イ・ビョンホン、新ドラマ「私たちのブルース」スチールカットを公開…家も持たずトラックで生活?

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写真=GTist
イ・ビョンホンが済州(チェジュ)のよろず屋に変身する。

4月9日から韓国で放送がスタートするtvNの新土日ドラマ「私たちのブルース」は、温かく生き生きとしている済州と冷たく荒い海を背景に、様々な人物のそれぞれの人生のストーリーをオムニバス形式で描くドラマだ。人間愛を貫く脚本家ノ・ヒギョンの新作で、たくさんの関心を集めている。

信頼できる俳優イ・ビョンホンの出演は、作品への期待をより一層高めている。どのような作品でも、どのようなキャラクターでも自身のものにするイ・ビョンホンは、名前だけで信頼できる存在感を証明する俳優だ。「ミスター・サンシャイン」以降、約4年ぶりにドラマ復帰する彼は、最近の作品で見せたカリスマ性溢れるイメージから抜け出し、親しみ深い現実的なキャラクターで視聴者と会う予定だ。

彼は済州生まれのトラックのよろず屋、イ・ドンソク役を務める。イ・ドンソクは無口で無愛想な性格で、トラック一つに頼って島を行き来しながら商売をし、寝る時もトラックで寝る人物だ。彼が家も持たず、このようにタフな生き方をしている理由は何か、そのストーリーに関心が集まっている。

制作陣が公開したイ・ビョンホンのスチールカット第1弾で、彼はイ・ドンソクに完璧に変身している。街中であらゆる生活用品や洋服を売っている彼は客引きも自然だ。拙い雰囲気を思う存分活かしたヘアスタイル、素朴な衣装など市場から飛び出してきたような姿が、よろず屋のイ・ドンソクのキャラクターを確実に表現した。

前回公開された予告映像で、彼は立派な済州弁でよろず屋のイ・ドンソクの強烈な登場を予告し、注目を集めた。現場でイ・ビョンホンは実際の商人のような衣装、小物などディテールな部分にも気を配り、現実味を与えたという。リアルな彼の演技が早くから期待を高めている。

制作陣は「イ・ビョンホンは撮影初日からイ・ドンソクに完璧に溶け込み、スタッフらを感嘆させた」とし、「彼は劇中で、済州に来たミン・ソナ(シン・ミナ)と切ない再会をし、母のカン・オクドン(キム・ヘジャ)と他人のように暮らすようになった息子のストーリーなど、様々な関係の中でイ・ドンソクのストーリーを描く予定だ。多彩な演技でドラマを埋め尽くすイ・ビョンホンの活躍に期待してほしい」と伝えた。

「私たちのブルース」は、「その冬、風が吹く」「大丈夫、愛だ」「ライブ ~君こそが生きる理由~」などのドラマを誕生させてきた脚本家のノ・ヒギョンと、キム・ギュテ監督がタッグを組んだ作品だ。イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビン、キム・へジャ、コ・ドゥシム、オム・ジョンファなど、14人の俳優が集結した豪華ラインナップで話題を集めている。4月9日夜9時10分に韓国で初放送される予定だ。

記者 : パク・ソリ