キム・ドンウク&キム・ソンギュ&チェ・ジョンアン、深い眼差しのグラビアを公開…新ドラマ「豚の王」で伝えたいメッセージとは

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写真=「ELLE KOREA」
「豚の王」に出演する3人の俳優キム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアンのグラビアが公開された。グラビアにはドラマの暗く、緊張感のあるムードが盛り込まれている。

グラビア撮影後に行われたインタビューで、キム・ドンウクは自身が演じた、過去の暴力トラウマで怪物になってしまったファン・ギョンミンについて語った。被害者であると同時に加害者という複雑な感情をどのように表現したのかという質問に、彼は「行動に正当性を与えられないキャラクターであるにもかかわらず、それなりの苦しい事情があって、大変だったのは事実です。成人になったギョンミンの選択と行動に焦点を合わせて、ジャンル的な楽しさに集中してほしいです」と伝えた。

ファン・ギョンミンの同窓である刑事チョン・ジョンソク役を演じるキム・ソンギュは、難しいキャラクターを演じる自身だけの方法を説明した。彼は「現実で見て感じられるものの範囲を広げようとします。実際に暴力的な状況に置かれたことはないとしても、弱く見られたくなくて相手を押さえつける状況を具体的に想像するようなやり方です」と説明した。

チェ・ジョンアンは、ヨン・サンホ監督の原作アニメには存在しない人物であるカン・ジナ役を演じる。彼女はカン・ジナについて「主体的で真面目なベテラン刑事です。同僚の刑事であるジョンソクとの関係が変化する過程で、視聴者もジナに没入できると思います。現場にいそうな現実的な刑事に見せるため、努力しました」と紹介し、期待を高めた。

一方、現実ではどこから希望を見いだすのかという質問に対し、キム・ドンウクは「家族からいつも力を得て励まされています。世の中がどうなっても変わらない部分です」と家族への愛情を表現した。「『豚の王』は暗い話ですが、暴力で始まったことを同じやり方で終わらせることは、決して幸せや慰めにはならないということを示す作品になっています。作品を見た人々がどこへ進むべきか考えるきっかけになり、勇気を与える作品になったら嬉しいです」と付け加えた。

キム・ソンギュは「ささやかなことから希望を見いだします。この前も家に日が入ったとき、特別な気分になりました。大げさなことよりも自然に身を任せて、それを自ら感じると楽観的になれます」と答え、日常に感謝を表した。チェ・ジョンアンも「二転三転しながらも、今私たちが秩序と法がある程度存在する世界に生きているということそのものが楽観の証拠となると思います」という答えた。

キム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアンのグラビアとのインタビューは「ELLE」4月号と「ELLE」のウェブサイト、YouTubeで確認することができる。

記者 : パク・スイン