ナ・イヌ、キム・ソヒョンとの初キスシーン“自由にアドリブを入れながら演じた”…「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」好評リリース中

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韓国時代劇ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」のDVD-BOXがついに本日4月6日(水)に発売!

主人公のピョンガン王女を一途に想い、彼女を守るために戦う武将となるオン・ダル役のナ・イヌは、本作が初の主演作。フュージョンラブコメ時代劇「哲仁王后(原題)」で、ヒロインの王妃への叶わぬ想いを引きずる切ない従兄役で注目され、タル役に大抜擢された。「復讐などせずに、バカとなって穏やかに生きろ」という亡き父の遺言を守る優しく純朴な青年オン・ダルを好演し、視聴者から絶賛された。

今回DVDの発売を記念して、ナ・イヌにインタビューを実施! 本作の見どころや撮影秘話、さらにKstyle独占の質問にもたっぷりと答えてくれた。

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大義か愛か「僕は迷わず、愛ですね」

――オン・ダルという人物についてご紹介お願いします。

ナ・イヌ:高句麗時代、馬鹿なふりをして生きていくことを選んだ青年です。このドラマでは彼の純愛と、そしてその愛によって派生された変化の過程を見せていくキャラクターです。

――ドラマのモチーフになった昔話「ピョンガン姫と馬鹿オン・ダル」のピョンガンとオン・ダルは、ドラマのピョンガンとオン・ダルとはとても違いますね。ドラマのオン・ダルはどんな人物だと分析されましたか?

ナ・イヌ:台本の中のピョンガンはとても強い意志とリーダーシップを持った人物として描かれていました。それで、最初はこのピョンガンとオン・ダルの関係性がどうなっていくのかに注目してキャラクター分析をしました。意志が強いキャラクター同士だと、きっと何かがぶつかるからです。ところが、オン・ダルは意志が強いキャラクターではありますが、調和させる力も持っているキャラクターだと分かったのでそういう意味ではピョンガンと似たキャラクター同士の衝突、というのはないだろうと感じました。

――「大義か愛か」が物語の重要なテーマですが、ナ・イヌさんのにとって、人生で一番大切なものは?

ナ・イヌ:ここは迷わず、愛ですね。なぜなら、大義の中にも結局、愛が入っているからです。目的や自分自身のために大義を成すこと、そして大義に向けて進めること。これは視点を変えると、そういう大儀というのは仕事に対する愛かもしれないですし、自分自身に対する愛かもしれませんよね。ですので、愛が先だと思います。

――怪力(?)と武術の実力を兼ね備えたオン・ダルを演じるため、どんな準備をしましたか?

ナ・イヌ:もともと武術を昔から習って身につけていました。力持ち、という部分を見せるためには、自分なりに工夫をしました。朝鮮時代のドラマではシンプルで無駄な動きのないアクションを披露しましたが、今回は力持ちという設定もあり、少し違うところをお見せしたかったです。それで、アクションシーンでは動きをより大きくして演じました。それに、刀もとても大きかったですね。一対三のチャンバラのシーンとかでも、とにかく動きを大きくして見せることを意識して演じました。
 

キム・ソヒョンとの初キスシーン「自由にアドリブを入れながら演じました」

――ピョンガン役のキム・ソヒョンさんとの演技が好評でした。ソヒョンさんとの共演はいかがでしたか? ソヒョンさんの印象は?

ナ・イヌ:ソヒョンさんに初めて会ったのは結構前で、ジムで運動をしているソヒョンさんと挨拶を交わしたことがあります。共演することになってお会いした時、なんと僕を覚えてくれていました。見た目はもちろん初めて会った時と変わらなかったですが、行動や瞳から放つエネルギーがより強くなっている印象を受けました。ソヒョンさんは自分が人見知りする性格だと言いましたが、いざ共演したらすぐに仲良くなって楽しく撮影ができました。

――キム・ソヒョンさんと撮影中にたくさんコミュニケーションを取られたかと思います。ソヒョンさんと一番相談した部分は?

ナ・イヌ:地味な答えかもしれませんが、ピョンガンとオン・ダルのシナジーやケミストリーを作り出すための相談が一番多かったですね。そして、話し合った結果を監督にお見せして意見を聞くような作業を頻繁にしました。

――具体的に思い浮かぶものはありますか?

