「警察授業」ジニョン、すべてを諦めて警察学校を離れる…今後の行方は?

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=放送画面キャプチャー
不法賭博団の検挙に成功したジニョンが、すべてを諦めて警察学校を出ていった。

4日の夜9時30分に韓国で放送されたKBS 2TV月火ドラマ「警察授業」第15話では、それぞれの道を歩むことになったユ・ドンミン(チャ・テヒョン)、カン・ソンホ(ジニョン)、オ・ガンヒ(f(x)のクリスタル)の様子が描かれた。

“捜査コンビ”のユ・ドンマンとカン・ソンホは、徹底的な捜索を続けた末に、不法賭博団のトップがソ・サンハク(カン・シニク)教授であるという衝撃的な事実を知った。しかし、ソ・サンハクが賭博団の資金で警察を助けるケヤキ後援会を運営していたという意外な事実が明らかになり、視聴者をジレンマに陥れた。

4日の放送では、ケヤキ後援会に関する一部始終が明らかになり、衝撃を与えた。この日、犯人検挙中に負傷を負い、10年も昏睡状態だったソ・サンハクの息子ソ・ミヌの葬儀式が行われた。ソ・ミンウが、現場で犯人コ・ドクベ(シン・スンファン)を助けようとして事故に遭ったこと、そんな彼の病院費を稼ぐためにソ・サンハクが後援会を運営していたという複雑な因果関係が明らかになった。

すべてを知ったユ・ドンミンは、不法賭博団の調査中に亡くなった婚約者のキム・ウンジ(ファン・スンオン)と、今回の事件に巻き込まれて前科者になったパートナーのパク・チョルジン(ソン・ジヌ)を思い浮かべ、「事情を何一つ抱えていない人がどこにいるんですか?」と怒りをぶつけた。結局、罪悪感がピークに達したソ・サンハクは、屋上の欄干の上に立ったが、現場に現れたカン・ソンホは、「行って、罪滅ぼしする姿を見せてください。教授に見てもらってこそ、僕が学べるんじゃないですか」と心から彼を説得しようとした。ユ・ドンマンと一緒に過ごした時間だけ、しっかりと正義感溢れる人に成長したカン・ソンホの姿は、視聴者をときめかせた。

また、横暴を働いてきた不正警察ハン・ジョンシク(ユ・テウン)が逮捕され、スリリングな展開を見せた。クォン・ヒョクピル(イ・ジョンヒョク)は、ソ・サンハクの教授室から、裏金を口実に脅迫するハン・ジョンシクの声が録音されたUSBを発見し、その後に逃走を試みたハン・ジョンシクのもとを訪れて、スピーカーで録音を再生した。困惑した彼が、警察に緊急逮捕されていく瞬間は、痛快なカタルシスを与えた。やがて、パク・チョルジン、コ・ドクベ、チャン・ジェギュ(イ・ソンウ)、そしてソ・サンハクが次々と容疑を認めるシーンが描かれた。

嵐のようだった協力捜査は成功裏に終わったが、カン・ソンホはオ・ガンヒと結局別れることになった。外出の日にオ・ガンヒは、母親のオ・ヨンジャ(キム・ヨンソン)が罪を犯して刑務所に行くたびに向かった“別れの場所”にカン・ソンホを連れて行った。ここでカン・ソンホは涙を見せ、「今は君の隣にいる資格がなくて……」と申し訳ない気持ちを理由に別れを告げた。オ・ガンヒは目頭が赤くなって「ここ、お母さんと再会した場所なの。絶対に戻ってきて。戻ってきて、私とここで会おう」と宛もなく待つことを約束して、視聴者を悲しませた。

放送の終盤にカン・ソンホは、退学届を提出して警察学校を離れるという大きな決断を下した。しかし、ノートパソコンの画面の中に、不法賭博サイトに表示されているケヤキ後援会のロゴを見て衝撃に陥った。

このように「警察授業」は、犯罪を犯した腐敗勢力がすべて検挙され、罪を償う痛快な展開を見せた。果たして激しい協力捜査を展開し、切ない思い出と友情を育んだ警察学校の人々の関係はこれからどうなるか、最終回に期待が高まる。

KBS 2TV月火ドラマ「警察授業」は5日の夜9時30分、待望の最終回だけを残しており、オンライン動画サービスプラットフォームwavveで視聴することができる。

記者 : チャン・ウヨン