パク・ジョンミン&ソン・ソック&チェ・ヒソ&イ・ジェフンが監督!ショートフィルムプロジェクト「Unframed」予告編を公開

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写真=WATCHA
「Unframed」のメイン予告編が公開された。

「Unframed」はフレームから抜け出して新しい可能性を探る4人のアーティスト(パク・ジョンミン、ソン・ソック、チェ・ヒソ、イ・ジェフン)が、心の奥深く抱いていた想いを脚本にし、演出したショートフィルムプロジェクトだ。昨日(22日)、12月8日の公開を控え、メイン予告編を公開した。

今回公開された予告編は、「4人のアーティスト、4つの物語」というフレーズで、パク・ジョンミン、ソン・ソック、チェ・ヒソ、イ・ジェフン4人のアーティストが披露するさまざまな物語に対する好奇心をくすぐった。まずパク・ジョンミン監督の演出作である「学級委員長選挙」は、大人の世界と同じくらい激しい5年2組の学級委員選挙の風景を収めた小学生ノワール作品だ。楽しいヒップホップビートに合わせてラップのように繰り広げられる子どもたちのセリフと、選挙演説を繰り広げる小学校教室のざわざわした雰囲気が注目を集めた。そして「インホ、あなた、学級委員になる?」という意味深なセリフで、緊張感溢れる雰囲気を醸し出した「学級委員長選挙」は、今後繰り広げる斬新な面白さを予告し、好奇心を刺激した。

次にソン・ソック監督の演出作である「再放送」は、結婚式場に同行することになった叔母と甥の、面倒で切ない1日を描いたロードムービーだ。家族の中で1番暇だという理由で、叔母を結婚式に連れてくるように頼まれたスイン(イム・ソンジェ)は、暖かい日差しを浴びながら叔母の家に向かう。一緒に昼食を食べておしゃれをして一緒に道に出た2人の姿は、どこか懐かしく、笑いを誘う。結婚式場に行くことが気乗りしない様子を見せたスインは、どのような事情を抱えているのか、好奇心をくすぐる。ここに実際の母親と息子、叔母と姪が交わす日常の中の会話シーンを捉えたかようなリアルなセリフ回しと、イム・ソンジェ&ピョン・ジュンヒら俳優たちのナチュラルな演技が合わさり、「再放送」が届ける面白さと感性に対する期待を高めている。

チェ・ヒソ監督が演出した「バンディ」は、今まで言えなかった特別な秘密を教えることを決心したシングルマザーのソヨンと、9歳の娘バンディの物語を描いた作品だ。「バンディはすごく気になると思う」というナレーションで、視線をひきつけた同作は、娘に何かを言おうと決心した母親ソヨン(チェ・ヒソ)と、不機嫌そうに車の外を見つめる娘バンディ(パク・ソイ)の姿で、2人の間にまだ明かされていない秘密があることを暗示した。華やかな色と幻想的な雰囲気は、映画が披露する映像美に対する期待を高め、美しい旋律の上に聞こえる「昔、世の中にあったものの中には、もうなくなったものもある」というセリフは、「バンディ」が届ける深い余韻を予告する。また「担保」「ただ悪より救いたまえ」など、多数の作品を通じて、素晴らしい演技力を証明したパク・ソイの新しい演技にも期待が寄せられている。

最後にイ・ジェフン監督の演出作「ブルーハピネス」は、未来に対する不安や悩みを抱えたまま、平凡な人生を夢見る就活生チャニョン(チョン・ヘイン)が、いくらもがいても簡単に手に入らない幸せを追う物語だ。主人公のチャニョン役を演じたチョン・ヘインのイメージチェンジにも注目が集まっている。就職を準備すると同時に、運転手のバイトをして、家事までしている忙しい彼の前に、優秀な高校時代の友人スンミンが現れて、新しい可能性を示す。幸せへの近道のように見える目の前の誘惑に揺れるチャニョンを、完璧に演じた俳優チョン・ヘインと、スンミン役で熱演を披露したイ・ドンフィが、どのようなストーリーを披露するのか、期待が寄せられている。「全てなるようになるさ」と自分自身に言い聞かせるようにつぶやいた言葉は、幸せを夢見るが不安を抱えたまま現実に耐えなければならない若者の心境を表現し、「ブルーハピネス」が現代を生きる若者から共感を呼ぶ作品であることを予告した。

記者 : パク・スイン