アン・ヒョソプ、気難しくも可愛い姿にファン悶絶…ドラマ「社内お見合い」での熱演に爆発的な反応

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「社内お見合い」放送画面キャプチャー
俳優のアン・ヒョソプへの視聴者の反応が熱い。

SBSの月火ドラマ「社内お見合い」に出演しているアン・ヒョソプが、新たに人生の代表作を更新する雰囲気だ。以前から“大ブレイク中”の俳優として人気を博している彼だが、この作品を通じてより多彩な演技で魅力的なキャラクターを完成し、爆発的な反応を巻き起こしている。

「社内お見合い」で彼が演じるキャラクターは、財閥3世でルックスも財力も能力も兼ね備えた完璧な男性カン・テム。彼は見かけは理性的かつクールに見えるが、愛の前では全く違う姿を見せる、二面性を持つ人物だ。そんなカン・テムのキャラクターに完璧に入り込んだアン・ヒョソプは、ありふれたクリシェと人気ドラマによくあるテーマを込めているこの作品の中で、はっきりとしながらも一風変わった魅力で究極の演技を見せている。

原作であるウェブ漫画とウェブ小説を合算し、韓国で累積再生回数が1億6,000万回を記録。世界規模で見ると先月、4億5,000万回の再生回数を達成し、海外ウェブ漫画プラットフォームでも上位にランクインするなど強い影響力を見せている作品という点で、ドラマとして制作されるというニュースが伝えられた当時、期待と共に一部では懸念の声も。しかし、アン・ヒョソプはそのような懸念を期待に変え、その期待は日増しに高まっている。これを受け、見るたびに新しい「社内お見合い」の中の、アン・ヒョソプの魅力についてチェックしてみよう。

◆怒り?嫉妬?愛?繊細な感情の変化

劇中のカン・テムは、多少独特なキャラクターであるうえ、状況と人によって変わり、立体的にも見える。このため、基本的に安定的な演技力を必要とするキャラクターだが、アン・ヒョソプは余裕溢れる優れた演技力と魅力で視聴者を魅了している。カン・テムは、本当の正体を隠し、シン・グムヒという仮想の人物で嘘を重ねているシン・ハリ(元gugudanのキム・セジョン)に怒りを感じ、社内ではシン・ハリにクールな態度に話す。業務を口実に何度も製品の再構想を指示する一方、シン・ハリが7年間片思いしてきたイ・ミヌ(ソン・ウォンソク)と一緒にいる姿を見て、湧き上がる感情を抑えきれない、意外に可愛い姿をアピールして女心を刺激する。

自分がいじめているのに心配になってしまう、切ない様子はまさに愛だろう。徐々に自分の感情に気づいていくカン・テムの複合的な心理を、理解しやすく、簡単で愉快に描き出した彼の感情変化のディテールを生かした演技は、光を放っている。また幼少時代、雨の日に経験した交通事故により、涙を流しながら苦しむトラウマを持つカン・テムの姿も繊細に描き出し、作品への視聴者の没入度を高めたと好評された。

◆コメディからロマンスまで…ジャンルを行き来する演技

アン・ヒョソプはこれまで時代劇、ロマンスなど様々なジャンルの作品に出演。しかし「社内お見合い」での彼の演技は独創的だ。これまで感じたことのない感情に混乱を抱き、どこか壊れたように不自然に見えるカン・テム。ジェットコースターに乗っているかのように感情の渦に巻き込まれる一方、早く認めて冷静を取り戻し、時にはかっこよく、時には可愛くて優しいカン・テムのキャラクターに、アン・ヒョソプならではの色を加えてキャラクターを完成し、“ロマンス職人”として浮上した彼は、ややもすれば反感を招きかねない性格の人物を“絶対好感”に変えさせた。彼が披露した気難しさと優しさが混じったカン・テムのキャラクターは絶大な魅力で愛され、視聴者の胸をときめかせている。

◆抜け出せない魅力の持ち主

能力と財力、抜群の運動神経に完璧なルックスまですべてを兼ね備えた男。彼は完璧なフィジカルとビジュアル、そしてファッションセンスやヘアスタイルによって変わる多彩な雰囲気で、女心を刺激している。業務を処理する時にはスマートな魅力をアピールし、海外バイヤーとの会議では抜群の英語力と優しい笑顔、余裕溢れる処世術で心の壁をなくす。また彼が心を許した人に対しては、親切で心強い魅力まで披露する。アン・ヒョソプは限界のない魅力をアピールし、視聴者の心を捉えている。何よりもシン・ハリという一人の女性のために会社を引き受け、キッチンカーまでレンタルする能力を誇示しながらも自慢しないシーンは、カン・テムの魅力を最大化させ、深い印象を残した。

このような繊細な演技と早い展開でも感情変化を逃さない演技、恋に落ちたカン・テムの完璧な感情を表現し、“ラブコメディの職人”“ロマンス職人”を代弁する俳優として地位を固めている。さらに優れたビジュアルまで、抜け出せない魅力を兼ね備えた彼は、「社内お見合い」を通じてもう一度人生の代表作を更新するものと期待され、これから彼が展開するストーリーと魅力に関心が集まっている。

記者 : イ・スンギル