「わかっていても」チェ・ジョンヒョプ、キャラクターとのシンクロ率は50%?“料理は上手じゃなくて…”

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写真=YNKエンターテインメント
俳優のチェ・ジョンヒョプが「わかっていても」放送終了の感想を伝えた。

チェ・ジョンヒョプは最近韓国で放送が終了したJTBCの土曜ドラマ「わかっていても」で、片思いではなくて本物の恋愛をしたい男ヤン・ドヒョク役を演じて、直進しか知らない純愛を描き出し、魅了されるしかない代替不可能な魅力で視聴者の心を奪った。

彼は愛の前では純粋で温かく、“じゃがいもくん”という愛称で親しまれたヤン・ドヒョクに完全に入り込み、劇への没入度を高めて独創的なキャラクターを完成させた。10年ぶりに初恋の相手と再会した後、再び恋に落ち、二度と逃したくないが積極的にアプローチするのも怖い、片思いで悩む人物の心理をリアルに描き出して視聴者にトキメキを与えると同時に、同情心を誘った。

またチェ・ジョンヒョプは、ハン・ソヒ(ユ・ナビ)を巡ってソン・ガン(パク・ジェオン)と三角関係を形成して緊張感を与えた一方、優しく思慮深い性格でナビのプライドを守るなど、毎回存在感をアピールした。

このように視聴者を魅了して次期作が期待される俳優に浮上したチェ・ジョンヒョプ。今後の彼の活動への関心が高まっている中、彼の一問一答を紹介する。

――放送終了を控えた心境はいかがですか?

チェ・ジョンヒョプ:「わかっていても」はウェブ漫画を通じて先に見て、ドラマとして制作されるというニュースを聞いてから、この作品に必ず参加したいと思っていたのが昨日のようですが、もう最終回を控えているなんて、すがすがしくも残念な気持ちです。この数ヶ月間、“じゃがいも青年”ヤン・ドヒョクとして視聴者の皆さんからたくさん愛されて注目していただき、とても光栄でありがたい時間でした。

――同年代の俳優と共にした撮影現場でした。メイキング映像での雰囲気が、気楽で楽しそうに見えましたが、実際の撮影現場の雰囲気はどうでしたか、また同僚俳優とは親しくなりましたか?

チェ・ジョンヒョプ:僕は他の俳優と共演するシーンが少なくて、思ったより親しくなる機会がなかったんです。それにもかかわらず、現場で会うとみんな気楽に声をかけてくれて、撮影する時にも、休憩している時にも実際の友達のように楽しく過ごしました。

――劇中でドヒョクはナビのためにさまざまな料理を作って喜びと感動、そして癒やしを伝えました。実際に誰かのために料理を作ったことはありますか?

チェ・ジョンヒョプ:たまに家で一人で料理を作ったりしますが、まだ誰かのために料理を作ったことはないです。そのせいか、撮影中に機会があったら僕も誰かのために料理を作ってプレゼントしてあげたいなと思いました。

――長い間初恋の純情を守ってきたヤン・ドヒョクを表現するため、重点を置いた部分は何ですか?

チェ・ジョンヒョプ:友達のように気楽ですが、その中でも温もりと優しさ、そしてトキメキを表現しようと思いました。そして子供時代に親しかった関係だったので、長い間会えなかったですが、“ぎこちない”という感じはなるべく与えないようにしました。

――本人が思うキャラクターとのシンクロ率はどれくらいですか?

チェ・ジョンヒョプ:ドヒョクとは50%くらいだと思います。僕もドヒョクのように、たくさん考える性格です。そして僕にも温かくて優しい部分があるけれど、そうじゃない面もあります。普段はドヒョクのように明るく笑ったりしない方ですし、料理が上手ではありません。だから半分くらい一致していると思います。

――「わかっていても」で最も記憶に残っているシーンを選ぶならどこですか?

チェ・ジョンヒョプ:ドヒョクのゲストハウスで、彫刻科のMT(メンバーシップトレーニング)を行ったシーンです。シーンというよりは、その時の現場が記憶に残っています。たくさんの俳優、スタッフと共にした現場だったので、それだけにみんなで苦労して、楽しく撮影しました。だからより記憶に残っています。

――「わかっていても」とじゃがいも青年ヤン・ドヒョクを愛してくださった視聴者の皆さんに一言お願いします。

チェ・ジョンヒョプ:これまで「わかっていても」を愛してくださり、関心を持っていただいたすべての方々に感謝しています。今後、今より成長した姿で視聴者の方々に恩返しできるよう頑張ります。

記者 : イ・スンギル