本日（12日）、執行猶予期間中に無免許運転をし、飲酒測定を拒絶後、警察官に暴力を振るった疑いが持たれているラッパーのNO:ELが拘束された。

ソウル中央地方裁判所のムン・ソングァン令状専担部長判事は同日、「容疑が判明し、逃亡の恐れがある」として、拘束令状を発行した。

彼は先立って、同日の10時30分に行われた令状実質審査を欠席した。彼は弁護人を通じて、「多くの方々に本当に申し訳ありません。過ちに対する罪の償いを甘んじて受けます」とし「謝罪する気持ちで令状実質審査を放棄します」というコメントを明かした。

国会議員チャン・ジェウォン議員の息子であるNO:ELは、9月18日の午後10時30分ごろ、瑞草区（ソチョグ）盤浦洞（バンポドン）で接触事故を起こした。当時、彼は警察の飲酒測定と身元確認の要求に応じず、警察官に頭突きをしたと報じられた。

NO:ELは以前にも飲酒運転をして運転者をすり替えた疑いで、懲役1年6ヶ月に執行猶予2年を言い渡された。執行猶予期間にまた犯罪を起こしたのだ。

警察は彼を現行犯として逮捕し、今月1日に道路交通法違反（飲酒測定拒否・無免許運転・財物損壊）と傷害、公務執行妨害などの容疑で事前拘束令状を申請した。