「調査官ク・ギョンイ」イ・ヨンエ、死の危機に直面も…自身の生きる理由とは

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「調査官ク・ギョンイ」放送画面キャプチャー
イ・ヨンエが死の危機の中で生きる理由に気づいた。

4日に韓国で放送されたJTBC土日ドラマ「調査官ク・ギョンイ」第9話で、ヨン局長(キム・ヘスク)によって危機に置かれるク・ギョンイ(イ・ヨンエ)の姿が描かれた。人生への意志がなかったギョンイが、死の危機からようやく生きる理由を取り戻す脱出過程は感動を届けた。奈落に落ちた彼女を救い出したのは、そばにいる人たちだった。

この日の放送はギョンイとK(キム・ヘジュン)、ヨン局長の三者対面で始まった。Kはギョンイにとって大切な同僚であるナ・ジェヒ(クァク・ソニョン)に言及し、彼女を挑発した。ジェヒが死んだかもしれないと不安だったギョンイは怒り、Kはいたずらにヨン局長を呼び、新しい話を持ち出した。殺人後、後処理をしてくれる人が必要だとし「ヨン姉さんの願いを私が聞いてあげる」と共助を提案したのだ。ヨン局長はこれを受け入れ、キム部長(チョン・ヨンソク)の邪魔になるギョンイを始末するように指示した。

ギョンイはなんとか助かったが、深い貯油タンクの底に墜落した。一人残された彼女のそばにはゴミしかなかった。夫が亡くなったとき、生きる価値がないと自ら引きこもりになった彼女は、今回もここから抜け出すべき理由を探せずに疲弊していた。その時、孤立したギョンイを呼んだのは、ジェヒの幻だった。ギョンイは「毎回私を引き戻すのはなぜあなたなの?」と話し、また外に出るために奮闘した。貯油タンクの終わりが近づくと、ギョンイのそばには同僚たちがいた。失踪したギョンイを探していたサンタ(ペク・ソンチョル)、ギョンス(チョ・ヒョンチョル)が助けに来ており、死んだと思っていたジェヒも生きていた。

一方、Kのそばには誰もいなかった。ヨン局長が用意してくれたシェルターは監獄のようだった。叔母を想いながら涙を流すKの姿は寂しかった。同時にヨン局長と手を組んだKの意中は何か、注目が高まった。Kはヨン局長が叔母を死に至らせた事件の背後であり、ヨン局長が前から自分を捕まえようとしていたことを知っている状況だ。ヨン局長を共助することでKは何をしようとしているのか、関心を集めた。

再び集まった調査Bチームは、Kを捕まえるために知恵を集めた。ギョンスがKの助力者ゴヌク(イ・ホンネ)の腕のタトゥーを思い出して追跡し、見つけた。ギョンイはヨン局長がKを捕まえようと提案したときが、統営(トンヨン)事件以降であることに注目し、ゴヌクに統営事件について聞いた。ゴヌクは「船上パーティーの防犯カメラ映像は、自分たちが探す前に削除されていた」と話した。ギョンイは「どう考えても、この事件にはより大きな何かがある。防犯カメラ映像のバックアップがある可能性は?」と疑った。

放送の終盤には、ゴヌクの自宅の前に謎の箱が運ばれ、緊張感を高めた。その中には、頭にリボンをつけた男がプレゼントのように立っていた。怖くて震えるサンタ、ギョンス、ゴヌクと、びっくりするギョンイの姿が、果たしてこの男を送った意図は何か、男の正体は誰か、関心を高めた。本格的に統営事件を調査し始めたギョンイとチーム員たちは果たして何を見つけるのだろうか。

また、この日の放送ではベールに包まれていたヨン局長の息子の実体が衝撃を与えた。ヨン局長の次男ホ・ヒョンテ(パク・ジビン)は、可愛らしい顔のため“ウサギ”と呼ばれているが、実はみだらな生活をしている人物だった。市長選挙に出馬する長男ホ・ソンテ(チェ・デチョル)をサポートするヨン局長の知られざる弱点が浮き彫りになり、関心を集めた。

記者 : イ・ユニ