ナ・イヌ:主に僕が提案・相談を出しました。ネタバレになるかもしれないから話しづらいですけど、ソヒョンさんに迷惑をかけない範囲でアドリブを結構入れました。するとソヒョンさんもそれに快く合わせてくれました。例えばですが、今思い浮かぶのは、僕がソヒョンさんの頬っぺたをつねたことです。台本には無かったですが、アドリブでそれをやったら、反応が良かったです。記憶に残るアドリブですね。

――初キスのシーンがとても可愛らしかったです。撮影当時のエピソードや裏話がありましたらご紹介お願いします。

ナ・イヌ:あのシーンでは監督から細かい指示はありませんでした。「君たちがやりたいようにやっていい」と任せてくださり、ソヒョンさんと相談して動作を決めたり、自由にアドリブを入れたりしながら演じました。あのシーンは、ソヒョンさんからキスをしてくるシーンですが、僕はオン・ダルというキャラクター的にキスには慣れていない演技をしました。監督の信頼の元、僕たち二人で自由に演じて作り上げたシーンですね。

――台本の内容よりアドリブがもっと多いということですか?

ナ・イヌ:はい、そうです。

――ピョンガンとのシーンで一番記憶に残るシーンは?

ナ・イヌ:ピョンガンとはずっと二人で一緒に事件を解決しますが、ネタバレになるので詳しくお話できないですが、あるポイントで初めて二人は別れることになります。オン・ダルがピョンガンに背を向けて、村に戻るシーンです。演じる時もすごく切なかったですが、そのシーンを画面で観た時は、思わず泣きそうになりました。愛するあまり、お互いが相手の重荷を自分が背負おうとして生じる葛藤なので本当に悲しかったです。
 

「大変だけど主演を楽しめ」先輩の言葉が記憶に

――ドラマで一番印象に残っているシーン、セリフは?

ナ・イヌ:たくさんありますが、お風呂のシーンでピョンガンに言うセリフが一番記憶に残っています。「謝るな。君に行けと言われたら僕は行く、止まれと言われたら止まる」というセリフだったと思います……。この短い言葉にオン・ダルという人物の全てが集約している気がして、個人的にはとても心に残っています。

――撮影で苦労したことはありますか?

ナ・イヌ:後半、オン・ダルが4年後に髭を伸ばして登場するシーンです。感情を表現するシーンを一気に撮ったので、体力的にも大変でしたし、精神的にも辛かった記憶があります。

――感情移入のせいですか?

ナ・イヌ:はい、それもありますけど、オン・ダルという人物を責任をもってちゃんと表現しなきゃというプレッシャーと責任感も大きかったですね。

――もし、「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」で違うキャラクターを演じられるなら、どんなキャラクターを演じてみたいですか?

ナ・イヌ:ピョンガンです。僕は一人二役・三役を演じたことがないので、まずそこが興味深いです。様々な魅力的な姿を研究して演じてみたいと思います。役作りの作業がとても楽しそう……!

――コ・ゴンとのシーンで一番印象深かったシーンは?

ナ・イヌ:ネタバレになりますので詳しく説明しづらいですが……ドラマの後半でコ・ゴンとオン・ダルが戦うシーンですね。(韓国放送版では第17話)オン・ダルはちゃんと習ってはないけど戦場で鍛えてきてるので、コ・ゴンと対等に戦えました。でも、結果的に勝負をつけることが出来なかったんです。勝負がつかなかったからこそ記憶に残っているんだと思います。コ・ゴンはオン・ダルよりはるかに高い身分の男ですが、闘う時はそんなこと一切関係ないですよね。対等な二人になります。もし、勝負が決まっていたらどうだったんだろう……と、今でも思うシーンです。

――イ・ジフンさんとの共演はいかがでしたか? イ・ジフンさんの印象は?

ナ・イヌ:ジフンさんはテレビや映画などによく出られている方なので、お会いする前まではきっと物静かで貫禄のある方だろうと想像しました。が、実際会ってみたら、面白くて、よく笑う優しい性格の方でした。ジフンさんは僕のことを昔から知っている後輩のようだとおっしゃって、すごく優しく接してくれました。そんなジフンさんが、僕はただただ好きです(笑)。二人のシーンでリハをする時はセリフよりも「ヒョン(韓国語で兄貴)、僕はこのシーンをこう思ってるけどどう思う?」と聞くとジフンさんもそのシーンに対する印象を話してくれて、それだけですぐに本番に入れるくらい、お互いとてもシーンに集中していました。その分、良いシナジーが出たのではないかと思います。

――その他に特に印象に残っている共演者の方はいますか?

ナ・イヌ:チン・ピル役のチャ・グァンスさんです。4~5年前ぐらいに連続ドラマで僕の父親役で共演しました。今回のドラマでは、僕と共演することを心から喜んでくださって、励ましの言葉や助言をたくさんしてくださいました。「撮影は大変だけど主演を楽しめ」という先輩の言葉がとても記憶に残っています。

――撮影現場のムードメーカーは?

