ミュージカル「マタ・ハリ」に出演中のMAMAMOOのソラとBTOBのチャンソプが、抜群のケミ（ケミストリー、相手との相性）を披露した。

「マタ・ハリ」の制作会社EMKミュージカルカンパニーは、「THEATRE＋」5月号のソラとチャンソプのグラビアカットとインタビューを公開した。劇中ソラは、自分の人生を堂々と受け入れるマタ・ハリ役で、チャンソプはフランス軍所属のパイロットで、マタ・ハリと恋に落ちるアルマン役を務めている。

公開されたグラビアの中でソラとチャンソプは、魅惑的な眼差しと完璧なケミストリーで視線を奪った。彼らは作品の中で、マタ・ハリとアルマンの切ない恋を連想させる雰囲気を演出しただけでなく、同い年の友人同士だけが見せられるエネルギーまで完璧に表現し、2人の舞台に対する好奇心を刺激した。

スカイブルーのドレスを身にまとったソラは、特有の神秘的な魅力はもちろん、劇中で演じるマタ・ハリの魅惑的な姿を完璧に表現した。また、スーツを着たチャンソプは、柔らかいカリスマ性を醸しだし、苦悩に満ちた表情、そして温かい眼差しまで、キャラクターが持つ幅広い感情を表現して、アルマン役に完璧に入り込んだ様子を見せた。

続いたインタビューでソラは「初めて挑戦するミュージカルは、純粋な気持ちや熱い想いが先立って、やろうと決めた。絶対に緊張を緩めることができないことさえも魅力だと思った」とし、ミュージカルデビュー作「マタ・ハリ」に出演する感想を語った。また、チャンソプは「僕にとってアルマンは、底が見える穏やかで透明な湖のようだ。マタ・ハリにはもちろん、誰に対してもひたむきだ。墜落する時も軍人たちに“男らしくいこう”と言う勇敢さは、とても憧れる姿だ」とし、アルマンに対する愛情を示した。

ソラは、「他の作品はやったことがないけれど、練習室にいる時間が好きだ。悲しいけれど美しい愛、それに合うドキドキする歌がある。期待を裏切らないように最善を尽くしたい」とし、作品に臨む覚悟を伝えた。続いてチャンソプは「『マタ・ハリ』の最も大きな魅力はナンバーだ。ドラマと感情に従って素晴らしく作曲されている。目を見張るような華やかさもある作品だ」とつけ加えた。

ミュージカル「マタ・ハリ」は、第1次世界大戦中に二重スパイの疑いによりフランス当局に逮捕され、銃殺された美しい踊り子「マタ・ハリ」（本名：マルハレータ・ヘールトロイダ・ゼレ）の実話を基に誕生した作品だ。

ソラとチャンソプをはじめ、オク・ジュヒョン、キム・ソンシク、FTISLANDのイ・ホンギ、ユン・ソホ、チェ・ミンチョル、キム・バウルなど、豪華キャストで、もう一度「マタ・ハリ」シンドロームを巻き起こすミュージカル「マタ・ハリ」は、5月28日からシャロッデ・シアターで幕を開けた。