彼らが披露した「RHYTHM TA」「MY TYPE」「恋をした」などのヒット曲とは全く雰囲気が異なる。これについてBOBBYは「あえて新しいスタイルに挑戦しようとしたとか、そんな大きな理由はない。いつも新しいスタイルを探し、挑戦してみたいとは思っていた。安全な道を選択するよりも、多彩な姿を披露したほうが良いと思って、タイトル曲に決めた」と自信を示した。

また「久しぶりのカムバックなので、僕たちの変わった姿を見せたかった。『iKONがこんなスタイルもするの?』『このスタイルも似合うね』という反応を期待している。新しい挑戦だと思ってほしい」と付け加えた。

この他にも、神話や伝説の中に登場する想像の動物であり、神聖な力の象徴である龍にiKONを例えた「龍(DRAGON)」、愛する人に対する感嘆詞を可愛らしく、巧みに表現したミディアムテンポの曲「あり得ない(FOR REAL?)」、ゆったりとしたヒップホップトラックと甘い歌詞が印象的な「金(GOLD)」、一層成熟したメンバーたちのボーカルと切ない感情が余韻を残すポップバラード曲「君の名前(NAME)」、Mnet「KINGD:LEGENDARY WAR」でファイナル競演曲だった「AT EASE」まで、全6曲が収録されている。

この中で、WINNERのメンバーとのコラボ曲であるカン・スンユンの「金(GOLD)」、ソン・ミノが制作に参加した「AT EASE」が注目を集めた。ドンヒョクは「スンユン兄さんが『僕が作った曲だが、iKONとよく似合いそうだったから』と言ってプレゼントしてくれた。聞いた瞬間に気に入って『最高ですね。やってもいいですか?』と聞いたら喜んで許可してくれて、ディレクティングまでしてくれた」と、感謝の気持ちを伝えた。BOBBYも「ミノ兄さんが『僕がこんなスタイルの曲を作ったけど、君がこのようなスタイルでラップを書いてほしい』とガイドラインを教えてくれた。今も感謝しているし、おかげで歴史に残る素敵な曲が誕生したと思う」と語った。

BOBBYは全曲の作詞家として名を連ねてアルバムの全体をまとめ、「あり得ない(FOR REAL?)」と「君の名前(NAME)」の作詞、作曲に参加した。またジナンは「龍(DRAGON)」を通じて、作曲の能力を初めて披露した。

収録曲「龍(DRAGON)」について、BOBBYは「コンサートのステージで、僕たちが自信を持って、よく遊ぶことができる楽曲だと思う。想像の中の動物である“龍”をテーマに、僕たちは誰よりもステージで楽しんで、よく遊ぶという内容の歌詞を書いた」と説明した。ドンヒョクは「メンバーたちに支えられて、気楽にプロデュースをすることができた」とし「iKONとして、ファンの皆さんとリスナーたちに、よい音楽を披露したいという可愛い欲望だ」と述べた。作曲家として正式にデビューしたジナンは、「これからも機会があれば、作曲と作詞に挑戦し続ける予定だ。一生懸命に頑張りたい」と恥ずかしそうに感想を伝えた。

アルバムを発売するまで1年を超える空白期があったため、次期作の計画に関する質問も続いた。ドンヒョクは「iKONとして活動する間は、引き続きカムバックと活動を準備する予定だ。たくさんの楽曲をレコーディングし、休まず準備をしている。次のカムバックが遅くならないように頑張る。活動とアルバム準備を並行する予定だ」と説明した。

またジナンは「ファンの皆さんのためにも、早くカムバックしようと頑張っている。その気持ちをファンの皆さんに分かってほしいし、その気持ちはよく知ってくれていると思う」と、ファンへの信頼を示した。

2015年にデビューしたiKONは、いつのまにかデビュー7周年を迎えた。最近“兄弟グループ”と呼ばれるWINNERが再契約を締結しただけに、iKONの再契約についても注目が集まっている。

これについてジナンは「まだ事務所と再契約について話し合っていない」とし「なので具体的に決まったことはないが、僕たちは当然、今後もアルバムとiKONのために一生懸命に頑張るつもりだ」と答えた。

今回のアルバムを通じて達成したい目標について聞くと、ジナンは「単純に音楽番組で1位を獲得するよりも、街やレストランなどでたくさん流れ出てほしい。『恋をした』の時には恥ずかしいほどたくさん流れたが、それくらい愛されたら嬉しい」と答えた。

「恋をした」の発売からもう4年が経った。当時、この曲を愛した小学生たちは、既に音源の主な消費者になっている。これについてドンヒョクは「その時、皆さんからいただいた愛のおかげでiKONの名前を世間に知らせることができた。感謝している。今回の新曲にも注目してほしい。学校のテストも頑張ってほしい」と語って、笑いを誘った。

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記者 : カン・ダユン