ナ・イヌ:チャ・グァンスさんですね。いつも活気あふれる雰囲気を作ってくださいました。いらっしゃらない時は、やはりソヒョンさんですね。ソヒョンさんが持つ明るいエネルギーのおかげで、僕も良いエネルギーを出すことができました。ソヒョンさんがじゃなかったら、僕もここまで気持ちよくやり遂げることができなかったと思うくらい感謝しています。

――撮影の合間、休憩時間には何をして時間を過ごしましたか?

ナ・イヌ:休憩時間はとにかく寝ました。寝て、台本を覚えることの繰り返しでした。食事や寝る時間を削って台本の研究をするほど時間がない状況だったので、10分20分でも寝れるとすごく幸せでした。

――ご飯より睡眠でしたか?

ナ・イヌ:はい、少しでも休むことを選んでましたね。
 

本作の出演で得たもの「自分にとって大きな変化であり成長」

――本作を通して、ご自身にはどんな変化がありましたか?

ナ・イヌ:自分に制限をかけなくなったこと、ですかね。今回オン・ダルを演じながら、あれこれ自由に表現してみました。その表現についての判断は監督がしてくださいますし、駄目だと思ったらストップがかかりますし、なのでとにかく自由にやれることをやってみました。また、オン・ダルという人物に初めて接した時、断片的な要素だけだと少し表現しづらいかも知れないと思いました。彼の変化がよく見えなくなるんじゃないかなと。それでもっと大げさに表現したり、いろんな表現方法を試みてみました。この作品のおかげで、演技に対する考えが大きく変わりました。もっと心に余裕を持って演じられるようになりました。自分にとっては大きな変化であり成長です。

――次の目標、叶えたい夢は?

ナ・イヌ:この質問に対しての僕の答えはいつも同じですが、元気で幸せに暮らすことが夢であり、目標です!

――そう思う理由は?

ナ・イヌ:健康で幸せな自分だからこそ周りの人々への思いやりが生まれると思うので……。例えば、サインをする時も、いつも元気でいてくださいと書きます。本当に心からそう願っているので……!

――「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を期待している日本のファンの皆さんに、ドラマの注目ポイントなど、メッセージをお願いします。

ナ・イヌ:「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、骨太な正統派時代劇としての重みもありながら、笑えるポイントもちりばめられている作品です。キャラクター一人ひとりの個性も強いので、そこに重点をおいて観ていただくと更に面白いと思います。言葉では全部説明できないほど多様な魅力を持った作品ですので、みなさん応援よろしくお願いします! そして僕のことも応援よろしくお願いします。「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」をお楽しみに!


Kstyle独占の質問に回答!「日本で冷えた生ビールを一気飲みしたい」

――ナ・イヌさんが思う、ご自身の魅力ポイント3つは?

ナ・イヌ:3つの魅力ポイントはこちらです! まずは、信頼感を与える声! そして、愛が感じられるスマイル? 笑顔? 最後に、友達のように親しみやすい性格! この3つでいかがでしょうか!(笑)

――仕事やプライベートで日本にいらっしゃったことはありますか?

ナ・イヌ:いいえ、まだないですけど、昔からずっと行ってみたいと思っています。

――日本で行きたい場所や食べたいものはなんですか?

ナ・イヌ:韓国といえばソウル、そして日本といえばやはり東京が思い浮かびますので、まずは東京に一度行ってみたいです。いや、やはり日本全国行ってみたいです! でもまずは日本に行ったら、とりあえず冷えた生ビールを一気飲みしたいです。

――日本でやってみたいことは?

ナ・イヌ:仕事的には、日本でグラビア撮影をしてみたいですね。その国ならではの特色やスタイルがあるじゃないですか。日本のスタイルを生かして雑誌の撮影などをやってみたいです。そして、個人的には日本の風景を満喫してみたいです。自由に歩き回りながら美味しい食べ物を食べたりビールを飲んだりしたいです。早くそうできるようになるといいですね。

■DVDリリース情報
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」

○ディレクターズカット版 DVD-BOX1
好評発売中

価格:20,900円
品番:PCBP-62350
収録内容:第1話~第10話+特典映像
DISC:本編5枚、特典1枚

<特典内容>
①期間限定封入特典:キャンペーン応募券
②特典映像:約60分収録(第1話~第10話メイキング映像)
③封入特典:ブックレット

○ディレクターズカット版 DVD-BOX2
2022年5月4日(水)発売

価格:20,900円
品番:PCBP-62351
収録内容:第11話~第20話+特典映像
DISC:本編5枚、特典1枚

<特典内容>
①期間限定封入特典:キャンペーン応募券
②特典映像:約60分収録(第11話~第20話メイキング映像)

