YouTuberヒョク、数々の困難を乗り越えアーティスト“イ・ミンヒョク”として本格始動！自費で新曲をリリース「さらけ出しちゃえば、後は前に進むだけ」
Kstyle |
現在、美容系YouTuberとして大人気のヒョクが、アーティスト“LEE MINHYUK”（イ・ミンヒョク）として2年ぶりにシングル「Regret」をリリース。昨年は心臓病の告白や事務所の移籍など、様々な困難に直面しながらも、夢を諦めない強い力で再びアーティスト活動をスタートさせた。今回はKstyle初登場ということで、まずはどんな人物なのか、そして企画、制作、そして金銭面に至るまですべてをセルフ・プロデュースしたシングル「Regret」について話を聞いた。
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LEE MINHYUK：YouTube上ではヒョクという名前で、アーティストとしてはLEE MINHYUKという名前で活動しています。僕のYouTubeチャンネルは、最初はK-POPをメインテーマにしていたんですけど、現在は美容系の動画がメインです。YouTuberとしての活動と並行してアーティストとしての活動も今年から本格的に復活させようと、活動をはじめました。
アーティスト活動としては、一昨年の夏にファーストシングルをデジタルで配信して、それ以降はこういうご時世ということもあって一旦アーティスト業はお休みしていたんですが、今年からまた復活させていただきました。
オーディション番組で出会った仲間「今でもたまに…」
LEE MINHYUK：いろんな仲間に出会えたことと、たくさんの方に僕という人間を知っていただけたということですね。そして、もともとずっと一番大事にしている部分ではあるんですけど、謙虚であることは本当に大事だなというのをすごく感じました。仲間に対してもそうですけど、スタッフさんに対しても、もちろん応援してくださるファンのみなさんにも、とにかく謙虚で常に感謝を忘れないことを大事にしていますし、それが今につながっているのかなと思っています。
もし僕がオーディション中、すごく天狗になったり感謝の心を忘れていたら、きっと今、応援してくださる方はいなかったと思うんですね。今もずっと応援してくださる方や僕を助けてくれるスタッフの方、関係者の方々がいらっしゃるのは、たぶん僕のそんなところを見てくださったからこそだと思っています。
LEE MINHYUK：たくさんあるんですけど、みんなすごく仲が良かったことですかね。カメラに映っていないところでも仲が良かったんですよ。合宿中、停電になって水が使えなくなったことがあったんです。水が出ないと顔も洗えないじゃないですか！ 僕はその頃から美容系に詳しかったので、合宿にいろいろ持っていっていて、その時は水がなくても洗えるクレンジングウォーターをコットンにつけて、みんなに一枚ずつ配ってました。
――その時に知り合って、今でも仲良くしてる方はいらっしゃいますか？
LEE MINHYUK：います、います！ 僕が今もずっと連絡を取ってるのは2人いるんですけど、僕が動画をアップすると、だいたい20分後ぐらいには「今日の動画おもろいね」という連絡が来たりとか（笑）。あとは、僕が誰かとコラボすると、それを見て「羨ましい！」とか「僕も会いたいんだよね」という連絡をくれたり。プライベートでも会いますし、今でもたまに一緒にごはん食べに行きますよ。
困難を乗り越える方法は“さらけ出すこと”
LEE MINHYUK：去年は病気の克服に時間がかかったり、事務所を移ったり、一つ壁を乗り越えたと思ったらまた次の壁が出てきて、本当にいろんなことがありましたね（苦笑）。でも、周りの方々の手助けや励ましにすごく助けられました。僕を応援してくれるファンの方がいたから、オーディション後も夢を諦めずにいられたっていうのもありますし。自分の夢を追いかけるにあたっては、一人の力だけじゃ叶えられないことだけど、周りの方々やお仕事関係の方々が「何か力になれることがあれば」とおっしゃってくださったり……。周りの方々のおかげで乗り越えられたというのはすごく大きいですね。
――ご自身の経験を踏まえて、今つらいことに直面している人にアドバイスするとしたら？
LEE MINHYUK：僕がよくやってることで言えば、“さらけ出す”というのが大きかったかもしれないですね。さらけ出しちゃえば、それ以上に出せるものがないと言いますか（笑）。「さらけ出しちゃえば、後は前に進むだけだ」というふうに考えられたのは大きかったです。僕が言う“さらけ出す”というのは、言い換えるとしたら“自分を認める”ことですね。自分を嫌いにならないように、自分のいいところを認めてあげて、前に進もうと努めていました。
