「IDOL:THE COUP D'ETAT」ハン・ソウン、トラウマ克服…EXID ハニらCotton Candyの夢の行方は

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「IDOL:THE COUP D'ETAT」放送画面キャプチャー
ハン・ソウンがソン・ビョンホの手から解放され、トラウマを完璧に克服した。

13日に韓国で放送されたJTBC月火ドラマ「IDOL:THE COUP D'ETAT」で、ステラ(ハン・ソウン)の過去が明らかになり、見る人々の胸を痛ませた。しかし、彼女は今までとは違って、キム監督の提案をきっぱりと断り、今までの痛みを乗り越えて視聴者に感動を与えた。

これに先立って、ステラはずっと自分に付きまとっていた得体の知れない視線の主人公であるキム監督と向き合って恐怖に震えた。真っ白になった彼女に向かって不気味な微笑みを浮かべるキム監督の姿は見る人々をぞっとさせ、史上最悪のキャラクターの登場を予告した。さらに、彼がCotton Candyの初のファンサイン会の会場まで訪れて存在感を示したことが明らかになり、不安が倍増した。

続いて、ステラとキム監督の事情が公開され、皆を衝撃に陥れた。キム監督は過去、厳しい生活に追い込まれていた幼いステラを薬物で誘引し、自分が制作する成人映画に出演させたのだ。恐怖に怯えながらもこれに抗議するステラに、キム監督は「君は僕のミューズでしょう」と、図々しく自分が制作する映画に再び出演することを提案し、視聴者の怒りを買った。

トラウマで苦しんだステラは、Cotton Candyから脱退すると話し、ジェナ(EXIDのハニ)の心を複雑にさせた。1人で怒りを抱え込んでいた彼女は、無力感を克服するためにキム監督に立ち向かうことを宣言。ジェナも「一緒に戦ってあげる」と話し、彼女に勇気を与えた。

ステラはジェナと一緒にキム監督に会い、「今度私に会いに来たら警察に通報する」と強く話した。続いて、ジェナも「ステラはこれ以上あなたが作った過去に囚われない」ときっぱりと話した。すると、キム監督は「君が撮影した映画のメイキングフィルムを持っている」とステラを脅かし、パニック状態に陥った彼女は、ジェナに脱退させてくれと哀願した。

事情を聞いたメンバーたちは事態を解決するため、キム監督について調べ始めた。ステラは1人で悩み続けているうちに、ジェナの言葉に勇気をもらい、再び戦うという固い意志を示した。事件解決の糸口をつかんだジェナとステラは、以前とは違う冷たい顔でキム監督に会い、キム監督の娘とその娘の夢に言及し、勢いを反転させた。

アイドルを夢見るキム監督の娘のロールモデルがCotton Candyだということを知らなかったキム監督は、押し寄せる罪悪感からステラに「動画なんかない。君の前には二度と現れない」と謝罪した。これまで自分を苦しめてきた長年の心の重荷が取れたステラは、メンバーたちと一緒にトラウマを克服し、人々を感動させた。

一方、ダン(X1出身のイ・ウンサン)からの突然のフィーチャリングのオファーを断ったチェア(キム・ジウォン)は、寂しい気持ちを隠せなかった。いつも自分に自信があまりないチェアを残念に思っていたトロイ(B1A4 バロ)は「君じゃないと駄目だ。この曲」と、自身の判断を根拠に彼女を説得した。彼の言葉に自信を持ったチェアは、ダンのフィーチャリングのオファーを受け入れ、自分だけの可能性を証明し、彼女の言った通り“失敗”というブースから抜け出し、人々を微笑ませた。

ついにそれぞれの限界を乗り越えてより一層成長したCotton Candyのメンバーたちが、成長のための最後の関門である音楽番組での1位を獲得することができるのか、関心が集まっている。

「IDOL:THE COUP D'ETAT」は韓国で本日(14日)夜11時に最終回が放送される。

記者 : イ・スンギル