イ・ソジン、新ドラマ「内科パク院長」で衝撃の姿も…出演を決めた理由は?(総合)

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写真=TVING
俳優のイ・ソジンが衝撃的なビジュアルの医者になって帰ってきた。

TVINGオリジナルドラマ「内科パク院長」(脚本・演出:ソ・ジュンボム)のオンライン制作発表会が本日(18日)開かれた。制作発表会にはソ・ジュンボム監督をはじめ、俳優のイ・ソジン、ラ・ミラン、チャ・チョンファ、ソ・ボムジュンが出席した。

同作は、少しも賢くない新米開業医の“おかしくも悲しい”現実を描く、メディカルコメディだ。本当の医師を夢見たが、今日も閑古鳥が鳴く診療室で、医術と商売の間で悩むパク院長の赤字脱出生存記を描く。今月14日にTVINGで放送がスタートした。

脚本兼演出を手掛けたソ・ジュンボム監督は、原作のウェブ漫画を映像化した企画意図について「現実をよく見せようとした。その手段としてコメディを選んだ。原作では医者としてかわいそうな姿を多く見せたが、ドラマでは家長や父親、夫としてかわいそうな姿をたくさん見せなければならないと思った。妻がノーマルではなく、長男と次男も彼を苦しめる。この部分は原作にはない部分だ。究極の目標はパク院長が幸せになることだが、そうなるために多くの方にご覧頂きたい」と説明した。

続けて「メディアに映る医師は華やかでカッコいいが、『内科パク院長』の中の医師を見ると小さな店を経営する人のような感じだ。周りのお父さん、お母さん、家族とよく似ている」とし「激しく生きていく周りの人々や自身を見ながら慰められてほしい」と視聴者に伝えたいメッセージについて語った。

原作との違いについては、原作にないキャラクターを挙げた。ソ・ジュンボム監督は「原作だけで十分価値があったので、違う方向にいかなければならないと思った。ウェブ漫画は現実性が中心になるが、ドラマではとんでもないキャラクターが追加された。チャチャ母子(チャ・チョンファ、ソ・ボムジュン)から現実にいるだろうかと思われるキャラクターで差別化した」と伝えた。

主人公のパク院長はイ・ソジュンが演じる。ソ・ジュンボム監督は「ウェブ漫画を映像化すると思った瞬間から、シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ) を選んだ瞬間から意外性が必要だった。イ・ソジンさんは、バラエティ番組ですらジェントルな姿を見せたじゃないか。(イ・ソジンに)出演してもらうためにはハゲもあきらめたが、扮装を受け入れてくれてよかったと思って、楽しく撮影した」と伝えた。

意外なキャスティングだったイ・ソジンは「元々コメディが大好きだった。僕が子どもの頃は、コメディはコントが主流だった。そういうのを見て育ったので、コメディはいつもやりたいと思っていた。ラブコメディはオファーをたくさん受けたが、ロマンチックなものがあまり好きじゃないのでコメディに出演することにした」と出演の理由を伝えた。

パク院長という人物については「パク院長はかわいそうな人だ。生活が苦しいし、借金も多いし、家族は皆ノーマルではなく、職員も同じだ。周りにノーマルな人がいない。変な人々の間で暮らすのでノーマルな人がほとんどない」と語り、これからの展開への期待を高めた。

「内科パク院長」は、韓国で毎週金曜日の午後4時にTVINGで単独公開される。

記者 : パク・スイン