自費で新曲をリリース「一番得意なことはセルフプロモーション」
LEE MINHYUK：僕はもともとアイドルになるのが夢だったんです。でも、韓国の事務所の練習生になったけどデビューできず退所して、そのあと日本の芸能事務所に所属したり、タレント業を細々としながらYouTubeも始めて……。何度か挑戦はしたけど、デビューできずに諦めて。でも、やっぱりアーティストが一番やりたいことだったので、諦めきれなかったんですよね、僕は（笑）。YouTubeを始めたきっかけも、最初は自分のPRになれば、というのが目的だったんですよ。けど、ありがたいことにたくさんの人が見てくれるようになって、YouTubeをメインの媒体としてやっていたんですけど……。本質の部分では、やっぱりステージに立って歌って踊る、キラキラした職業への憧れがずっとあって、それを諦めきれずにいたんです。
YouTubeでも最初の頃はK-POPについて語っていたんですけど、それをやめた理由は、僕はもともとそっち側の人間になりたかったから。K-POPの曲を紹介したり、リアクション動画を撮ったり、ダンス解説とかもやっていたんですけど、コメント欄で「○○の新曲が出たから取り上げて！」と書かれると、本当は自分がそう言われる人間でありたかったのに、なれなかった自分がすごく悔しくて。このままだと僕は一生悔しい思いをしたままYouTubeを続けることになるなと思って、ジャンルを変えたんです。その悔しさと、夢を諦めきれないというのが一番大きかったです。
LEE MINHYUK：僕が思うに、僕が一番得意なことってセルフプロモーションなんですよね。YouTubeもそうですけど、自分で自分を売り込むことが僕に一番合ったスタイルなのかなと。じゃあ一回、全部自力で楽曲制作とMV撮影をやってみようと思って、いろんな方にご協力をお願いして、今回の「Regret」を制作しました。自分で直接依頼して、金額交渉して、ミーティングして。楽曲もプロの方に作ってもらいましたし、Mr.Childrenさんのミュージックビデオを撮ったことのある方に撮影してもらったり。結局、全部自分でやれば僕自身も納得できるし、それをきっかけにもっと大きくなれるんじゃないかと思って、自費でやろうということになりました。
――タイトルの「Regret」は日本語では“後悔”という意味の単語です。ヒョクさんも作詞に参加されていますが、どういった想いを歌詞に込めましたか？
LEE MINHYUK：今回は、これまで僕が見せたことのない表情をファンのみなさんに見せたいと思っていたんですね。今までYouTubeではずっと「どうも、こんにちは！ ヒョクです」というふうに、ニコニコした顔しか見せたことがなかったので、自分で言うのはちょっと恥ずかしいですけど、セクシーな表情だったり、強い表情とかを今回は見せたいというのがまずあって。そこから、人の二面性を強く見せられるのって、やっぱり人間のプライドや本音に関わる部分なんじゃないかと思ったんです。そこで考えたのが、たとえば大切な人が離れていってしまった時に人の感情が一番大きく動くんじゃないかということで、「Regret」というタイトルになりました。
MVへの反響は？「こんな顔もできるんだねと…」
LEE MINHYUK：まずは全部と言わせてください！ 一番は、ダンスシーンもそうですけど、ところどころで見せる表情ですね。特に、黒い衣装の時の表情で気に入ってるのが、顔の片方を隠すシーンがけっこうあるんです。ダンスの振り付けでもそうなんですけど、手で顔を隠すことで二面性を表しています。隠している部分が本当の自分の顔で、見えているほうが普段人に向けている、表に立っている時の自分の顔というイメージで振り付けをお願いしました。顔を隠している手を何度も剥がそうとして、本音の自分であろうとはするけれども、やっぱりどうしても見せられないというのが振り付けのテーマですね。顔を隠したり、ダンサーに目を隠されたりするシーンでは、隠された二面性があるということを表現しているので、ぜひ見ていただきたいです。ラストのサビ前に、特にそういう部分が見ていただけると思います。
――こだわりの詰まったミュージックビデオですが、ファンからの反応はどうでした？
LEE MINHYUK：たくさんの方から感想をいただきました。「ヒョクってこんな顔もできるんだねと」と言っていただいたり（笑）。
LEE MINHYUK：「Regret」は失恋ソングに近いんですよ。なので、今、恋愛をしているとか、失恋をしてしまったとか、大切な人がいるとか、そういった方に是非ともこの曲を聴いていただいて、自分が相手に対して抱いている想いや本音の部分を伝える手助けになればいいなと思います。あとは、サウンド自体がけっこうパワフルなダンス・ミュージックになっているので、スカッとしたい時にも聴いてもらいたいですね。