○ディレクターズカット版 DVD-BOX3
2022年6月3日(金)発売

価格:20,900円
品番:PCBP-62352
収録内容:第21話~第30話+特典映像
DISC:本編5枚、特典1枚

<特典内容>
①期間限定封入特典:キャンペーン応募券
②特典映像:約60分収録(第21話~第30話メイキング映像)

【ディレクターズカット版 レンタル Vol.1~Vol.16】
2022年4月6日(水)第1巻~第5巻(PCBP-74631~74635)
2022年5月4日(水)第6巻~第10巻(PCBP.74636 ~PCBP.74640)
2022年6月3日(金)第11巻~第15巻(PCBP.74641 ~PCBP.74645)
各巻2話収録/各巻約55分/日本語吹替・日本語字幕収録

【キャスト】
キム・ソヒョン(声:合田絵利)「仮面の王イ・ソン」
ナ・イヌ(声:三木眞一郎)「哲仁王后(原題)」
イ・ジフン(声:河西健吾)「青い海の伝説」「六龍が飛ぶ」
チェ・ユファ(声:甲斐田裕子)「ライフ」
カン・ハヌル<特別出演>(声:阪口周平)「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」「椿の花咲く頃」

【スタッフ】
演出:ユン・サンホ「師任堂(サイムダン)、色の日記」「太王四神記」
脚本:ハン・ジフン「99億の女」

全30話/日本語吹替・日本語字幕収録

発売・販売元:ポニーキャニオン

〈プレゼントキャンペーン詳細〉
豪華賞品A(応募期間2022.6.3~2022.12.2)34名様
①ドラマ小道具「木彫り人形」(サインなし)+木彫り人形を持って撮影したナ・イヌ(オン・ダル役)サイン入りポラロイド1枚…1名様
※木彫り人形はドラマ撮影時に刀部分が破損しています。ご了承ください。

②キム・ソヒョン(ピョンガン役)サイン入り台本(韓国版18話)…1名様
③キム・ソヒョン(ピョンガン役)サイン入り台本(韓国版19話)…1名様
④キム・ソヒョン(ピョンガン役)サイン入り台本(韓国版20話)…1名様
⑤キム・ソヒョン(ピョンガン役)、ナ・イヌ(オン・ダル役)、イ・ジフン(コ・ゴン役)、チェ・ユファ(ヘ・モヨン役)4名サイン入り韓国ポスター…10名様
⑥ピョンガン衣装のキム・ソヒョンサイン入りポラロイド…5名様
⑦オン・ダル衣装のナ・イヌサイン入りポラロイド…5名様
⑧コ・ゴン衣装のイ・ジフンサイン入りポラロイド…5名様
⑨ヘ・モヨン衣装のチェ・ユファサイン入りポラロイド…5名様

※Wチャンス
非売品! 日本オリジナルパンフレット(サインなし)20名様

豪華賞品B(応募期間2022.12.3~2023.6.2)26名様
①ナ・イヌ(オン・ダル役)サイン入り台本(韓国版18話)+木彫り人形を持って撮影したナ・イヌサイン入りポラロイド1枚…1名様
②ナ・イヌ(オン・ダル役)サイン入り台本(韓国版19話)+木彫り人形を持って撮影したナ・イヌサイン入りポラロイド1枚…1名様
③ナ・イヌ(オン・ダル役)サイン入り台本(韓国版20話)+木彫り人形を持って撮影したナ・イヌサイン入りポラロイド1枚…1名様
④木彫り人形を持って撮影したナ・イヌ(オン・ダル役)サイン入りポラロイド1枚……1名様
⑤ピョンガン衣装のキム・ソヒョンサイン入りポラロイド…5名様
⑥オン・ダル衣装のナ・イヌサイン入りポラロイド…5名様
⑦コ・ゴン衣装のイ・ジフンサイン入りポラロイド…5名様
⑧ヘ・モヨン衣装のチェ・ユファサイン入りポラロイド…5名様
⑨キム・ソヒョン(ピョンガン役)、ナ・イヌ(オン・ダル役)、イ・ジフン(コ・ゴン役)、チェ・ユファ(ヘ・モヨン役)4名サイン入り台本(韓国版 20話)…2名様

※Wチャンス
非売品! 日本オリジナルパンフレット(サインなし)20名様

■関連リンク
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」公式HP:https://www.welovek.jp/pyeonggang/

記者 : Kstyle編集部