16日に韓国で放送されたtvNバラエティ番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK」にソン・イェジンが出演した。

同日、新型コロナウイルスに感染したチョ・セホの代わりにウェブ漫画家のイ・マルニョンがスペシャルMCとして出演した。最初のゲストとして、“恋愛ものの擬人化”と呼ばれる女優のソン・イェジンが登場した。ユ・ジェソクは「ビックスターの空気が感じられる」とし、「存在そのものが恋愛ものだ」と評価し、彼女を「イェジン・ハンド（ソンは韓国語で手を意味する）」と呼んで親交をアピールした。ソン・イェジンは「PRには俳優の義務と責任があるので、どんなことをしようかなと思ったけれど、『ユ・クイズ ON THE BLOCK』なら出演したいと思った。完璧に私の意志で、よく観ている番組だし、ジェソク兄さんがいるから出演した」と伝えた。

最近、「39歳」というドラマを撮影した彼女は「ウォーマンス（女性同士の友情）を扱うドラマであり、10代からの親友たちが39歳になるまでのすべてを描いたヒューマンドラマだ。（まもなく始まるので）私だけ見て、チャンネルを変えてほしい」と紹介し、チャンネルを変える可愛い仕草で笑いを誘った。

ドラマのタイトルのように、まもなく40歳になるソン・イェジン。年齢の10の位が変わるのはどのような気分かと聞くと、「正直に40歳になるのは、想像したことがない。20代の時は早く30代になりたかったけれど、40歳、50歳になるのは想像したことがない。今も自分の年齢が信じられない」と話した。

また、放送当時に視聴率21.7％を記録した「愛の不時着」にも言及した。同作はtvNドラマ視聴率1位を獲得した。ドラマの人気を実感しているかという質問に、ソン・イェジンは「『韓国人だけがわかる情緒を、海外の人々に共感していただけるかな？』と思ったけれど、この作品をきっかけに海外のファンもたくさんできた。まだ応援していただいていて不思議だ」と答えた。

当時の撮影で、ソン・イェジンはリアルな演技のためにメイクをしなかったとのこと。顔に炭を塗ってヘアスタイルもぼさぼさにしたりもした。しかし「本当に何も塗っていないのか？」という質問に彼女は「基本はした」とクールに答えた。そして「北朝鮮ではセリ（「愛の不時着」での役名）が美容室に行けないと思って、自分で髪の手入れをした」と答えた。

また、ソン・イェジンは子どもの頃から女優が夢だったといい「5～6歳の時にお母さんとバスに乗って、綺麗という意味を知らなかった時に、人々に『本当に綺麗な子だね』と言われて、家に帰ってきて鏡を観ながら、『綺麗ってどういうことだろう？』と思った。わからないから」とはにかみながら言った。その時、薬指にはめた指輪がキャッチされ、結婚指輪なのではないかと視聴者から注目を集めた。

しかし17日、ソン・イェジンが所属するMSteamエンターテインメントは「ソン・イェジンが『ユ・クイズ ON THE BLOCK』で着用した指輪は婚約指輪でも結婚指輪でもない。スタイリストが衣装に合わせて協賛を受けたファッションリングであるだけだ」と伝えた。

自身が出演した2003年の「ラブストーリー」と2004年の「私の頭の中の消しゴム」について、ソン・イェジンは「ラブストーリー」は叙情的な恋愛物語だと言及した。「私の頭の中の消しゴム」は屋台シーンで話題を集めたことがある。ユ・ジェソクは「この映画の2つのシーンで、韓国の映画史において自身の役目を全うしたと言われている」というと、ソン・イェジンは「今も語られているのが嬉しい」とし、笑顔を浮かべた。

「初恋といえば思い出す国民の初恋の女優」という評価に対して、彼女は「いつまでそんなことを言われるのやら。時間が経ったらもうそんなことは言われなくなるので、自分の年齢に合う別のニックネームをつけてもらえると思う」と話した。

この時、イ・マルニョンが「国民の初恋の初恋が気になる」と質問すると、ソン・イェジンは「今の恋が初恋だ」と答えた。

ソン・イェジンは、2月10日にSNSを通じて、恋人のヒョンビンとの結婚を発表し、話題を呼んだ。2人は3月、ソウル某所で結婚式を挙げる予定だ。新型コロナウイルスにより、厳しい時期であるだけに、2人の意思に従って結婚式は両家の両親や知人たちのみを招待し、非公開で行われる。

「ユ・クイズ ON THE BLOCK」も「お二人の結婚を祝福します」というテロップで2人の結婚を祝った。

tvNバラエティ番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK」は、韓国で毎週水曜日の午後9時45分に放送されている。

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