――アーティスト“LEE MINHYUK”として、そしてYouTuber“ヒョク”として、今後の活動予定について教えてください。
LEE MINHYUK：2月23日にリリースイベントが決定しています。今のところ都内と、できれば他にも何箇所かやりたいなと思っています。あとは、2月27日に僕のライブを予定しています。ライブをやるのは一昨年ぶりなんですよ。新型コロナウイルスの感染が拡大する直前にファンミーティングをさせていただいたのが２月だったので、それからちょうど２年になりますね。「Regret」のリリースイベントと、単独ライブの２つを今は準備しているところです。
――どんなライブになりそうですか？
LEE MINHYUK：アーティスト“LEE MINHYUK”としての魅力を見せたいというのが一つと、あとやっぱり会えない期間が長かったので、それを埋め合わせできるような素敵なショーケースにしたいです。
「SHINee テミンさんのように日本武道館に立ってみたい」
LEE MINHYUK：今年の目標としては、太りたい（笑）。太りたいっていうのが１年通しての目標ですね。アーティストとしての目標は、僕はまだ500人ぐらいの規模の会場が最大だったので、できれば2000人を埋められるぐらいの大きな会場でライブができるぐらいまで成長したいというのが、今年の目標です。究極の夢としては、いつか日本武道館に立ってみたいです。僕が大好きなSHINeeのテミンさんも武道館でライブをしていて、僕も観に行ったことがあるんですが、そういうところに僕も立てるようになりたいです。もしその夢が実現したら、すごく勇気が与えられると思うんですよ。この歳になって、何度も挫折したけど、それでももし僕が武道館に立てたら、諦めないって本当に大事なんだなということをみんなに伝えられると思うので、叶えられるようにがんばりたいと思います。
――最後に、Kstyleの読者のみなさんにメッセージをお願いします。
LEE MINHYUK：Kstyleさんは僕もフォローさせていただいていて、いつも見てます（笑）！ 僕もいろんな情報をKstyleさんからインプットをさせていただくことが多くて、いろんな人に向けて発信する力がすごいですよね。今回そのKstyleさんに初めて僕のインタビューを掲載していただけるということで、僕も大変うれしく思う次第でございます。これを機に、みなさんにもヒョクという人物をあらためて知ってもらえたらと思います。何卒よろしくお願いいたします！
取材：尹秀姫 / 撮影：朝岡英輔
■リリース情報
2ndシングル「Regret」
CD発売日：2022年2月23日（水・祝）
○2022年2月23日（水・祝）リリースイベント開催
タワーレコード渋谷店５Fイベントスペース
※スケジュールは変更、追加になる可能性がございます。
■イベント情報
「LEE MINHYUK後悔のないSpecial Show Case ~Regretだけにね~」
日時：2022年2月27日(日)
【1部】OPEN 14:30/START 15:00 ライブ/特典会
【2部】OPEN 17:30/START 18:00 ライブ/特典会
チケット代：各部全席指定 前売り￥3,000（別途ドリンク代）
場所：K-Stage O!（東京都新宿区大久保１丁目８−４K-SQUARE 3F）
内容：ライブ＆特典会
【備考】整理番号順でのご入場となります。
【入場年齢制限】3歳未満入場不可、3歳以上チケット必要
【備考】整理番号順でのご入場となります。ご入場時、ドリンク代が別途必要となります。
＜チケット販売スケジュール＞
お申し込み期間：2022年2月2日（水）20:00～2022年2月11日（金・祝）23:59まで
当選発表：2022年2月14日（月）より順次
入金期間：2022年2月20日（日）23:59まで
＜チケット販売ページ＞
【1部】https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02q6z8i090621.html
【2部】https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/021a89i4b0621.html
■関連サイト
・ヒョク YouTube：https://www.youtube.com/channel/UC1JblLAuGsgpxjQjROHfwzQ
・ヒョク Twitter：https://twitter.com/L_M_H_smile
・ヒョク Instagram：https://www.instagram.com/hyuk.0115/
記者 : Kstyle編集部
